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トップ > 2011年07月09日

海・ウミ・うみ・・・

朝のジョッギングと午前のプールとサウナ。最近トライしているのは、全身の力を抜いて水に完全に任せて浮くこと。脱力の極地を味わうわけだ。これって、御霊に委ねるときと同じで、こちらの力が抜けているほどに霊の流れに浮かぶようにして乗ることができるのだ。

午後は映画ではなく、本日は湘南の海へ。放射能はすでにどうしようもないゆえに、開き直りだ。この時期、どうしても海の匂いに疼くのだ。ランチは『湘海艇』にて、私はマグロの頬肉のステーキ。これ、かなりイケル。柔らかい牛肉のようだ*1

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葉山、厨子海岸、江ノ島海岸はサーファーや海水浴客でかなり賑わっている。放射能などどこ拭く風と言った感じ。私もつられて上半身裸でちょっとマッスルをご披露。江ノ島ではいつもの夫婦饅頭と冷たい緑茶で一息。祭りの日のようだった。ここに来ると古き良き日本が味わえるわけ。しかし最近の海の家はえらくカラフルで、原宿のようだ。昨日のグラフィックのような昭和の匂いがしない。

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ファイル 2312-4.jpg

これはわが愛車、Ford ESCAPE。Salt氏は30万キロ乗っているようだが、私は現在15万キロ。この前はトーラスだったが、何しろ米国仕様で長さが5Mを超えるため、見かけはリッパだが小回りが効かなかった。ESCAPEは4WDだけあってキビキビと動くので気に入っている次第*2。クーガも検討しているが、次の車検まではと。ちなみにゼロウォーターなるコーティング剤を見つけて、これが手軽でピカピカになるグッドなグッズ。お陰さまで新車の光沢。カー愛好者にはお薦め。

ファイル 2312-5.jpg

かくしてしばし現状をすべて忘れて、夏の半日を満喫してきた次第。かなり焼けたかもだ*3。↓ちょっとアソビ・・・




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追記:Salt氏のブログにあったCKBのクリップ。ちょうどこのエントリーと一致。けっこう楽しいかも。

しかし私はやはりAKBがイイかも・・・

*1ついに福島牛から規制値の5倍の2,300ベクレルの放射能が。都路牛ももはや食べられない・・・。福島はやはり経済的にも壊滅するだろう。子供たちはやはり疎開させるべきだったと思う。
*2が、3リッターのためガスを実に食うこと。
*3学生からは、センセイって、サーファーですか、とよく聞かれるのだ。ちなみにあの反町と竹野内と稲森いずみの『ビーチボーイズ』はけっこう好きだったのだ。

CLIP:生殖細胞の性別決める遺伝子を発見 基礎生物学研[PR]

 次世代に遺伝情報を伝える生殖細胞の性別を決める遺伝子を、基礎生物学研究所(愛知県岡崎市)の小林悟教授(50)=発生学=らのグループが発見した。8日付の米科学誌サイエンス電子版で発表する。

 生殖細胞は、個体を構成する体細胞とは違い、卵子や精子となる細胞。卵巣や精巣に移ってから卵子や精子に分化するため、体細胞で作られる卵巣や精巣が生殖細胞の性別を決めると、従来は考えられていた。

 ところが、小林教授らはショウジョウバエを使った研究で、卵巣などに移る前の始原生殖細胞に、すでに性差があるのを発見。メスの始原生殖細胞でのみ、Sxl(sex lethal)遺伝子と呼ばれる特定の遺伝子が活性化していることがわかった。

 研究では、メスの始原生殖細胞でSxl遺伝子の働きを抑制すると、卵子に分化せずオス化の性質がみられた。逆に、オスの始原生殖細胞でSxl遺伝子を強制的に活性化して卵巣に移すと、メス化して卵子に分化し、正常に受精した。小林教授は「生殖細胞自身が性別を決定することが初めて証明された。将来は生殖細胞の性別操作ができるかもしれない」と話す。(本井宏人)

元記事

来るべき"ユートピア世界"

ちょっとクリップしておく(英語が分からない人もGoogleなどで翻訳して必読):

ファイル 2310-1.jpg

ファイル 2310-2.jpg

ジャパン・チェックメイト

朝の空気がやや生暖かく、湿気が多いが、それでも気持ちのイイ走りであった。放射線ももはや開き直るしかないと思うようになってきた自分がコワイかもだ。

火山学者の早川氏がきわめてDr.Luke的なことを言われている。

被災者たちのユートピア幻想がこの国を滅ぼすと。

この意味で、松本復興大臣が県知事にいった「知恵を出さないやつは助けない」は、相手の立場を思いやった親切なことばだったと受け取るべきである。しかしこれを、ジャーナリズムが悪意を持って報道し、それを見た住民とその他の日本国民が情緒的に反応して大臣を辞任に追い込んだ。大臣は、その言葉を住民に向けて語ったのではなかった。県知事を諭したのだった。

