創世記・エレミヤ書・啓示録の霊的視点から時代を診る

現在、メッセでこのシリーズを展開しているが、要点をまとめておこう。
この有名な画家 Victor Vasnetsov による四頭の馬、誤りがあることは前にも指摘した。いいですか、御言葉は緻密に読むこと。土建屋のおっさんみたいに「ドーンと行く」ものではないからね。白い馬の乗り手は弓を持ってるだけ。矢は彼の手にはない! つまり矢はすでに放たれている。
そして見ていると、見よ、白い馬が現れ、乗っている者は、弓を持っていた。彼は冠を与えられ、勝利の上に更に勝利を得ようと出て行った。-Rev 6:2
チャック・スミス系の前艱難(最後の7年前)携挙説では、反キリストがイスラエルと七年の契約を締結して後、四頭の馬が解き放たれると説くが、これは判断を誤る。すでに矢は放たれている。その白い馬の乗り手は宗教者だ。代表は帝国主義と結合した白いキリスト教。これはノアの預言と合致する。
カナンは呪われよ/奴隷の奴隷となり、兄たちに仕えよ。セムの神、主をたたえよ。カナンはセムの奴隷となれ。神がヤフェトの土地を広げ(ヤフェト)/セムの天幕に住まわせ/カナンはその奴隷となれ。-Gen 9:25-27
カナンは黒人種の祖、セムはユダヤ人など有色人種、ヤフェトは白人種。この預言の骨子は、白人(ヤフェト)はセムの天幕(ユダヤ教/キリスト教)に住み、領地を拡大するのだ(白いキリスト教+帝国主義)。日本はこの預言に抗してアジア諸国を白い連中の植民地状態から解放したが、彼らのマネをして自滅した。つまりアジア諸国を日本化しようとして失敗した。これは使徒行伝のこの聖句に抵触する―
神は、一人の人からすべての民族を造り出して、地上の至るところに住まわせ、季節を決め、彼らの居住地の境界をお決めになりました。-Acts 17:26
現在、グローバリストはこの御言葉に表立って反逆しているわけで、これで世界が狂い出した。
また黙示録(正確には啓示録)の四頭の馬はエレミヤ6章の四頭の馬の幻でもあり、それは世界の地政学的配置を意味する。そしてこれはまたマタイの主の予言とも合致するのだ。エルサレムから見たそれぞれの方向の先を見てみよ。それはすでに配置済みである。


- 白:白きキリスト教などの宗教の欺き→ローマからヨーロッパ、さらにアメリカへ
- 赤:戦争→イラク、イラン、旧ソ連諸国、そして中国へ
- 黒:経済危機→黒海からロシアへ
- 青:飢饉・疫病などによる死→アフリカへ
かくして世界を巡るあらゆる事象は聖書に書かれていることが五感の領域に現出している。池上が『聖書が分かると世界が分かる』とかいう二番煎じ、三番煎じの本を書いたが、このオヤジの言うことなどは実に低レベル。また「主はこう言われます~」なる聖霊派イタコの”預言”なども不要。外なる御言葉と内なる聖霊(塗油)がすべてを教えてくださる。
まことに時代は聖書預言の成就の時代へと入ってきている。

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