高見順の言葉-性質と働き-

これ、今回の宿に転向作家高見順が結核療養のために滞在したときに描いたもの。彼の言葉はなかなか深い。

彼はバリバリの左から警察の圧力に屈して転向。芥川賞候補にもなったが、晩年は食道ガンで死の恐れに取り憑かれ、禅に傾倒。要するに作為のない生き方、作らないあり方。マイメッセでも紹介している考案に、「仏作仏行」がある。瓦はいくら磨いても瓦なのだ。これに励むのがクルシチャン。瓦は砕くのみ。そして新創造とされる。

彼らもこの公案を解くならば、自由を享受できるだろう。

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