その後のクリスチャントゥデイ問題-日基内でも割れている

インターネットを主体にキリスト教のニュースを配信してきた「クリスチャントゥデイ」をめぐり、新たな動きがあった。日本基督教団は1月27日、総会議長の石橋秀雄氏による名義で「クリスチャントゥデイなど張在亨(ジャン・ジェヒョン)牧師グループに関する声明」を発表。「かつて同グループ内において、張在亨牧師は来臨のキリストであるとの信仰に誘導する聖書講義が行われていた事実や、団体・教会の活動を維持するため、メンバーが消費者金融から借り入れをするように仕向けられたり、人事指示を受けて過酷な集団生活や無償労働をさせられていた事実などについて、複数の脱会者から証言を得た」として、改めて警鐘を鳴らしている。

対して、日基内におけるCT擁護派も反対する声明を出している。

 しかし、我々が一年以上にわたり、日本ばかりではなく中国・韓国・アメリカに至るまでの海外の情報網を駆使して調査した限りにおいて、クリスチャントゥデイ社が声明において示されているような団体であることを証明する満足な証拠は何一つありません。むしろ、この疑惑を否定する証拠ばかりを目にする結果になっています。私たちは、これらの証拠を全て公開・提出する用意もあります。
ですから、私たちはこのような不正確な内容の声明を看過できません。このまま行くと疑惑の真相を解明していくどころか、誤解を増幅したまま「デマ」として拡散せていくことにつながると思われます。このことで係争先であるクリスチャントゥデイ関係者から名誉棄損訴訟の対象となる可能性もあります。私たちの求めることは「公開された証拠」に基づく真相究明と相互対話であるべきであり、誤報の拡大、訴訟の拡大は避けるべきではないでしょうか。

極私的には山谷さんを当初からバックアップしたが、それはメディアが対抗言論によらず、敬愛する救世軍の山谷少佐という個人を訴えたことに疑問を覚えたため。彼らはクリ新の根田氏が新興メディアの台頭に危機感を覚えて営業妨害するために山谷さんを利用したなどの陰謀説まででっち上げた。

また証拠不十分で少佐が敗訴したが、その賠償金をあえて救世軍の社会鍋に入れるという狡猾な手法など、裏事情を知っている私の印象としては限りなく黒である。が、所詮、ニッポンキ業界というタコツボの中のオハナシ。今回は傍観させてもらうつもり。

私のCT関係の記事はこちらをどうぞ。

 

付録:キリ新って、しかし、こんな記事書いちゃうわけ。これ自体がお笑いでしょうに。

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