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嗚呼、小保方さん

ついに不正が確定したようだ*1。これから処分決定がなされ、最悪懲戒解雇だろう。弁護団は訴訟を辞さずだそうだが、あの研究ノートでは果たして訴訟維持できるかどうか。なんだか小学生の夏休みの「観察と実験」の宿題みたいだ。そもそも科学の論点を法廷に持ち込むのもではあるが・・・。おじさんたちには、涙で潤んだ目の「STAP細胞はありまぁす」がグッときて擁護派が多いようだが、ほとんどの研究者は匙を投げている。

佐村河内氏から小保方氏、そして与沢翼氏と、なんだかハリボテの象徴が続いてしまったわがニッポン。そもそもこのニッポンという国自体がハリボテだからねぇ・・・。その合わせ鏡のニッポンキリスト教はそのあだ花。機を見るに敏なる牧師さまたちが、リック・ウォレンだの、ダビデ張だのに手玉に取られつつ、あるいはカトリックとの一致とかエキュメニカルとか、じわじわと欺瞞と廃教の道を辿っている。まことに三島の予言通りなのだ。三島には佐村河内氏も小保方氏も与沢氏も見えていた、と極私的には思うのだ*2

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日本はなくなり、無機質な、からっぽな、ニュートラルな、抜目がない経済的大国が残るであろう。

*1:理研はもうひたすらこれ以上かき回されたくない感じだ。ねじ伏せるように終息させたいのだろう。
*2:ホンネを言うと、この国にはまともな神経では生きてはいられんと思っている。どこか自分自身のうちにガス抜きする空間を作っておかないと、ガチしたら相当にヤバイ事になる予感がするのだ。対ニッポンキリスト教も同じ。とてもまともに対峙する対象ではない。実は中学の時、校友会のあり方や教師と生徒のあり方に対して長い檄文をしたためて、放送部に乗り込み、全校に読ませたことがある。スピーカーから流れる自分の言葉を聴いて、何か呆然と他人の言葉を聞いているような感覚だったことを覚えている。三島も多分、市ヶ谷で演説した時、他人事のように感じていたと思うのだ。だからガチで腹を切れた。その意味でも出力30%のアイドリングしていないと、私はこの国では生きてはいけないのだ。

アソビを失った人々の怖さ

人間はホモ・ルーデンス。

ホモルーデンス【homo ludens】

〔遊戯人の意〕
オランダの歴史学者ホイジンガの用語。遊戯が人間活動の本質であり,文化を生み出す根源だとする人間観。遊戯は生活維持を求める生物学的活動を超え,生活に意味を与えるものであると主張される。-大辞林

組織も「20:80(パレート)の法則」で成り立つことは何度か書いた。つまり重要な仕事の80%を20%の人がこなし、あとはそれにブル下がるだけ。社会もそうだ。社会を維持する人は20%、あとは実質的には役に立たない無駄飯食い(Useless Eaters)が80%なのだ。じゃ、彼らを排除した方が合理的かというと違う。80%のムダな人々を排除すると組織は崩壊するのだ*1

つまり人間生活と社会にはムダとアソビが必要なのだ。そのアソビを見失った人がどのような状態に陥るかはニッポンキリスト教の「リバイバル音頭」を踊りたい必死の形相の人々や、逆に彼らを告発する輩を見ると分かる。いずれも狂気へとつながる*2。まあ、私のように遊び過ぎの人もいるかもしれないが(別に批判や非難に反論するつもりもないが)、自分の心や他人を偽って、「聖別されて主のために火の玉になって伝道や奉仕に邁進すべし!!!」と、ややもすると一億層玉砕的なメンタリティに陥り易いのがニッポン人だ。それに迎合しないと神への反逆者とされるから怖い。それらは所詮魂の高揚に過ぎない。

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この点、主イエスがナザレで送られた30年間の人間生活を思い巡らすべきであろう。彼はどんな生活をしていたのだろう。ナザレでは御業をほとんど行えなかったとあり、現地の人々も「あいつはヨセフのセガレじゃねえか」と侮った(Mark 6:1-5)。それほどに彼は普通の人だったのだ。が、しかし、時が至り、最後の3年半に行った業は神の業だった。リバイバルもしるしや不思議をなすことも、われわれが必死に祈ったり・ガンバルことにはまったくよらないのだ。神のタイムテーブルにしたがって、時が至れば自ずとそれらは起こる。神はご自身をご自分で証しされる。せいぜいそれまでは脱力(アイドリング)して、まったりとアソビを楽しもうではないか。

