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Dr.Lukeの一言映画評と本日の一枚

このところ朝が雨に見舞われ、走れない。ややフラストレーションが・・・。プールも連休。身体性を意識している私的にはかなりつらい連休の日々である。しかし、マッスル記事は反響がありますねぇ、面白いことです^^

ファイル 337-1.jpgで、映画は『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』。最近題名を英語のままカタカナで表記する傾向があるが、これはあまりいただけない(私なら「血塗られた欲望」とでも・・・)。言葉の貧困現象か?かつては"Love Is A Many-Splendored Thing"に「慕情」なる名訳を与えたものだが・・・(香港に行ったとき、観て来ました、この舞台となったロケ地)。

まあ、それは置いておいて、一言、ニンゲンの心の闇の怖さを十分に味わう作品。下手なホラー物よりも恐ろしい(ストーリーはこちらを)。主人公のダニエルが障害を負った息子を捨ててまで油井掘削で一攫千金を狙うのはまだ理解できるが、第三啓示教会とかの牧師が実に怖い。悪魔祓いのショーで人々を集め、全国の伝道旅行で"興行的"には成功するのだが、ある種の霊に憑かれているダニエルから虐待を受け、また"悔い改め"を迫ると言う形でその復讐を果たす。しかもダニエルに献金を要求するのだ。しかしついにはダニエルの姦計に落ち、ついにはダニエルによって・・・。

かくして本作品で暗示されるメッセージは、イエスの血などはニンゲンの果てしない欲望と心の闇には何らの力もないのだ、と言うこと。いわゆるキリスト教徒の方がむしろ倒錯しているのであって、欲望の赴くままに生きるダニエルの方が真実であり、献金を求めつつ神の赦しを求めさせる牧師の方が異常なのだ、と言うメッセージである。

なるほど、この牧師を見ていると、いわゆる聖霊派系の有様を彷彿とするが、確かに表情はダニエルに比してはるかに"上品"ながらも、その仮面の下の心が端々に現れており、かなり不気味である(私の言うところの「牧師顔」)。この映画もややニーチェ的色彩を帯びた作品である。キリストご自身とキリスト教を明確に分離していない人々にはかなりショッキングな場面が多いことだろう。

 * * *

ファイル 337-2.jpg本日の一枚はAnnekeiの"Tsuki"。デンマークの生まれで、NYにて活動するも芽が出ないでいたとき、日本のプロデューサーに発掘される。Voiceがアンデルセンの国の出身だけあって、ファンタジー系で、曲調も癒し系。

Dr.Lukeの一言映画評

ファイル 326-1.jpg朝のジョッギングがiPod+Nikeで面白い。自分のワークアウト結果を記録できるので、エンカレッジされる。で、映画は往年のスター、ロバート・レッドフォード監督主演の『大いなる陰謀』。『マジソン郡の橋』で大人の恋愛をしっとり演じた私の好きなメルリ・ストリープとトム・クルーズも光っていた。911以降のアメリカの空気を反映した作品。ストーリーはこちらを参照。Dr.Luke的にはカナリ好きなタイプ。

野心に満ちた政治家が仕掛けるアフガン作戦の陰謀を巡り、教え子二人を戦地に送ることになった、自らもベトナムに従軍した大学教授と(歳を取ったがロバート・レッドフォードがしぶくてカッコいい、私もこんな大学教師になろう^^)、政治家(トム・クルーズ)の陰謀に気がついたジャーナリスト(メルリ・ストリープ)がその良心の葛藤を経て、真実を語ろうとする。そして世界を変えたいとする純粋な思いで従軍するハーバードの有能な若者二人の悲劇的な運命。その合間に現代的な反抗的な若者と大学教授の対話が展開する。

要するにひとつの事態に対して、それぞれの人格と立場を持つ者たちがどう関わるか、何が真実で、何をもっとも大切にすべきなのか。これを問いかける作品。ある意味、黒澤明の『羅生門』に通じるものがある。人はしばしば目に見える事柄でしか事態を判断することができないものだ。目に見えることは人を容易に欺く。特に霊的な事態では言える。今般のクリスチャン・トゥデイの件にせよ、ローカル・チャーチの件にせよ、わがKFCの件にせよ、最終的に人は自分自身を超えて振舞うことはできない。すべてはその人が何を大切にし、何に殉ずるのか、そしてその人自身の表現なのだ。それが、その人の人生を、否、永遠を決める。

