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日本国の真実

午前中のプールとサウナで、会社経営のおじさんと話し込んだ。わが国は経済的にもはや立ち行かないことを、経営者は身をもって知っているのだ。先に紹介したが、個人消費の40%の101兆円を60歳以上に依存しているこの国は、このままでははっきり言ってダメだ。福島にも関係しているそうで、被災地を美談で伝えるマスコミの嘘を指摘していた。いわく、地元の利権が絡んで、あんなことやっていると復興などは無理だと。これが被災地の実態なのだ。とにかく民主党は消費税を上げる代わりに、貧乏人に1万円を給付するなどという姑息なことをやろうとしている。これでは社会主義の末路を辿るだろうと。まことに同意した次第。

この表は財務諸表が読める人は冷や汗が出ると思う。これが日本国の財政の実態だ。

貸借対照表(B/S)
   
平成22年3月31日現在(単位:兆円)

資産の部金額負債の部金額
現金預金 19政府短期証券 97
有価証券 92公債721
貸付金155借入金 22
運用預託金121預託金 9
その他の流動資産 17責任準備金 10
国有財産 37公的年金預金130
公共用資産145退職給与引当金 12
出資金 58その他の負債 18
その他の固定資産 3債務超過額-372
資産合計647負債合計647

正味財産増減計算書(P/L)

(単位:兆円)

年度平成21年度平成20年度
Ⅰ財源8798
租税等4046
その他4752
Ⅱ業務費用136124
人件費56
保険料等交付金67
年金給付金4240
失業等給付金21
補助金等3324
地方交付税交付金1817
減価償却費55
利払費1010
出資金等評価損22
その他の業務費用1312
Ⅲ収支差額-49-26
資産評価差額1-2
為替換算差額-13-10
公的年金預金変動差額63
Ⅳ正味財産増減額-55-35
Ⅴ前期末債務超過額-317-283
Ⅵ当期末債務超過額-372-317

372兆円の債務超過!現在のどぜう氏がなそうとしているのはP/Lの改善、i.e.,収入が少ないので、増税し支出を抑えると。これでは経済は縮まるだけ。リチャード・クー氏が指摘したように、B/Sを改善するべきなのだ。要するに左をインフレによって膨らませること。すると右の負債は総体的に縮小し、債務超過も解消する。私は前からインフレ・ターゲット策を取るべきと書いたが、今回アメリカは2%のインフレターゲット策を取るようだ。これはわが国も右に倣うべきだろう。現にバブル時代は税収60兆、支出70兆(H2)で、きわめて健全だったのだ。それは企業も家計もB/Sの左が膨らんでいたため、安心して消費や設備投資を行えたからだ。

今回自民党谷垣氏が解散を要求したが、民主党をこのままにすれば、ニッポンはマジで崩壊する。しかし、私は2008年に民主党は自己崩壊すると予言した。同時に「ニッポン版文化大革命」によって古株が粛清された後、政権を担当できる人材が枯渇すると言った。さて、皆さん、めでたく総選挙が行われたとして、ダレに投票するかよく考えて欲しい。・・・その人がいますかな?

追記:すでに福島では"核戦争"が行われている。

窮鼠イスラエル、狂的イラン

イスラエルはアメリカとの亀裂により、ますます追い詰められている。

対するイラン、最高指導者ハメネイ師が秘密会議において、革命軍の精鋭を集め、その日に備えている。反対する者は粛清も辞さず。シーア派の終末論によると12番目のイマームがマハディとして出現する時は近い。この時に際して"何か"をする必要があるのだ。革命軍の精鋭は“Soldiers of Imam Mahdi”を呼ばれ、ハメネイ師の格別の保護下にあって、忠誠を尽くす。

追記:イスラエルとPAの対話は何らの進展もなく終わった模様。

追記の追記:私たちはダニエル書11章40節の預言の成就を目撃しつつあるのかもしれない。

嗚呼、ニッポンよ、ニッポンよ!

