再建主義者の説く「法的」と「実際的」なるデュアルワールド?

いつもの再建主義の富井氏の論。

イエスは「御霊において」臨在される。

つまり、イエスが「あなたがたとともにいる」と言われる場合、それは「法的」であって「実際的」ではない。

「朽ちるべき」肉体を持つクリスチャンは、天上にいる。

これは、「法的」であって「実際的」ではない。

実際には、われわれは地上にいる。

彼のシェーマは「法的」と「実際的」の区別だ。すでにわれわれエロヒム属はデュアルワールドに生きていると指摘しているが、私の意味するところは「五感の領域(Natural Realm)」と「霊の領域(Supernatural Realm)」である。

そもそもわれわれ義人はフェイスによって生きる。そのフェイスとは願われるサブスタンスであり、まだ見ていないことの現出である(Heb 11:1)。すなわち実体・実質そのものであり、その現われである。この意味で、「法的」と「実際的」の区別はナンセンスと分かる。

あなたがたは、信のうちにあるかどうか、自分自身をためし、また吟味しなさい。それとも、あなたがたのうちにはイエス・キリストがおられることを、自分で認めないのですか。―あなたがたがそれに不適格であれば別です。―2Cor 13:5

聖霊は真理の霊、真理とは霊のリアリティーそのものである。聖霊はそのリアリティーを<いま・ここ>で実体化してくださるお方。キリストは霊の体をもって昇天されたが、同時にいのちを与える霊として(1Cor 15:45)、私たちのうちに実際的に生きて下さる。これは霊の実際である。今や、物理的次元に拘束されない存在となられたのだ。これを再建主義者は見ていない。

神は彼らに、異邦人の受くべきこの奥義が、いかに栄光に富んだものであるかを、知らせようとされたのである。この奥義は、あなたがたのうちにいますキリストであり、栄光の望みである。-Col 1:27。

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