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*1:何でもロスチャイルドやロックフェラーはこれらの大衆をいろいろな方法(ワクチン・抗がん剤・食品添加物・AIDS・ケムトレイルなどなど)で抹殺して、世界人口を5億人程度にしたいのだそうだ。例の『シオンの議定書』にその計画が書いているらしい。最近のハリウッド映画でもこの種のテーマの作品が多くなっている。
*2:WWII時代の総国民動員法とか、ニッポンキリスト教の民族総福音化運動とかはまさにこれだ。

倒錯する世界

朝のジョッギングの時間を少し早くしたところ、これが気持ちイイ。森の中はヒヤッとし、空気が実に新鮮。フィトンチッドでリフレッシュだ。

で、今朝のニュースをざっと追ってみると、これが驚いた。まずは国連が売春に対する懲罰的法律を破棄し、"Consensual Sex Work"として認知すべしとの指針を出した。要するに売春は合意の上でなされるセックスの仕事だというわけ。いやはや、ついにここまで・・・。言葉がない。

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オバマがすでに同性結婚を認め、最高裁でも異性間結婚のみに限定するのは憲法違反であるとの判決が出されているのだが、あとはもうなし崩しだろう。そのオバマはなんとヒズボラをして穏当な集団であり、彼らのジハードは自由への戦いの形であると。

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Why is the Obama administration shunning potential allies and empowering enemies? Why has the administration gotten it wrong everywhere?

The slogan of the Muslim Brotherhood is “Allah is our objective; the Prophet is our leader; the Koran is our law; Jihad is our way; dying in the path of Allah is our highest hope.” How could such a high-level US official claim that such an organization is “largely secular”? Every day Muslim Brotherhood leaders call for the violent annihilation of Israel. And those calls are often combined with calls for jihad against the US. For instance, in a sermon from October 2010, Muslim Brotherhood head Mohammed Badie called for jihad against the US. As he put it “Resistance [i.e. terrorism] is the only solution against the Zio-American arrogance and tyranny, and all we need is for the Arab and Muslim peoples to stand behind it and support it.”

終末の時代の特徴は倒錯である。ヒューマニズムとはニンゲンを座標軸の中心に置く。御言葉の真理をニンゲンの思想・哲学、さらには神学で置き換えて棄損し、自分を「神」とする輩が跋扈する時代。主は言われた

人の子の日に起こることは、ちょうど、ノアの日に起こったことと同様です。
ノアが箱舟にはいるその日まで、人々は、食べたり、飲んだり、めとったり、とついだりしていたが、洪水が来て、すべての人を滅ぼしてしまいました。
また、ロトの時代にあったことと同様です。人々は食べたり、飲んだり、売ったり、買ったり、植えたり、建てたりしていたが、
ロトがソドムから出て行くと、その日に、火と硫黄が天から降って、すべての人を滅ぼしてしまいました。
人の子の現われる日にも、全くそのとおりです。-Luke 17:26-30

ソドムとゴモラ、すなわち倒錯の世界。ニッポンキリスト教界などはさらにエジプト化されている。かくして主の血潮、十字架、御言葉を侮ることにより、聖霊を侮る者たちが跋扈する時代なのだ。時代の霊(アイオーン)のひとつは侮りの霊だ。

まして、神の御子を踏みつけ、自分を聖なるものとした契約の血を汚れたものとみなし、恵みの御霊を侮る者は、どんなに重い処罰に値するか、考えてみなさい。-Heb 10:29

汚れた情欲を燃やし、肉に従って歩み、権威を侮る者たちに対しては、特にそうなのです。彼らは、大胆不敵な、尊大な者たちで、栄誉ある人たちをそしって、恐れるところがありません。-2Peter 2:10

10年以上前から警告している通り、ニッポンキリスト教、さらに世界のキリスト教は崩壊する。否、そうなってほしい。しかしニンゲン的な要素が焼き尽くされることは、実は、幸いなのだ。下手に生き残れば、あの悪しき者を真っ先に歓迎することになるのは目に見えている*1。荒廃の中から復活のいのちが現れる。死を経て、復活した者だけが、神によってよみせられるのだ。極私的にはこのギョウカイで荒れ狂っている告発する者たちが、さらに告発するあの者の油を注がれてその業に邁進し、このギョウカイを破壊してくれることを歓迎する。これはまことに聖書に警告されている通りのことなのだ。