このおめでたい人を責める前に、このような者たちを選んだニッポン国民さまは、自らのアホさ加減を認めるべきであろう。

この図を見てみると財政再建など無理だと分かるだろう。歴代内閣、みんなポーズとっているだけ。家計で言えば、年収440万の所帯が1億のローンを抱えているのだ。毎年400万の新規借金をし、250万は金利に消え、借換債が2,500万。今のニッポン経済は、先に紹介したとおり、60歳以上の消費で持っている。単純に計算して、1,200兆の個人資産に1,000兆の借金。残り枠は200兆。毎年40兆新規国債発行すればあと5年・・・。

ファイル 2687-1.jpg

次のグラフは債務残高の対GDP比。ギリシャよりも悪いわけ。一応対外債務はないというわけだが。

ファイル 2687-2.jpg

そして根本的な問題は人口問題なのだ。特殊合計出生数1.39。このままでは100年後の人口は4千万から8千万だ。ちなみにこのグラフは未婚率の推移。国力の衰退は明らかであろう。

ファイル 2687-3.jpg

この国は、その合わせ鏡のニッポンキリスト教を見れば、将来が見える。忌まわしき欺瞞のニッポンキリスト教、すでに神の裁きの御手が置かれている。互いに食いつぶし合って滅びつつある。エクソダスの時もすでに過ぎている。同じことがニッポンに置きつつあることに気がついていない。この国は神を侮り、神に背いていることにいつ気がつくのだろう。しかし、その前に、この国はさらに"3.11"以上の悲惨を経なくてはならない。ここに明確に警告しておく。

それは、義人アベルの血からこのかた、神殿と祭壇との間で殺されたバラキヤの子ザカリヤの血に至るまで、地上で流されるすべての正しい血の報復があなたがたの上に来るためです。
まことに、あなたがたに告げます。これらの報いはみな、この時代の上に来ます。
ああ、エルサレム、エルサレム。預言者たちを殺し、自分に遣わされた人たちを石で打つ者。わたしは、めんどりがひなを翼の下に集めるように、あなたの子らを幾たび集めようとしたことか。それなのに、あなたがたはそれを好まなかった。
見なさい。あなたがたの家は荒れ果てたままに残される。-Matt 23:35-38

参考:30代は生きづらいのか

毎日新聞の連載「リアル30’s」の解説によれば、30代は思春期~青年期がバブル崩壊以降の「失われた20年」と重なり、「生きづらさ」を最も感じている世代ともいわれるそう。生きづらさの原因や問題の解決策を示した記事をまとめました。

追記:私はインフレ・ターゲットを採用すべきだと言ってきたが、アメリカがついに史上初めて採用する方向へ動いている。

ME UPDATE

本日は出勤日。試験監督のお仕事。これから雪が降るようだから、早めに帰宅する予定。

中東ではアメリカの空母がホルムズ海峡を無事通過したと、ニッポンのおめでたいメディアが報じているが、裏はいろいろありそうだ。EUやフランスは強硬な姿勢を崩していない。昨日のオバマの秘密書簡が効いているためか、イランとてもなんの理由もなく空母を庭先に招くことはありえない。

そしてエジプトだが、ついにイスラムが政権を執るようだ。モスレム同砲団のFJPが最大政党となった模様。「アラブの春」とは、民主化などは欺瞞であり、イスラム化であると何度も指摘したが、そのとおりになった。

これでイスラエルの立場は危うくなるが、アメリカはイランとの交渉を目論んでいる。かくしてイスラエルは自ら何かをしなくてはならないのだ。London Times紙が次のように報じているようだが、ソースが不明だ。

Israeli officials told visiting USS Chief Joint of Staffs Martin Dempsey that it would give President Barack Obama no more than 12 hours notice if and when it attacks Iran, The London Times reported Sunday.

The Netanyahu government also will not coordinate with the United States an attack on the Islamic Republic, according to the report, the latest in a number of suposed scenarios concerning cooperation or lack of it between Jerusalem and Washington.

