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Dr.Lukeの一言映画評と本日の一冊

ファイル 1182-1.jpg

ジョニー・ディップ主演の『パブリック・エネミーズ』。

舞台は大恐慌後の1930年代前半のアメリカ。鮮やかな手口で銀行から金を奪い、不可能とも思える脱獄を繰り返す世紀のアウトロー、ジョン・デリンジャー。利益を独り占めする銀行を襲撃する大胆不敵な犯罪行為、強者から金を奪っても弱者からは一銭も奪わないといった独自の美学を貫くカリスマ性に、不況に苦しむ多くの国民は魅了され、まるでロックスターのようにもてはやした。そんなデリンジャーとって、一人の女性ビリーとの出会いは、これからの人生を決定付ける運命の瞬間だった。ビリーもまた危険な選択だと分かりながらも、彼の強引で一途な愛に次第に惹かれていく。一方で捜査当局は、デリンジャーをアメリカ初の“社会の敵ナンバーワン(Public Enemy No.1)”として指名手配する。捜査の包囲網が徐々に彼らを追いつめていくなか、永遠の愛を信じながら、二人の自由への逃亡劇が始まった…。

このビリーとの愛情を巡ってストーリーは展開し、途中、ダイアナ・クラールが登場したり、クラーク・ゲーブルの『男の世界』が上映される。その主人公の最後の台詞「バイバイ、ブラックバード」と自分を重ねるジョンが迎える最期の場面。ジョンを撃ち殺したFBI主任捜査官は後に自殺。それぞれの人生の幕が閉じられた。

さてここで問題は、後に自殺する主任捜査官によって、デリンジャーは「パブリック・エネミーNo.1」と指定された。ところがこの映画のタイトルは定冠詞なしの「パブリック・エネミーズ」だ。もしデリンジャーのことを言うのであれば、「ザ・パブリック・エネミー(単数形)」であろう。すなわち監督のマイケル・マンの心にある真の「社会の敵たち」とは誰か、との問題提起がなされているのだ。例の911事件の際、「ザ・パブリック・エネミー」とされたのはビン・ラディンだった。しかし実は未だ特定されていない真のパブリック・エネミーズがいるのだ。お分かりだろうか。マイケル・マンが提起した問題意識。きわめて今日的な課題である。

ファイル 1182-3.jpg

今後下手をすると、アメリカ社会は預金封鎖や内戦・戒厳令発令などで確実に崩壊することだろう。今はまだ米国債を保有している国々がそれを避けようとしているが、カウントダウンは開始されている。そのとき、真のパブリック・エネミーズはどこにいたのか、誰だったのか、大衆が理解するだろう。が、時はすでに遅しなのだ。真の敵は思いがけない相手であることはよくあることなのだ。いずこにあっても、真の敵を見抜けないことは、結局自分を滅ぼすことになる。

ジョニー・ディップはやや病的な傷を持つ役を演じるのが実に上手い。しかもデリンジャー本人とよく似ている。

 * * *

ファイル 1182-2.jpg本日の一冊。安本美典著『新説邪馬台国-天照大神は卑弥呼である』。同氏は計量言語学の専門家で、数理統計学にも長けている。以前から彼の研究はフォローしていたが、今般その総まとめとも言うべき本書を著した。数理文献学の観点から最近確実視されている邪馬台国機内説を覆す。これでまたこの冬眠の時期を楽しむことができそうだ。

→邪馬台国の会(安本氏主催の研究会サイト)

キリストvsキリスト教

ファイル 1181-1.jpg

                       (↑って?)
Twitterでシカゴのはちこさんがつぶやいている。ウガンダでいわゆるリバイバイルが起きて、キリスト教国となったらしい。すると何と、今回Anti-Gay法案が提出されたとか。ホモは死刑!(→詳細)

これがキリストご自身とキリスト教の違い。私がニッポンが民族総福音化やリバイバルなどして、キリスト教国家ニッポンなどが誕生することに恐怖感を覚えている理由がお分かりでしょう。今のニッポンキリスト教の状況から推して知るべし。キリスト教は人を狂気へと走らせるのです。

顔のことを言われると・・・

ファイル 1180-5.jpg
                   
雨上がりの朝、落ち葉がしとしととNikeのシューズに絡みつく。森の木々も鮮やかさは消え、黄土色と茶色の世界だ。いつもどおりβ-エンドルフィンを堪能。

ファイル 1180-1.jpg三重のKojiクンが面白いことを書いている。12歳の頃自分の顔が嫌で整形手術を考えていたらしい。実は、最近ではイケメンで通っているDr.Lukeも、かつてはかなりのコンプレックスを持っていたのだ。一番問題と思っていたのが、鼻。そして目。親からお前の鼻は上を向いているとか、目が細いとか言われてたため。その刷り込みで自分でもそう思い込んでいた。(現在はアゴひげがあります)

ファイル 1180-2.jpgが、ある日気がついた。鼻も高いとは言えないが、それほど不恰好でもない。それに目も細くない。ここではちょっとお見せできないのだが、30台の頃の写真は、言ってみれば車だん吉。それが今や(自分的には)スティーブン・セガールとも遜色ないと思い込んでいる(またかよ~、と言うなかれ)。きっかけは韓国の若い姉妹たちから、韓国の何とか言う俳優と似ていると言われたこと。当時は「韓国のぉ?」とやや複雑だったのだが(事実、弥生系)、その後の韓流ブームで、私もその気になった。よし、これで行こう、と。

顔は実に面白いもの。リンカーンは男は40になったら顔に責任を持つべしと言っているが、顔を見れば、その人物の人生が見える年齢になってしまった。かのYAZAWAなどは実にいい顔をしている。みなさん、主にあってますますイイ顔になりましょう。

ファイル 1180-3.jpg

で、本日はジョニー・ディップの『パブリック・エネミー』を。

追記:英国BBCが再現したイエスの顔。いかがでしょう、がっかりですかぁ?

ファイル 1180-4.jpg

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