ニッポン経済がここまで落ちぶれた理由@高橋洋一氏

このビデオは必見。よくこう言われる、国債は国民の貯金で買ってるから、貯金が底をつくと生産に回るカネが不足し、資金調達のための金利が暴騰して経済がクラッシュすると。これをクラウディングアウトと称するが、実は真っ赤なウソ。
国債は国民の貯金で買っていない!
まずは高橋氏がニッポンの経済成長率が世界でドンベ(ビリの諏訪弁)になった理由とはマネー発行がなかったことをデータから示してる。ここで提示された三枚の相関関係のグラフは要保存だ。
要点は、マネー発行を増やせば経済も成長する、当たり前であろう。が、わが国は30年にわたり、マネー発行を絞っているゆえに経済は縮小している。
国債発行とはマネー創造なのだ!
まあ、ビデオの相関データを診ても明らかだが、単純に考えて、人生ゲームやる場合、そこにあるオカネの量が一定ならば、それがグルグルと回るだけで、全体として増加しないから経済が成長できるわけもないでしょう。現実社会では貧富の差が開くだけで、総量は変わらない。つまりゼロサムゲームだから。次の恒等式、良ーく理解してくれ!
GDPの三面等価の原理により
$$Y=C+I+G+(Ex-Im)=C+S+T$$
∴ $$ (S-I)+(T-G)+(Im-Ex)=0$$
where Y:GDP;C:消費;S:貯蓄;I:投資;G:政府支出;Ex:輸出;Im:輸入;T:税金
要するに<民間収支>+<政府収支>+<海外収支>=0。これをゼロサムゲームという。
岸田とZ省がやろうとしているのは、政府収支をプラスにすること(=増税かつ緊縮財政)。ならば、民間収支と海外収支の合計がマイナス、さて、どちらをより多くマイナスにするかということになるわけ。24年度前半は海外収支は13兆のマイナス(日本が黒)だから、単純に26兆/年のマイナスとして、では民間はどこまでプラスになれますかというお話でございます。東神大やJTJの卒業生でもわかるでしょう?![]()
また税金でもろもろの行政費用を負担していると言われているが、これもウソ。考えても見よ、行政の期首は4月、期末は3月、で、納税はいつ? 実は納税がされる以前に支出がなされているのだ。これをスペンディングファーストと言うが、短期国債を発行して、マネーを創造して使っている。もっと言えば、税がなくても行政は回せるのだ! 単純に言って、税は経済をコントロールする制御弁だ。景気が悪ければ税を減らして、民間にマネーを流す、景気が過熱したら税を増やして民間のマネを吸い上げる。
経済主体である、政府、民間(個人+企業)、海外のうち、政府は外生変数、他の二つは内生変数なのだ。これをみな同じ要素として扱うことがそもそもの誤り。他の二つはマネーを作れないが[1] … Continue reading、政府は常に作れる。誰も借金したくない悪い景気の時ほど、政府が借金をしてマネーを作る必要があるのだ。政府が黒字(PB黒字化)になるなんてのは、ちょうど飢餓にある身体から脱血するようなもの。これが今、行われている!
References
| ↑1 | 正確には銀行は可能だが、借り手がなければ融資できないから、作れない。マネーは誰かが借金をする時に生まれる。その際の仕分けは<融資/現金>ではなく、<融資/預金>だ。つまり預金者のマネー貸し付けるのではなく、ただ借り手の口座に数字を書くだけ。借り手は<預金/負債>となり、この預金を引き出して現金化し、マンションなどの支払いに回す。それが会社の社員に分配され、それが消費されて社会へと流れる。その金は単なる数字。現に日銀の発行済み紙幣は120兆、それは日銀の負債である。 |
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