みずから工夫して努力しようとせず、助けてもらって当然だの姿勢を取る住民が自分の地域を復興できるはずがない。

被災住民とその他の日本国民の間にも緊張関係がある。血税をいくらまで何に投入するか、きっちり考えないといけない。かわいそうだけでは、この困難は乗り切れない。そんなカネはこの国にない。

安直安易なユートピア幻想からはやく目を覚まして、現実を直視して実現可能な対応策を練らないと、この国はほんとに滅ぶ。

まことに同意する次第であり、これはニッポンキリスト教でも起きていることだ。牧師や教会に傷つけられたとか、延々と繰言を垂れ流すいわゆる「カルト教会被害者」たち。彼らの根底にあるのは甘えであって、自己責任を放棄した単なる霊的幼稚園児に過ぎない。被災者を叱咤した松本ドラゴン氏は不遜だとしてバッシングを受けたが、同様に「カルト被害者」たちを批判することは冒涜だとか、自分が見えない狂気の入った連中も出没するこのニッポンキリスト教において、私なども同じ立場にある者として、ドラゴン氏にはもっと苦言を呈してもらいたかったと思っている。まあ、石原慎太郎氏も同じ類とは思うが、彼らのホンネがこのような形で扱われるニッポンはすでに オ ワ ッ テ イ ル。

このように「3.11」でも私が指摘するニッポンとニッポンキリスト教の「合わせ鏡の病理」を見ることができる。私は何度も指摘している通り、このニッポンはもはや 復 興 し 得 な い。ニッポンキリスト教も崩壊するか、666の印を受けて魂を悪魔に売り渡してまでも形だけ生き延びる道しかないと思っている。かつて私も講義を受けた土居健郎の名著にして予言的書の『甘えの構造』がこのニッポンとニッポンキリスト教を滅ぼすのだ*1火山学者の早川氏もニッポンはチェックメイトしていると言われる。一応放射線医学を学んだ者としても、まことに同意する次第。

・汚染の程度はチェルノブイリを上回る。(チェルノブイリでは、555 kBq/m2 の Permanent Control Zone(移住必要区域)に40万人。フクシマではこれ相当 1.11 uSv/h に120万人。)
・汚染源を封じ込める見通しが立たない。
・パニックを恐れて政府が国民に本当を言わない。
・情報公開すると不安が拡大してしまう。したがって、日本は詰んだ。

さあ、読者諸氏、こうなってくると、みんなで「ええじゃないか踊り」をするか、何事もないかのように耳目を塞いでひたすら自分ワールドに閉じ籠るか、あくまで復興を目指してガンバルか、延々と繰言を垂れ流すか、片っ端から叩く対象を見つけて鬱憤を晴らすか、さっさと安全地帯に避難するか、・・・各々方、どうやって残された時間を過ごすのでありましょうや?このニッポン、これからが 悲 劇 の 本 番、そしてそれぞれの心のあり様がモロに現されてくるわけで、人間がニンゲンたるの本質の病理標本がちまたに溢れるようになるモードに入ったのだ。Dr.Luke的にはきわめて興味深い時代観察ができると考えている次第*2

ただ、これは別にニッポンに限ったことではない。前から言っているが、『黙示録』は指数関数的構造、これから災害や悲劇はこれまでの比ではない*3。これらのグラフ見て、おののきを感じる人はマトモな人。何も感じない人はオメデタイ人、どうぞそのままハッピーな人生を送ってくだされ。

ファイル 2309-1.jpg

ファイル 2309-2.jpg

それにしてもTwitterとかでオツムのよろしい人々がまさにピーチクパーチク、真実と真理を"追求"していらっしゃるが、これはサルによる玉ねぎラッキョウの皮むきと同じだ。延々とどこに真実や真理があるのか・・・。あ る わ け な い だろうが、この世に!ここでも幻想(ユートピア)世界の病理がある。かくして民主政治や表現の自由が自己崩壊を招くことに気がつかない お ろ か さ。大衆が皮をむきつくして何もないことに気がつくときがコワイ。そのアパシーの時こそあの者が立つ時なのだ。私こそが真理であると!大衆は大手を振って迎えることであろう。独裁者は決してトップダウン体制からは生まれない、大衆による支持をバックに、ボトムアップするのだ*4

万物の終わりが迫っています。だから、思慮深くふるまい、身を慎んで、よく祈りなさい。-1Peter 4:7

参考:

*1そもそも原発を誘致した地域は国からの補助金を宛てにし、それで潤っていたのだ。ここにすでに甘えの構造がある。これを忘れて、被災者は神聖にして侵すべからずの姿勢がそもそも・・・。
*2:早速ひとつの症例が→一時停電、断水でも…全住民対象? 「被災証明書」ドミノ式乱発 (産経新聞)
*3:What is KYT?
*4私は民主党政権が生まれる直前、これは「ニッポン版文化大革命」であり、ニッポンは民主党もろとも自己崩壊すると予言した。今、竹中氏が名言を言った、百年に一度の困った政権下で千年に一度の災害が起き、すでにタイムアップしたと。この確率はどの位?単なる偶然?それとも・・・。

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