中動態的生き方のススメ=心身脱落=

ニッポンキ業界のボクシたちにより「伝道だ、奉仕だ、献金だ」で煽られてイケイケモードになるとしばしば疲弊してアパシー状態になる。今度は受け身で、「神の御心に従います」とやって、自らは何もアクションを起こさない受動性に陥る。かくしてどっちに転んでも社会生活は損傷される。カギは何か?能動的受動性、つまり中動態で生きること。道元はこう言っている:

ただわが身をも心をもはなちわすれて、仏のいへになげいれて、仏のかたよりおこなはれて、これにしたがひもてゆくとき、ちからをもいれず、こころをもつひやさずして、生死をはなれ、仏となる。-『正法眼蔵生死の巻』[1]この命題の「仏」を「基督」に読み替えれば、まさにいのちの御霊の法則に乗る生き方の実現である。

中動態的生き方とは心身脱落した生き方でもある。

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1 この命題の「仏」を「基督」に読み替えれば、まさにいのちの御霊の法則に乗る生き方の実現である。

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