エクレシアとイスラエルをめぐる霊の世界の動きはさらに加速する。私たちは主の主権が行使されるように祈るものである。

オバマの対イラン秘密書簡

ファイル 2685-1.jpg

この記事は面白い。大体の筋は:

オバマがテヘランに対して3つのルートから書簡を送った。アメリカはイランと争うつもりはなく、これまでの敵対関係を改善したいと。しかしこれは真にイランと戦わないことを意味しない。実際、対イラン戦は2001年乃至2002年から代理戦争として開始されている。アメリカはシリアを叩きたいが、イランはシリアを援護する方針だ。さらに中国とロシアの動きも警戒して、表向きの戦争は回避したい。が、裏では代理戦争が継続する。テヘランの前にダマスコがありえる。

2003年のバイブルカレッジで指摘したとおり、ダマスコが鍵となるのだ。

ダマスコに対する宣告。見よ。ダマスコは取り去られて町でなくなり、廃墟となる。-Isa 17:1

topics this morning...

昨日はかつての同僚たちと飲み会。13年ブリの仲間もいて、なかなかたのしく話が盛り上がった。それぞれの状況や他の同僚の消息なども交換して、思えば遠くへ来たもんだモード。思い起こすと、80年代後半から90年代初頭は、このニッポンも漠然と将来があると感じられた。家庭をもって、郊外に瀟洒なマンションを買って、週末や休暇には家族や友人と遊んで、夏は海と北海道、冬も北海道の流氷そして温泉・・・・と。まあ、確かによく遊んだ。収入もうなぎ上りで、私のレベルでも2千万弱を稼ぎ出していた。が、ある時に気がついた。投入する時間・労力と搾取される社会保障費(4-5百万!)のバランスを考えると、個人としてこれほどに稼ぐことは、ある意味無駄なことなのだ。一番楽な位置は1千2百万程度。しかしセーブしても(!)1千5百万程度になってしまう良き時代だった。まあ、この番組で象徴されるバブルのマンマ。明らかに教育産業界の盛衰とニッポンの盛衰は確実にリンクしている。

リンクと言えば、面白い記事が。呪われた高層ビル。高層ビルの建設と経済クラッシュに"unhealthy correlation"が見られるとの指摘。中国もすでにかなりヤバイ。昨日の友人のひとりは奥方が華僑で、年商20億程度の商売をされているのだが、彼の話によると中国の経済統計には粉飾があり、実態は既に破綻しているとのこと。シャンハイの高層マンション群などもほとんど廃墟と化しているようだ。粉飾が追いつかなくなるときにはすでに手が付けられなくなっている、と。

ファイル 2677-1.jpg

で、こちらに2012年のビジュアルなひとつの予想がある。

目を転じて、中東はチキンゲームの様相を呈しているが、ロシアは着実にその日に向けた準備をしているようだ。

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霊的状況は世界的な統一宗教へ向かって、カトリックが音頭をとりつつ、"愛による融和・融合"が着実に進められているが、あのJoel Osteenがモルモン教徒のMitt Romneyの信仰は自分たちの信仰と同じであると評価している。この口先男はいわゆるメガ・チャーチの成功者だが、霊的には欺瞞の塊。この者は大いなる裁きを受けるであろう。ちなみに彼の新著は『金曜日の妻たちへ』ならぬ、"Everyday is Friday"だとか。

http://www.cbsnews.com/8301-505270_162-57359651/osteen-romney-believer-in-christ-like-me/" />

ニッポンキリスト教などは言わずもがな、世界的にもすでにキリスト教自体が真の福音の狡猾な敵となっていると指摘しているが、この霊的要塞と経済的要因の融合体が現代のバビロンである。それは自己の生存、価値、目的を担保するもの。人には霊があるが、それは何かを充填されている必要があるのだ。空間は真空を嫌い、権力も真空を嫌うが、霊的にも真空は耐えられない。何かでその真空を埋める試みが宗教であり、社会的達成やスポーツなど、諸々の人間の営みである。あらゆる物で埋めようと試み、ついに「空の空」と告白したソロモンの歩みを繰り返すまでもなく、その霊はただキリストの御霊によってのみ満たされるのだ。すべては一度廃墟と化す段階に入りつつある。繰り返すが今年は「崩壊と制御不能」の年。主イエス・キリスト以外の何かを拠りどころとする者はつまづき、ふるい落とされていくだろう。否、すでにふるい分けは終わりつつあるかもしれない。では、次の神のみ業は・・・。

