三つのブレイン
昨日発見した原子核物理とAIのDr.あいこ氏がきわめて興味深い知見を述べている。この三つのブレインはなるほどだ。要するに大脳以外にも、心臓と小腸には多数のニューロンが占めており、記憶も行われているというわけ。私は知的な理解は大脳であるが、感情や情緒経験は内臓感覚として経験すると言ってきているが、これをさらに進めているわけ。よく心臓移植をするとドナーの記憶や性格がリシピエントに伝達されるとの報告があるが、これもなるほどとうなづける次第。
まことに精神と身体は同期しつつ機能するわけで、さらには霊が関わるわけ。それは霊と感情と観念が複合した存在、霊感情観念複合体である。これはサブコンシャスのレベルにあって、人の意識層に影響を与える。そして神経症や精神病などの症状を生み出すのだ。加えて外部から霊がちょっかいを出す。人は知らずして外部と内部から霊的に支配されている。これが聖霊のデゥナミスの流れをブロックするとき、身体の癒しが阻害される。これゆえに私は『霊精神身体医学』を提唱しているわけだ。
要するに神学者の空理空論ではなく、この五感の世界と霊的領域のリアリティーの中に生きること、これがフェイス。しかも霊的領域のサブスタンスはすでにイエスの贖いによりすべて備えられており、あとはフェイスによってそれを実体化するだけ。われわれ義人はこのサブスタンスの実体化、すなわちフェイスによって生きるのだ。逆に言えば、フェイスによらないものはすべて罪。このとき、クリエイティブ・ミラクル(切除した乳房の再生など)も当然のことと言われる。
付け加えると、Dr.あいこ氏は「神性は御子のうちに宿っており、その御子が私たちのうちにいますゆえに、私たちは神性を内側に得ている」と言われる。私も、私たちの霊は神の霊を分け与えられたものであり、霊こそが私たちの真のアイデンティティー。ゆえに私たちは神である、と言っている。私たちが神になるのではない。すでに神なのだ。Godlinessのミステリーとは、肉を通して神が現れることだ(1Tim 3:16)。
イエスは内なる父の言葉を語り、父のなさることを行った。自分からは何もできないと証言されている。彼は人としてすべてを行われたのだ。これは私たちも同じ。内なる神のバイブレーションを言語化あるいは行為化するとき、それは内なる神のわざをこの物理領域に現出させる。
信じる者はわたしと同じわざを行い、さらいに大いなるわざを行うであろう。それはわたしが父のもとに行くからである。-John 14:12
これは一部の人々を刺激させるかもしれないが、空疎な理屈をこねくり回す神学者などではなく、理系の訓練を受けたサイエンティストが用いられる時代なのだ。Dr.あいこ氏のような方が出現されたことは実に大いなる励ましである。