Dr.Lukeの一言映画評と本日の2冊

ファイル 311-1.jpgジョージ・クルーニー主演の『フィクサー』。ストーリーはこちらを。チョイ悪の主人公をクルーニーが実に渋く演じている。真実を握った者は、そのことによって命や社会的立場を危険に曝す事があるわけで、その緊迫感溢れる葛藤をリアリティをもって演じていた。しかしクルーニーはカッコイイ。若い頃はやや軽い感じだが、年輪を重ねてその顔のシワすらも魅力となっている。憧れますね^^また、助演の女優ティルダ・スウィントンがややサイコな役をその病理性をうまくかもしつつ好演していた。(昔のトム・クルーズの『ザ・ファーム』にモチーフが似ていたかな・・・)
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Dr.Lukeの一言映画評と本日の一枚

わが日常も徐々に巡航速度に・・・。

午前中はプールとサウナ。プールの行き帰りにiPod+Nikeシューズをテスト。これ、実に面白い。距離や消費カロリー、さらにミュージックの選択やコーチまでしてくれる!?花粉が消えたら本格化したい。プールでは1,000㍍ノンストップはやや軽くなった。メニュを工夫する必要があるかも・・・。

午後はLAZONAでランチ。ここにお茶漬け屋があるのだが、実に鰹ダシの効いた茶漬けで、しかもヘルシー。お薦めですね。で、シッポまであんこの入った鯛焼きを仕込んでチネチッタへ。渋めのお茶と一緒に映画を観ながら楽しむわけだ。小市民Dr.Lukeのささやかなし・あ・わ・せ。時に午前の体の疲れが心地よく、すやすやしているが・・・。

ファイル 307-1.jpg映画は『クローバーフィールド-HAKAISHA-』。要するにエイリアン的パニック映画だが、カメラワークに特徴がある。映画の中の人物がハンディカムで記録すると言うわけで、パンの動きが早く、目が回る。これで実に臨場感がかもされている。最後は・・・で、カタルシスはあまりない。

来週あたりから新作が次々に公開。連休に向けて楽しみである。

 *   *   *

ファイル 307-2.jpg本日の一枚は、Jazzピアノの安井さち子の"Enamorada"。Vocalはなく、Jazzyなノリのセッション曲。中にムードのある曲も・・・。車の中でデートの時イイかも^^v
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Salt's World

Salt氏の世界をflashでまとめてみました。写真は主にemiさんが撮られたものです。

●Salt's World

・flashはこちらから右クリックでDLできますが、左クリックで大きな画面で鑑賞できます。

ファイル 304-1.jpgBGMはSalt氏の作った"Life is beautiful"。演奏はSalt&Urib◎ssa。自閉症の子供が成長する様を歌った曲です。なんだか心に沁みますね・・・。

昨年のコンサートの様子はこちらを。





Dr.Lukeの一言映画評と本日の一枚

ファイル 301-1.jpgアカデミー賞候補浅野忠信主演『モンゴル』(→ストーリーはこちら)。監督は『ベアーズ・キス』や『イーストウエスト/はるかなる祖国』のセルゲイ・ボドロフ。言葉はすべてモンゴル語に、一部中国語。昨年、ここでもボロクソに評した角川春樹の『蒼き狼』とは天と地のデキの差。リアリティの重みがまったく異なる。ストーリーはほぼ同じで、彼がチンギス・ハーンとして全地の半分を支配するに至るまでの苦難と、その前哨戦である兄弟の契りを結んだ盟友との壮絶な戦いと葛藤を描く。このあたりのモチーフは『ベン・ハー』とも相通じる。浅野忠信がこれだけの役をこなせるとは実に意外。反町と菊川の学芸会芝居とつい比べてしまった。一見の価値あり。お薦めです。

陰の声:しかしこれを観ると朝青龍があの調子なのも理解できるかなあ~。

 * * *

ファイル 301-2.jpg森川七月の『& Jazz』。1985年生まれのJazz Vocalist!?わか~い。わが長女は84年生まれだからなあ~(森川七月に負けない美少女ですよ^^)。テクはあるし、歌もうまい。が、ダイアナ・クラールと比べるのは気の毒だが、声がまだ青い・・・。しかしアルバム自体は、スタンダードナンバーばかりではあるが、そこそこ楽しめる。これからおじさんも応援しよう。