最後に、東大が何を狂ったか、秋入学とか。欧米を外見だけ真似してどうなるわけ?他の大学にはできないわけだが、東大よ、高ぶることなかれだ。

追記:「ミスター埋蔵金」が直言!日本には消費税50年分の資産が眠っている

プレジデント 1月12日(木)10時30分配信
Yoichi Takahashi●著書は『財務省が隠す650兆円の国民資産』など多数。

 野田佳彦首相は、G20で「2010年代半ばまでに段階的に消費税率を10%まで引き上げる」ことを明言した。東日本大震災の復興財源とする所得税増税などの臨時増税と合わせ、野田政権下で増税一直線に進行中だ。それは、知識がなくて口だけうまい首相が3人も続く民主党政権が、常日頃から増税しか頭にない財務省にうまく転がされているからだ。

 財務省が狙っているのは、当面の復興増税とその後の消費税増税である。3年間ほど復興財源のための臨時増税が行われ、その次に社会保障のための消費税増税というわけだが、これは野田首相が国際公約までしてしまった。この2つの増税は復興と社会保障に回るので、すぐには財政再建につながらない。その後に、本格的な財政再建増税という、3段階増税を目論んでいる。

 まず当面は復興増税だが、復興基本法では、復興債を発行して、それを3年間くらいの短期間で償還する財源は増税とされている。経済学のクッション理論によれば、大震災のような一時的なショックに対応するのは課税の平準化、つまり長期にわたり償還する国債での対応である。100年に一回の大震災なら、増税ではなく、100分の1ずつ償還する100年国債が基本になる。ところが、復興基本法の国債発行は増税が目的で、「つなぎ国債」でしかない。

 また、100年国債の発行なら、公共投資の基本に忠実である。財源に制約をつけず、復興が行える。そして、円高対策としてこの国債を日銀引き受けで行うのである。円高は海外に比べて過小な円の相対価値が高まったためだ。なら、日銀引き受けで円を増やせばいい。そして震災復興財源にもなる一石二鳥だ。
 いまだに「日銀国債引き受けは禁じ手だ」と信じている人が多いようだが、実は毎年行われているのだ。確かに財政法第5条には、「すべて、公債の発行については、日本銀行にこれを引き受けさせ、又、借入金の借入については、日本銀行からこれを借り入れてはならない」と書かれている。しかし、その後に「但し、特別の事由がある場合において、国会の議決を経た金額の範囲内では、この限りでない」と但し書きが続いている。しかも、あまり知られていないが、11年度予算の予算総則において日銀保有国債分については、「財政法第5条ただし書の規定により政府が平成23年度において発行する公債を日本銀行に引き受けさせることができる」と明記されている。

 では、現状でどれだけの日銀引き受けが可能なのか。11年度の予算書の一般総則には日銀直接引き受けの数字が書かれていないが、これを受け、国債発行計画で、12兆円を日銀引受額としている。予算総則での「同行の保有する公債の借換えのために必要な金額」の上限は、日銀の保有国債のうち11年度に償還される額であるが、それは30兆円程度である。となると、日銀引き受けはまだ余裕があり、政治決断さえすれば、11年度の予算の範囲内でも18兆円程度の上乗せが可能だ。

 さらに、財務省の国債整理基金には、過去に発行した国債による12兆円のたまりがある。これを合計すると30兆円の財源が誰にも迷惑をかけずに捻出できる。この程度の日銀引き受けなら、市中消化の原則は守られて、通貨の信認を失うはずがない。
 そもそも財務省は、日本は債務残高がGDPの2倍、1000兆円もあると消費税増税と財政再建キャンペーンに利用しているが、政府の資産も650兆円、実にアメリカの約150兆円の4倍になる巨額なものだ。霞が関はこれについて口をつぐんでいるが、その多くを隠匿している。私は、増税の前にそれを国民の手にとりもどすべきであると言っているだけだ。

