究極の存在は量子情報?

TwitterでのHotta先生の記事は実に刺激に富む。いわゆる波動関数を物質波と結びつけて実在論的にとらえるのが主流であったが、先生は単なる確率分布、すなわち局所的実在性を有しない量子に関する情報を提示するだけであるとする。この局所的実在性を有しないという命題はかなり刺激的であり、私の知的興味がウズウズとしているところ。先生は今夏にでも新著を出されるようで、大いに期待している次第。

自然科学、とりわけ物理学は、五感で把握できる事物や現象を(主に数学により)記述する体系であるが、その対象をいかにモデル化するか、もっと言えば人間のブレインのフレームに収めることができるか、これが本質である。中でも量子論はこれが実に混迷を極めるわけで、Hotta先生の主張はこれまでのパラダイムを崩すアプローチと言える。

ただし、これも言えるのだ。

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