来年度予算案はニッポン沈没を招く
- 2009/12/25 22:04
- Category: 社会
Dr.Luke的日々のココロ
トップ > 2009年12月25日
S兄弟の顔は輝いていた。50歳を目前にして180名から2名正規雇用された彼。年収は1.5倍になるとか。彼は某大手飲料メーカーの現場エンジニアとして9年間契約社員として過ごした。その間、人が嫌がる仕事を一手に引き受け、生産ラインなども創意工夫で立ち上げたそうだ。元々物を作るのが好きな彼は、仕事を苦痛と思ったことはない、と。物ができてくるのを見ることに限りない喜びを覚えるのだ。かくして今回の刈り取りを得た。小さな事に忠実な者は大きな事を任される、とあるとおりだ。
別に収入が増えること自体はどうでもよい、ただ安定感を得て、将来設計ができるようになったことがうれしい、とその顔は輝いていた。10年前に会ったときには、行き詰って、思いつめていた彼だった。その時の表情を思い出すと深い感慨を覚える。よくここまで来たよな、兄弟。当時彼が放っていたオーラは抑うつと閉塞感だった。今はあらゆる事で人生を楽しむことができるようになったとのことで、解放感のオーラだ。その彼は強調した、ニッポンは物を作ることを疎かにしたので、現在の状況に立ち至ったんだ。原点に帰る必要がある、物作りの喜びを若者が知る必要がある、と。
面白いことは、実は彼もニッポンキリスト教からのエクソダス組だ。そしてつかんだ自分の人生。これからだよ、兄弟。共に楽しもうではないか。実に旨いビールと料理を楽しめた宵のひと時だった。
病にあって戦っている兄弟姉妹に、絶えず主の臨在と御手のタッチがありますように。
主がすでにその病を担って下ったことのゆえに、ただ主をあがめることができますように。
主の十字架の効力が彼らの上に明確に現れますように。
In the mighty Name of Jesus!