 例えば、多額の借金を抱える企業があれば、まず不要資産や保養所、社員の宿舎を売却する。それに本社ビルを売ってリースバックしたり、子会社などを処分するはずだ。ところが、財政赤字の1000兆円が大変だと騒いでいる財務省が、自分たちの宿舎や天下り先の関係子会社は守り、JTや郵政などの有価証券も全部は売らない。それなのに、財政再建のためには税金を上げますというのでは話にならない。政府は現在、JT株の2分の1にあたる500万株を所有しているが、タイミングを見てこれを売却すれば、約2兆円の収入になる。

 国のバランスシートを見ると、資産647兆円、負債1019兆円(10年3月末)である。資産の中には、国有財産37兆円、公共用財産145兆円などのほか、現金・有価証券111兆円、貸付金155兆円、年金寄託金121兆円、出資金58兆円と流動性の高い金融資産が多い。647兆円の中には土地や建物など、すぐには換金できないものや、年金寄託金は将来の年金のためにとっておくとしても、おおよそ300兆円の金融資産があり、容易に売れるはずだ。とくに貸付金や出資金などは天下り先の特殊法人に流れているわけで、それらを民営化すれば、天下り法人の廃止と資産のスリム化が一気にできる。国債償還に回せば負債サイドのスリム化にもなる。一般の企業がリストラの過程で資産と負債の両建てのスリム化が好ましいのと同様である。公務員宿舎に限らず国の資産を民間に売却して有効活用すれば、民間経済の活性化にもなる。

 政府資産の中には、今すぐにでも国民のために使える資金がある。いわゆる「霞が関の埋蔵金」だ。これは一般会計とは別に各省庁が特別な事業、スペシャル・プロジェクトを行うために設けられた特別会計のことである。主に役所が管理し、額が大きいだけでなく、一般会計のように国会で議論されることも少ない。特別会計の規模は、11年度予算で約220兆円。一般会計が約92兆円だから、その2.4倍もの規模である。しかし、額の大きさよりも、問題は資金が余っている特別会計の存在だ。余った資金が無駄遣いされているケースがあるのだ。

 では、霞が関に埋蔵金はどれぐらい眠っているのか。これは埋蔵金の定義によっても変わってくるが、一般的な定義の特別会計の資産、負債差額に絞っても数兆円はすぐに見つけ出せるはずだ。実は10年も、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構から1.5兆円が見つかっている。このほかにも特別会計の余剰金はまだまだある。例えば、厚労省所管の労働保険特別会計には、数理に基づいた保険料が設定されていないために、「私のしごと館」など無駄遣いをしてもなお「埋蔵金」が5兆円程度あるのだ。

 多くの国民は、政府は厳密におカネを管理していると思っているだろうが、実態は逆である。ひと言でいえば、どんぶり勘定だ。民間会社では経費は精査され、赤字の事業は見直す。でなければ、たちまち経営難に陥り、倒産してしまう。ところが国の場合、倒産はないので、おカネの管理はひどく杜撰だ。私が財務省時代につくるまでは、確かな国のバランスシートさえなかったのである。
 足りなくなれば国民に負担を願えばいい、というのが役人の金銭感覚だ。特に財務省はやるべきこともやらずに、ただただ「増税命」の役所である。政府・財務省は、復興増税や消費税増税の前にやるべきことがあるのではないか。

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嘉悦大学教授
高橋洋一
1955年、東京都生まれ。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒。80年大蔵省入省。内閣府参事など歴任後、2006年から内閣参事官。07年「埋蔵金」を公表。08年退官。


