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自分の中に凝り固まる損失

大体において、悩みや問題を抱え込んでいる人は、自分の内に凝り固まっている。だから臨在する聖霊の波動と共鳴できない。先のJill博士も指摘していたが、左脳は自分を塊にすると。これで宇宙と共振できなくなるとも。お分かりだろうか。私たちの霊は神の霊と共振する。神は私たちの賛美に住まう方。メッセでも語ったが、私たちは賛美するために創造された(Ps 102:18)。ワーシップの中に流れる霊を受信し、霊と共鳴、共振するとき、凝り固まった私たちは融解する。そこに自分の何かはなくなってしまうのだ。自分がキリストの体の一部であること、否、そのような意識すら消えて、ただ主の霊に満たされるだけ。その時、デュナミスが流れ込んでくるのだ。

大方の傾向として、自分の内に凝り固まると、まず声がでなくなる。祈りもオツムの中でグルグル回る症状に陥り、下を向いて、いわゆる「念じる」だけになる。天に抜けないだ。両手を上げて賛美すること。両手を挙げることはサレンダー、明け渡し、降伏のしるしである。完全に主にサレンダーするとき、後は主がすべてを顧みて下さる。

本日、励ましの電話をいただいた。先にちょっと書いたが、ある老齢の末期ガンだった姉妹が、抗がん剤でボロボロになっていたが、ワーシップに満たされて、癒されたと分かった。昨日も炎天下で草刈をしたが、まったく疲れなかった。夜もこの5年ほど眠剤が必要だったのが、今はぐっすり。若い頃、バリバリやれてた10年前に戻った感じだと。体も軽く、自分に何が起きたのだろうと不思議なほど。彼女の教会の皆さんもまったく変えられ、なんとある婦人は脊柱を骨折していたが、集会に参加しただけで癒されてしまったとのこと。(実は、このような証を聞く私自身がほんとかいな、と思っている次第。何分、マインドがサイエンスで凝り固まっていたものでして・・・yell) 

先にこのご婦人に御言葉を語ったのだが、彼女はものすごく単純に受け入れ、信じたのだ。先に書いたとおり、私もその際、確かな手応えを感じた。御言葉が彼女の全存在を貫き通したと。防衛姿勢を取る人はなかなかこう簡単にはいかない。自分の物差しを主張する人もだ。霊から発せられた御言葉(レーマ)がマインド経由ではなく、霊に直に突き刺さるとき、それはいのちであり、霊であり、それが人を生かす(John 6:63)。マインドを自分勝手に肥大化したことが、そもそもの人類の悲劇の原因なのだ。神の国は幼子のものであると、まことに感じているところである。

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