気をつけるがよい。もし互にかみ合い、食い合っているなら、あなたがたは互に滅ぼされてしまうだろう。-Gal 5:15

時代はまことに盲目の時代。宗教の徒は、イエスが地上におられた時にさえ、イエスの業は悪霊によると告発したのだ。ますます霊的闇は深くなる。こうしてカインの霊の者と、アベルの霊の者がふるい分けられるのだ。

彼らは、その知性において暗くなり、彼らのうちにある無知と、かたくなな心とのゆえに、神のいのちから遠く離れています。-Eph 4:18

この人々は、いわば、水のない井戸、突風に吹きはらわれる霧であって、彼らには暗やみが用意されている。-2Peter 2:17

敵は自分の最期の近いことを知って、神の権威に真っ向から攻撃を仕掛けている。霊的に見張れ。欺かれない者は幸いである。

*1:実際のところ、彼らは間違いなくあの者を迎え入れるであろう。

ニッポンの崩壊・・・(その?)

大阪冬の陣は維新の会の圧勝、知事も市長も。橋下さん、何かに憑かれているようだ。ここでもBlogやTwitterでの呼びかけにより、いわゆる無党派層がキャスティングボードを握ったようだが*1、これもまた"ニッポン版文化大革命"のひとつの兆候に過ぎない。これでまたニッポンは破れが昂じた。要するにエジプトなどの流れと同じ霊が働いている。フラット化、いわゆる権威を破壊する。石原慎太郎氏が自分が手綱をつけると言っているが、ニッポンは真の意味での保守本流の復活が必要なのだ。

*1:2008年夏の民主党現象と同じ。この連中を見ていると、あの者が出現した時、彼に容易に膝をかがめるであろうことは明らかである。三島由紀夫が憂えたカラッポな国。霊的真空状態が新しく見えるものは何でも吸引するのだ。そしてまた、バブル崩壊の時と同様に、泣きを見るのは彼らなのだが・・・。

Fukushimaの現実

やや湿度が高いが、気持ちのイイ走りだった。まだ鶯が鳴いている。森の緑が濃くなってきている。しかし前とは何かが変わってしまった・・・。

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で、原発の情報を三つほど。すでに当局の発表などは信用できないことは明らかだ。私は当初からメルトダウンを指摘してきたが、まさか3機共とは・・・。しかも4号機でも今異変が起きている。

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欧米の専門家はすでに日本列島の北部三分の一は人が住めなくなると診ている。


Leuren Moret - Scientists declare northern one-third of Japan uninhabitable and should be evacuated

さらにいつものFairewinds AssociatesのAnnie Gundersenの診断は厳しい。彼はこう評価している(翻訳はご自分ヨロシク・・・):

"I have said it's worse than Chernobyl and I’ll stand by that. There was an enormous amount of radiation given out in the first two to three weeks of the event. And add the wind blowing in-land. It could very well have brought the nation of Japan to its knees. I mean, there is so much contamination that luckily wound up in the Pacific Ocean as compared to across the nation of Japan - it could have cut Japan in half. But now the winds have turned, so they are heading to the south toward Tokyo and now my concern and my advice to friends that if there is a severe aftershock and the Unit 4 building collapses, leave. We are well beyond where any science has ever gone at that point and nuclear fuel lying on the ground and getting hot is not a condition that anyone has ever analyzed."

こちらで彼に対する単独インタビューの録音を聴ける:

要するにニッポンはオワッタのだ。*1

1号機から毎時4,000mSv(4Sv)の放射能が。これは30分で50%の人が死に至る線量。

*1:それにしてもこの国の政治は・・・。飼い慣ら"民主化"されたリッパな国民様の払った代価はあまりにも大きすぎる。

CLIP:殺人汚染水20万トン 政府、東電打つ手なし (ゲンダイネット)