追記の追記:おりしもSAPIOの特集が中国経済の崩壊だ。

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M.E. UPDATE

天候は冬景色だが、気持ちのイイ走りができた。熱いシャワーとストレッチで体をほぐしたところ。

昨日から始まった山崎豊子の『運命の人』。先にも本を紹介したが、もっくんがイイ味を醸して、かなり楽しめそうだ。仮に役者が下手でも、原作が綿密な取材により練られているので、十分に見応えがあるのだ。政治的去勢、軍事的去勢、経済的去勢、そして倫理的去勢を受けたニッポン、すでに主権国家ではあり得ないと何度も言っている。この国の命運は民主党の超堅物、岡田氏のやつれ方に象徴されているのだ。

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ファイル 2674-2.jpg

で、M.E.の状況だが、最悪の事態になりつつある。アメリカとイスラエルが完全に決裂。

ロシアはイラン攻撃を自国への攻撃とみなすと宣告。

UNはイスラエルに対して「不法占拠」をやめよと勧告。

イスラエルは完全に孤立しつつある。彼らの真の味方はエクレシアなのだ。私たちの祈りがこれまでになく必要とされている。時代の潮流がまことに早い。かくして私たちはやはり目撃するのであろう。

見よ。わたしはエルサレムを、その回りのすべての国々の民をよろめかす杯とする。ユダについてもそうなる。エルサレムの包囲されるときに。その日、わたしはエルサレムを、すべての国々の民にとって重い石とする。すべてそれをかつぐ者は、ひどく傷を受ける。地のすべての国々は、それに向かって集まって来よう。-Zech 12:2-3

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米、イスラエルの動きを牽制

緊迫する中東だが、アメリカはイランの挑発を受けつつ機会を狙っているが、イスラエルが先制的に動くことに神経を尖らせている。アメリカはイランに対する経済制裁措置の効力が現れる時期を見定める方向。

目に見えない世界の脈動


US intervention in Iran will drag China & Russia into war

アメリカがイランに手を出すならば、中国とロシアが出てくることが懸念される。当のアメリカは世論を誘導しつつ、着実に開戦の大義名分を整えている。これがアメリカの常套手段であることを歴史的に検証する論文。

そしてアメリカは既に財政的にも、経済的にも、政治的にも、さらに倫理的にも破綻している。事実、国防相パネッタは、イランが核兵器を作ってはいない、と知っている。ただ、イランが核能力を有することが問題なのだ、と言う。

一方でイランの核の専門家が暗殺されている。イランはモサドの仕事であると。

またアメリカが人道的立場でイラン人を救出するニュースが流れる一方で、アメリカ人がスパイ容疑で死刑判決を受けている。

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かくして現実はそもそもがフェイクなのだ。『マトリックス』の世界。目に見えないリアリティこそ真の実存。その目に見えない世界の相克がモロに現出する時代となっている。目に見える事柄に気を取られるならば、ただちに欺かれるであろう。サタンも光の天使にマスカレードするのだから。

また、滅びる人たちに対するあらゆる悪の欺きが行なわれます。なぜなら、彼らは救われるために真理への愛を受け入れなかったからです。-2Thess 2:10

10年前から指摘しているとおり、今、私たちに必要なのは聖書に裏付けられた霊の感覚。有視界飛行ではなく、計器飛行だ。霊の世界を感知すること。その世界の脈動によって、世界の動きは予知できるのだ。特にこの3月、これまでのパラダイムを崩壊させるような重大な事態が起きるであろう。

私たちは、見えるものにではなく、見えないものにこそ目を留めます。見えるものは一時的であり、見えないものはいつまでも続くからです。-2Cor 4:18

M.E.ALERT UPDATE

本日は仕事、え、当たり前。いえいえ、本日は補講日。最近では第三者評価などもあり*1、前期後期各15回をキチンとこなすことが要求されているわけ。昔は、曜日によって12とか13とか、極めてアバウトだったのだが・・・。このため英国の夏のキャンプにも参加できないのだ。ま、この時代、福島あたりで命を削って働いている人々を思えば、文句は言えない。