 * * *

来週の私のメッセージがない件についてお問い合わせをいただきました。理由は簡単。某所でのJazz Liveのため。なんと不信仰な!とお叱りをいただくでしょうか?先にも書きましたが、私は気ままにやらせてもらいます。だれと?・・・はい、私がひとりの単なる普通の男となれる相手ですね(アブナイな~の声・・・笑)。もちろんJazzが分かり、その楽しみを共有できる人物ですが。いわゆる教会事にのめり込みますと、ビョウキの人などに絡まれたりして、人生の楽しみを喪失しますから。というわけで、年初にも言いましたが、これからは気ままに予告無しにセレブもさぼります。

陰の声:私はけっこう若い子にモテルのです^^

 * * *

日銀総裁白川氏に。さっそくの難題が、ということだが、大丈夫かな、ほんと・・・。

It's nice to be fifty―

Photo Gallery-2008 Spring-(flash movieですが、何が出ますか?ちょっと時間がかかります・・・)

・swfファイル(flash本体;右クリックで保存)

が必要です(クリックしてください・・・)。

Dr.Lukeの一言映画評

ファイル 282-1.jpgホラーものの『デッド・サイレンス』。腹話術の人形をめぐるホラーサスペンス。確かに人形は怖い。しかしこの怖さは人形自体のではなく、人形に投影されたニンゲンの怖さなのだ。やはり地球上で一番怖いもの―それはニ・ン・ゲ・ン。この手の作品は観ることがすべて。よってここまで。

 * * *

帰宅して三ツ池公園にて桜の鑑賞でぶらり。八分咲きといったところか。ところが、花粉がこわくて引きこもっていたので、なんだか走りたくてウズウズし出して、ついにジョッギングを再開。ランニングを求めている肉体になっているようで、走ると実にカ☆イ☆カ☆ン・・・。喜びがこみ上げてくるから不思議だ。

と言うわけで、ついに冬眠を終えて春がきてしまいまいした。今年度はどんな学生諸君との出会いがあるでしょうか。けっこう楽しみである♪

 * * *

ファイル 282-2.jpg横浜赤レンガ倉庫で洒落たJazzコンサートホールを発見。その名をモーション・ブルー・ヨコハマ(サイト→http://www.motionblue.co.jp/top.html)。さっそく4月4日に予約を入れました(わがbirthdayの一日前だ、あれ、何歳になるんだっけ・・・)。アーチストはRAD&Fred Wesley。

西海岸ベイエリアが誇るジャジー・ソウルのディーヴァ/スーパー・キーボーディスト、RAD.。スペシャル・ゲストに'70年代ファンク全盛期を支えた「JB's」のフレッド・ウェズリーを迎え、凄腕メンバーと共に狂熱のグルーヴを巻き起こす期待の2days!

だそうだ。講義開始前の最後のあそび、さてさて・・・。

Dr.Lukeの一言映画評と本日の一枚

ファイル 280-1.jpg女優としてのノラ・ジョーンズの初主演作『マイ・ブルベリー・ナイツ』。キーにはそれぞれの物語がある。

ところはNYのダウンタウン。失恋の痛みを抱えたエリザベスはカフェのマスター・ジェレミーに打ち明けつつ、慰めを受ける。淡い恋愛感情が目覚めるも、エリザベスは一人旅に出る。NYから離れるにつれ、各場所で男と女の痛みを経験する。自身はジェレミーに手紙を書き続ける。彼もエリザベスを必死で探す。そしてある晩、カフェに戻るエリザベス。ジェレミーとの愛は・・・?

ブルベリーの甘酸っぱさそのままのオトナの恋愛ストーリー。ノラ・ジョーンズ選曲のJazzも悲しくまた甘く響く。この種の胸キュンのオトナの男女の関わりは、けっこう好きかな、Dr.Luke的には・・・。最後の台詞、「ここまで来るのに1年かかった。待っていてくれる人次第なの・・・」がジーンと来たなあ。

ファイル 280-2.jpgで、CDもオリジナル・サウンドトラック。"MY BLUEBERRY NIGHTS"。Norah Jonesが女優もできることに驚いたが、その初々しさが新鮮だった。(→Norah Jonesのインタビュービデオクリップ)