いよいよ断末魔の竜、汚染物をばらまきつつ終焉を迎える。

 福島第1原発でダダ漏れ中の高濃度汚染水は、いよいよ手が付けられなくなってきた。

 3号機の汚染水の移送先だった廃棄物処理建屋は、27日までの2日間で水位が10.6センチも低下。移送したはずが、移した先でも大量に漏れ出しているのだから話にならない。おまけに、そこから地下通路に流れ込んだ汚染水の放射線量は、毎時70ミリシーベルトの高線量。作業員が付近で満足に仕事もできないレベルだ。

 3号機だけじゃない。1号機では、いまだ建屋の地下にたまった約4メートルの汚染水を放置したままだし、2号機は汚染水の移送先が満杯に近づいたことで、作業をストップしている。もはや、汚染水を移し替える場所は、どこにもなくなったのが現状なのだ。

 それでも原子炉への注水・冷却は止められないから、行き場のない汚染水は増え続けることになる。すでに敷地内には約10万トンもの汚染水がたまっているが、これが年末にかけて20万トンにまで膨れあがる。途方に暮れてしまうような数字だ。

 東電は仏アレバ社の技術を導入して、汚染水の放射性物質を取り除き、その水を冷却水として利用する「循環注水冷却システム」を計画している。これなら新たな汚染水を出さずに済むという計算らしいが、本当にうまくいくのか。環境ジャーナリストの天笠啓祐氏がこう指摘するのだ。
・・・
 作業員の命だって危険だ。原子力の“最高権威”と呼ばれる日本原子力技術協会の石川迪夫最高顧問までもが、循環注水冷却について「100分の1まで除染できても、1000万キユリーもの高濃度の汚染水が循環することになる。これでは労災者が出る」と警告しているのだ。

 いったい“猛毒汚染水”をどうやって処理するのか。ある原発関係者はあきらめ顔でこう言う。

「もう、目をつむって海に流すしかない」

 しかし、そんなことをすれば、この国は世界中の怒りを買い、誰からも相手にされなくなる。菅首相はサミットで、「来年1月までの収束に全力を挙げる」なんて言っていたが、1カ月後には、お手上げじゃないか。(日刊ゲンダイ2011年5月28日掲載)

元記事


5月30日 5号機も6号機も安心できないPt.1 小出裕章(MBS)

菅氏の所信表明演説

なんだか、やたらとリキが入っておりましたが、内容は空転。またまた、私を信じてくれれば、立派なリーダーシップが発揮できるから、国民のみなさま、ぜひトラスト・ミー、と・・・。しかし現実は、ニッポンの政権はすべからくアメリカ次第。長期政権を保つためには、ひたすらアメリカに恭順を示していないと。アメリカに従った次の政治家たちの数字が証明している。

  吉田茂    2251日
  岸信介    1242日
  佐藤榮作   2800日
  中曾根康弘  1808日
  小泉純一郎  1982日
  
一方、田中角栄は自立の道を歩もうとし、ロッキード事件で嵌められ、失脚。橋本龍太郎は米債券を売るぞと恫喝したら、政権もろとも自分が絶命。鳩山由紀夫&小沢一郎は自主防衛の道を行こうとし、アメリカとガチンコして普天間で沈没。CIAは各議員の情報を収集していますから、時に応じて小出しにするのだ。かくして鵜飼の鵜よろしく、手綱を緩められたり、締められたりだ。去勢されし国家の悲哀はまだまだ続く・・・・。郵貯も搾り取られるか(涙)

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対米隷属・財務省主導の菅首相所信表明演説(植草氏)

天木氏の論にはまったく同意。数年前から言っているとおり、死んだフリの小沢さんにガラガラポンをぜひやってほしい。

小沢一郎は民主党を割って究極の政界再編をめざせ(天木氏)

追記:民主党は企業減税をするらしい。経済成長と財政再建の両立。実は今、金融機関にはカネが150兆くらいジャブジャブしている。問題はそれが流れないこと。国債ばかり買っているのだ。このカネの流れをいかにスムースにするか、89年の不動産融資総量規制以降、その流れが滞っているわけで、要するに動脈閉塞を起こし、浮腫みが起きているわけ。流すことは、経済でも信仰でもきわめて重要なのだ。[6.12]

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本日も森の甘い香りを楽しみました。が、ひとつ難点。ラジオ体操をするのだが、おばちゃんたちがくだらん話題でピーチクパーチク実にうるさい。こういったおばちゃんたちも一応選挙権を持つわけで、政治も経済も、ましてや世界の裏で起きている事を何も知らず、半径数メートルの狭い範囲だけで、アレコレと噂話で人生を終えるのだろうな・・・と、感慨。

