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トップ > 2011年12月14日

中東情勢UPDATE

オバマがドローンRQ-170の返還を求めたことに対して、イランはクリスマスのオバマのおもちゃは返さないと回答。オバマは完全に侮られている。

ファイル 2633-1.jpg

さらにイランはRQ-170のリバースエンジニアリングを完了するまで、ホルムズ海峡を封鎖すると。同時に同海域で軍事演習を実行する模様。

一方のイスラエルはイランに対して最後通牒とも思えるメッセージを送っている。

A senior Israeli cabinet minister on Monday said Iran must be forced to face an existential question over its nuclear drive: choose between getting an atomic bomb, or survival.
"We believe that in order to stop the Iranian military nuclear project, the regime in Tehran should face a dilemma -- whether to have a bomb or to survive," Strategic Affairs Minister Moshe Yaalon told reporters in Jerusalem.

要するにイランは生存(核開発中止)か核爆弾(同継続)か、どちらかを選ぶしか道がないと・・・。詩篇83編(Ps 83:1-5)、エゼキエル38章(Eze 38:1-10)の戦争がきわめて現実味を帯びているわけで、私たしたちはソレを目撃する世代なのかもしれない。繰り返すが、私が与えられた2012年のキーワードは

"Destruction & Uncontrolable"

時代は「すでに終わっている未来」の現実化へとささらに進むのだ。

霊的にもイスラムが隆盛を究めつつある。イスラエルでもあの神殿の丘にクリスチャンとユダヤ教徒が入ることを禁じられた。立ち入りを許されるのはモスレムのみ。

さらにチュニジアでもイスラムの勝利の旗を掲げる宗教警察が誕生。

明らかにカインとアベルにルーツする神に拒絶されし者と受け入れられし者の相克が明らかになっている。

ところは変わってロシア。25,000人が集結するアンチ・プーチンデモの行われているモスクワ、ボロタニア広場上空にUFOが出現して、現地は一時騒然。そころがこれ、スパイ・ドローンの一種。いやはや、私たちはどこで監視されているかわからない時代に入っている。

時は元禄15年12月14日

昨日、RoppongiのTSUTAYAで購入。森村誠一『新説忠臣蔵』。

ファイル 2632-2.jpg

そう、今日は討ち入りの日だ。藤原秀郷氏の子孫である大石内蔵助、昼行灯、茫洋として何を考えているか分からない鷹揚な人物。根っからの自由人で、遊び好き。美男子ではなかったが女にモテた。お家断絶の後、山科に篭もり、橦木町*1で浮橋と浮名を流した。敵を欺く策とも言われているが、それが人間大石の大石たる処と私は思っている。前にも紹介したが、この書は彼の筆になるもの

ファイル 2632-1.jpg

ここに掲載したのは細川家下屋敷に預けられた義士たちの世話をした堀内伝右衛門が切腹直前の内蔵助に頼んで書いてもらったものですが、実際は源実朝の歌をそのまま書きつけたものです。とっさのことゆえ・良い句が思いつかなかったのかも知れません。

武士の矢並つくろふ 小手のうへにあられたはしる那須のしの原

内蔵助の筆跡について、書道家の石川九楊氏は次のように印象を語っています。

『筆跡を見るとスタイリストだったのかなという気がします。「ふ」や「る(流)」の最終の点が右上に高く位置してポーズを取っています。当時の武家の基本書法である御家流を踏まえていますが、筆先が立って筆圧が高い。例えば「の」の字。終筆部でいったん沈んでから上に向かう時、少し左に出して・ゆるやかに上げていくのが普通なのに、大石は鋭く一気に回転部を書き切っている。たぶん独自の美学があった人ですよ。代々家老を勤める家に生まれたわけだから、教養もあったでしょうしね。』(「芸術新潮」・特集「世紀の遺書」・2000年12月)

ファイル 2632-3.jpg

死を前にしてこれだけの洒脱な書をものせる彼の胆力。大石内蔵助良雄、実にわが憧憬の人物。討ち入りを見るとき、物事は人数ではないと分かる。彼は当初三百以上いた家臣に血判を押した神文を書かせている。しかしある時、討ち入りはやめたとして、それを全部返して回った。喜んで受け取る者はそのまま去らせた。次々に個人の事情で脱落する者もあり、残ったのは大石を入れた四十七士*2。まことに2万人以上を300人にしぼったギデオンの物語と共通する。鍵は忠義。大石は言っている、まことに武士の道は愚かにして、ややこしきものでござる、と。彼はすべてを了知しつつ、なお、そのために命を差し出したのだ。

 あら楽や 思ひははるる 身は捨つる 浮世の月にかかる雲なし

*1:よく祇園一力茶屋と言われているが、実際は伏見橦木町萬屋。
*2:討ち入り後姿を消した足軽の寺坂吉右衛門をどう見るかで、四十六士とも言われる。寺坂が大石の密命を受けたのか、単に逐伝したのか。寺坂について描いた池宮彰一郎の『最後の忠臣蔵』は前に紹介した。

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