ガン検診データの読み方-慌てふためかないために

あなたがもし、ガン検診によって「陽性」と診断されたらどうしますか?ああ、オレも年貢の納め時かcrying しかし、これはワナです。統計データをちゃんと読む知識を身に着けておきましょう。いざという時に慌てないように!

この表は大阪がん予防検診センターのものですが、この数値をどう読みますか?ガンがある人の93.2%が陽性だから、自分もダメだと普通は考えるでしょう。が、そう読んではなりません。

ある事象Aの条件の下で事象Bが起きる条件付き確率をP(B|A)と書きます。この健診データで大切なのは、「陽性」と診断された条件の下で実際にガンである確率 P(ガン|陽性)=782/40,735=0.01919…つまりたったの2%です!「感度」はガンを持つ人が陽性とされる確率 P(陽性|ガン) であり、これはガンの人を見落とさない確実性を測る数値です。

お分かりでしょうか?健診結果で慌てふためく必要はないのです。むしろ慌ててアレコレいじり出すと、かえって問題をこじらせます。まことに―

主なる神、イスラエルの聖者はこう言われた、「あなたがたは立ち返って、落ち着いているならば救われ、穏やかにして信頼しているならば力を得る」。 ―イザヤ30:15

キチンとした知識とルーツに則ってデータは読む必要があるわけ。これは聖書を読むときも同じ。読み方のプロトコルを無視するとどちらもドツボにはまる。

彼は、どの手紙にもこれらのことを述べている。その手紙の中には、ところどころ、わかりにくい箇所もあって、無学で心の定まらない者たちは、ほかの聖書についてもしているように、無理な解釈をほどこして、自分の滅亡を招いている。-2ペテロ3:16

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