こういった人たちをのせる大衆マニュピレーションが巧みだった小泉氏。ちゃっかり息子を後釜に据えてしまった。ところがその小泉旋風で何気に比例で当選し、一躍時の人ととなった元ニートの杉村太蔵氏が、勝算がないために来る総選挙出馬を断念。札幌1区を地盤にとするも、自民党は別に公認候補を擁立。時の突風に煽られて屋根の上まで舞い上がったものの、見事に梯子を外された格好の太蔵氏。これが世の中だよ、太蔵君。

しかるにこれはニッポンキリスト教も同じ。「プロテスタント伝道150年」といった虚飾の宴が催される今年、時々に吹く諸霊の起こす風に十分注意せよ。くれぐれものせられることなかれ。このギョウカイの腐敗と混乱はこれからが本番。まさにニッポンキリスト教徒同士が血で血を洗う様相となる。キリスト以外を動機とする輩は容易に欺かれるだろう。

それは、私たちがもはや、子どもではなくて、人の悪巧みや、人を欺く悪賢い策略により、教えの風に吹き回されたり、波にもてあそばれたりすることがなく・・・

堪えられない言葉の希薄化

国会中継を観ていた。彼らのやりとりする言葉の空虚さによって、国会議員としての第一の資質が"忍耐"であることが分かる。質問も答弁も、それぞれの殻(カプセル)の中で延々と空転している。決して絡み合うことがないのだ。

TVコメンテーターも、スポーツ選手に向かって「ぜひ頑張ってもらいたいと思います」(言われなくても頑張るだろうに・・・)、警察当局などに向かって「ぜひ徹底的な真相解明をお願いしたいと思います」(それが彼らの仕事だろうに・・・)、で、きわめつけはサッカー選手がインタビューに答えて「そうですねぇ、やはり勝つことがワールドカップへの道だと思うので、ぜひ勝ちたいと思います」(トートロジーって知ってるかな・・・)。

くわえてニッポンキリスト教の牧師たちの「かみっさまわぁ~愛ですからぁ~、かみっさまわぁ~、あなたを愛しておられますぅ~」式のあの独特のイントネーションによる説教も聴く者にかなりの忍耐を求めているわけだが・・・。

しかし、まあ、閉鎖社会ニッポンの中でひたすら無意味な言葉のキャッチボールで膨大なエネルギーの空転と消費をしつつも、牧師も献金でそれなりにけっこう食えているわけだから、一人当たりGDPが世界14位に落ちたとは言え、ニッポンは"豊かな"国なのだろうなぁ~。
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英語を英語で・・・?

文部科学省はアホの集合体です。これでニッポンの英語教育レベルは世界にますます遅れをとるでしょう。このあたりはUCLAで「生」を学んでこられたDJ Jerry氏が詳しいと思いますが。英語を鍛えるには、ハリウッド映画を楽しむこと。だいたい高校や中学の教師にそんな力はありません、彼らははっきり言ってアホです。ホントにデキル連中は別の業界に行きますから。キチンと英語を学ぶならば予備校教師についた方がいいでしょう。これで公立と私立の格差はますます開きますね。そしてその差は社会的・経済的格差を固定化します。かくして「生まれ」がすべてを決めてしまう社会となっているわけです。むしろ『論語』を丸暗記させた方がはるかに脳を鍛えるでしょう。[@0909]

 * * *

ファイル 661-1.jpgで、本日の映画はキアヌ・リーブスの『地球が静止する日』。人類が地球を壊すの防ぐために異星人が人類を滅ぼそうとするハナシ。人類は自ら省みて変化することができないから、というわけで、やたらと"we can change"を連発していた。これはオバマのプロモーション映画か?

しばらくぶりに次女も一緒に。ランチをとって、あれこれ話しつつ、街を3人でブラブラするのもけっこうオツかも。就職も決まり、あとは卒論の提出だけだそうだが、内定の取り消しはなさそうだ。バスケ選手の彼女は、立つと176㌢の私よりも高く、座ると私よりも低くなるわけで、かなりのモデル体型。理由は脊椎の骨が一個欠損しているため。もしこれがあればゆうに180㌢を超えるわけで、本人は「なくてよかった」と言っているのだ。しかし、何故に欠損?