さて、緊迫する中東だが、イランが改めてホルムズ海峡を封鎖すると宣言している。今回は27日実施予定の軍事訓練を口実としている。

同時にイラン最高指導者ハメネイ師は西側の制裁措置は無意味であり、イランは勝利すると宣言。

対するアメリカはホルムズ海峡封鎖がレッドラインである、と。あくまでもイスラエルと大義を共有するとも。優勢を誇る共和党候補Mitt Romneyはオバマの弱腰外交ではイランは核ミサイルを保有すると牽制。大統領選とも絡んで、オバマは決断せざるを得なくなってきた。

しかしながら、アメリカの中東覇権はすでに落ちているとし、イランはこれまでのガテマラやアフガンやイラクなどとは違うゆえ、戦うべきではないとと指摘する向きもある。状況はチキンゲームの様相を呈している。

しかるに聖書的に見たアメリカとイスラエルの関係については次の論考が興味深い。最終的に戻るべき基準は聖書。聖書の預言は必ず成就する。

主のお語りになったことが必ず成就すると信じた女は、なんとさいわいなことでしょう。-Luke 1:45

追記:アメリカの対イラン策は、パールハーバーへの挑発を受けたわが国への「ハル・ノート」と同じだとの観測が出ているようだ。イランからすれば何もせずして死を待つか、一撃するか、だ。その場合は、イランと北朝鮮の関係も浅からぬものがあるゆえに、わが国も無事ではいられないだろう。私の内なる映像はいまだ消えていないのだ。

ファイル 2665-1.jpg

*1:わが校は昨年受審し"n.p."、「付帯意見なし」で無事クリアした

M.E. ALERT!

サウジアラビアと湾岸諸国は近い米・イラン対決に備えて戦時態勢に入った模様。

Saudis, Gulf states on war alert for early US-Iran clash

DEBKAfile Exclusive Report January 5, 2012, 10:35 AM (GMT+02:00)

The armies of Saudi Arabia and fellow Gulf Cooperation Council states stood ready Thursday Jan. 5, for Washington to stand up to Iranian threats and send an aircraft carrier or several warships through the Strait of Hormuz into the Persian Gulf. Riyadh has been leaning hard on the Obama administration not to let Tehran get away with its warning to react with "full force" if the USS Stennis aircraft carrier tried to reenter the Gulf or Iran's pretensions to control the traffic transiting the world's most important oil route.

Wednesday night, the Iranian parliament began drafting a bill prohibiting foreign warships from entering the Gulf without Tehran's permission.

対するイスラエルもイランの演習終了後、突如軍事演習を開始。

The IDF staged a surprise drill at its base at the port of Haifa as Iran completed “war games” that included a threat on Israel.

The IDF staged a surprise drill at its base at the port of Haifa as Iran completed ten days of “war games” that included a threat on Israel.

4日、アメリカは対イラン戦に備え、イスラエルに空母やミサイルを含めた数千人規模の大規模な軍隊を配置。

ファイル 2659-1.jpg

The US military is preparing a massive military campaign against Iran, sending thousands of American troops, warships and weaponry to Israel.

わが国・かの国(2)

わが国の状況:

 ・失業者:350万
 ・ニート+フリーター:400万
 ・精神疾患者:350万
 ・引きこもり:100万
 ・生活保護受給者:205万
 ・財政赤字:1,000兆円
 ・特殊合計出生数:1.34
 ・65歳以上人口比率:25%
 ・放射能汚染:チェルノの10倍

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かの国アメリカの状況:

 ・ホームレス:350万
 ・空家:1,850万 
 ・フードスタンプ受給者:4,500万
 ・財政赤字:15兆ドル

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自由と平等の国、グローバリゼーションの行き着く処。いずれわが国もだ・・・。

ファイル 2657-2.jpg

ちなみにこの記事も面白い。Ron Paulが有力とも言われている米大統領選、あのバイブルコードで有名なモルモン教徒のMitt Romney、彼に対する投票はすなわちNWOへの投票であると。その17の理由は-

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