Dr.Lukeの一言映画評

ファイル 260-1.jpg『ノーカントリー』。第80回アカデミー賞主要4部門受賞作品。麻薬取引に絡む事件に巻き込まれたベトナム帰還兵と彼が手に入れた大金を追うサイコパス的殺人鬼の追跡劇、さらに私の好きなトミー・リー・ジョーンズの演じる保安官の三つ巴のサスペンスドラマ。それぞれの男がそれぞれの人生と価値観を持って、互いに対峙する緊迫感。そして最後にトミー・リー・ジョーンズの醸す何とも言えない虚無感。ニンゲンと世の中の本質が不条理性にあることを暗示するのか?やや難解な玄人向け作品。単純なカタルシスは味わえない。

 * * *

午後はずっとSPA LIBUR Yokohamaにて6時過ぎまで過ごす。露天風呂から始まってサウナまで、さらに岩盤浴と。ビュッフェで溜まっていた本を一冊読み上げる。帰ってきて、自宅の風呂と・・・。と言うわけで、風呂好きなDr.Lukeのシアワセな一日。

Dr.Lukeの一言映画評

ファイル 253-1.jpg『バンテージ・ポイント』。テロ撲滅集会の演壇上で米大統領が狙撃される。SPのバーンズは過去のトラウマを抱え、神経過敏気味に警護に当たっていたが、ただちに犯人を追跡する。しかしそれは意外な罠であり、真犯人は実はきわめて身近にいたのだ。同じ事件を現場に居合わせた8人の視点(バンテージ・ポイント)から描く新しい手法。それぞれには人生があり、過去があり、バラバラであるも、物語の進行によって最後にある一点に収束する。かなり楽しめる作品。お奨め。

 * * *

ファイル 253-2.jpg山小屋の魅力に光のきらめきがある。雑木林のフラクタルな美しさと光線のコントラスト。自然は美しい。ファイル 253-3.jpg

世界が造られたときから、目に見えない神の性質、つまり神の永遠の力と神性は被造物に現れており、これを通して神を知ることができます。

Dr.Lukeの一言映画評

ファイル 227-1.jpg『エリザベス・ゴールデンエイジ』。時は日本の関が原の戦いの少し前。25歳で英国の女王となったエリザベスは国家と結婚することを誓い、暗殺の陰謀をかいくぐりつつ、ヴァージン・クイーンとなる。しかし当時ヘンリー8世のカトリックから聖公会の分離、エリザベスはプロテスタント、国民は半分がカトリック。そのような宗教的混乱も絡んで、種々の思惑が錯綜する。

国家に身を捧げるべくエリザベスも独身を貫くが、やはり女性。心を寄せる男が出現するのだが、彼と自分の腹心の侍女に裏切られる。あくまでも知性と冷静さをもって知られるクイーンもその嫉妬の炎に狂う。そして自らの従妹であるスコットランド女王のメアリー・スチュアートとの確執。メアリーによる暗殺の陰謀が暴露するも、エリザベスは彼女を処刑したくはない。が・・・。ついにメアリーの処刑を口実にし、ヨーロッパ全土をカトリック国家にする野望を秘めたスペイン王フィリペ2世がイングランドに無敵艦隊を送る。絶望的に見えたアマルダの海戦、しかしヴァージン・クイーンは自ら甲冑で馬にまたがり、兵士と生死を共にする決意を告げるや、自然の追い風もあって、イングランドは大勝利。かくして彼女の黄金時代を迎えるわけ・・・。

という次第で、今回はネタバレですが、歴史モノはやはりそのスペクタクル映像に魂がありますので、問題ないと思いますが・・・。それにしても興味深いのはカトリック、プロテスタント、聖公会と、いずれも主イエス・キリストを旗印にした宗教組織が互いに血みどろに闘うわけ。プロのエリザベスは即位した際も、いわゆる宗教的寛容策をとり、自分の王位権や社会的罪を犯さない限り、内心の信条では差別もせず、罰しないと宣言する。

国家と教会の関わりは神学的にはややこしいようだが、単純に言えば、その統治原理が違う。これが重なる時、つまりキリストの頭首権を大義妙分として国家権力が行使されるとき、それは実に恐るべき状況を呈するのだ。この意味で私はニッポンがニッポンキリスト教国家化されることにはある種の恐怖感を覚える次第。いわゆるキリスト教はあくまでもマイナーな宗教のままでいて欲しいと考えている。が、キリストの御体、いのちの御国は着実に伸び拡がることを祈るし、かつ信じている。ここでもキリストご自身(いのち)とキリスト教(宗教)の致命的相違を見る人は幸いである。

わたしの国はこの世のものではない。

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