ファイル 661-2.jpg本日の一枚はBei Xuの"LOST IN TRANSLATION"。中国人の彼女のフェイスはかなり私好みかも・・・。ヴォイスはもう少しハスキーで低いといいかな。(彼女のサイトでは中国語のJazzが聴けます!)

というわけで、真っ青な空の下、まったりとした年末のひと時でありました。

花見酒の経済

総額2兆円をばらまく麻生氏。この人、会社も経営しているはずだから、乗数効果を知らないはずがないのだが。金をただまいたところで、八つぁんと熊さんの「花見酒の経済」になるだけだ。ニッポンキリスト教ではすでにこれが起きていることはずっと前に指摘したが(→こちら)、やれやれだ。2兆円あればリッパな公共事業ができるでしょう。そうすれば10兆円位の効果を生むだろうに。しかし世の空気が<公共事業=悪>であるため、表立ってやれない。国民と政治家は合せ鏡なのだ。大衆が騒げば騒ぐほどに、回りまわって自分の首を絞めるだけ。

今月の『文藝春秋』でもつぎのような指摘があった:

世界同時不況-日本は甦るか-
結局世界経済もアメリカとニッポンの間で「花見酒の経済」化しているだけだった。ニッポンは外需頼りで、内需が欠如しているため、アメリカの影響をモロに受けて株価も暴落。金利上げと量的緩和策の解除が早すぎた。今こそ歴史の転換点であるから、円がドルに変わることはできないにしても、アメリカから自立すべき時である。

私も量的緩和の解除は早いと指摘しているが(→こちら)、その懸念が当たってしまった。要するに内需が喚起されていないままでは、カネが満遍なく行き渡らないのだ。同誌に「麻生総理と瓦解する自民党体制」と題する論文がある。かつての自民党の道路族によるカネの循環構造がよく機能していたとあるが、これも小泉氏が目先のパフォーマンスで壊してしまった。要するに毛細血管がつまったり、切れたりしているために、カネが回らないのだ。公共事業は悪、民営化と規制緩和はしたものの、カネを回すシステムがない。かくして今回のばら撒き策ではついに麻生氏は地方に丸投げ状態。彼の本心は「やってられねぇよ」って感じもするが。

で、わが家では、もらおうか、遠慮しようか、さてさて・・・(笑)

政治の末期症状?

本日は小雨模様でしたが、みなとみらい21で遊び。私が横浜に移住した頃は何もなかったのだが・・・。新しいレストラン(夜はバー)も開拓できた。なかなかの美味。

最近、5兆円の負債を抱える大阪府の長に弁護士の橋下氏がダブルスコアで勝利。彼は弁護士で、7人の子供をお持ちで、この辺は大変に好みなのだが、ややタレント性が走っている印象。東国原氏はタレントをしながら、早稲田で地方自治を学んだそうで、「どげんかせんとあかん」の叫びだけではなく、思いの外やれると感心している。

で、最近は元モデルの美人議員に脚光が当たっているそうだ(→記事)。テレビで拝見したが、確かにかなりの美形ではある。が、美形である事と政治との相関関係はあるのだろうか?どうも自民党の古賀さんなどの道路族の風貌がいかにも悪代官と言うわけで、その反動だろうかと、古賀さんたちが顔で損しているのが何とも気の毒だと感じている昨今なのだ。

私的には政治家に清廉潔白を求めることは誤りである、と思っているので、かつての田中角栄的なブルトーザー型の政治家が今こそ必要であると考えている。政治はやはり国会の場ではなく、吉兆や寝所で決められるもの。これは元特捜検事の田中森一氏の証言でもよく分かる。

果たしてこう言ったタレント議員や美形議員などが増えることはニッポンの利益となるのだろうか?そもそも大阪の転落の原因はあのノック氏あたりではないのか?東京の青島氏も東京博を中止しただけで、後は何もしなかった。社民党の福島代表がテレビでよく「はいっ、はいっ」と手を上げて発言を求める姿を見ても(で、しばしば無視されているが)、どうも政治が小学校の学級会的雰囲気になりつつあるような印象がするのだが。

(それでほくそえんでいるのは東大出のキャリア官僚なのではなかろうか?彼らは実に頭がイイですよ。政治家を叩いてもダメですね、官僚です、諸悪の根源は・・・)

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