黙示録

創世記・エレミヤ書・啓示録の霊的視点から時代を診る フェイス

創世記・エレミヤ書・啓示録の霊的視点から時代を診る

現在、メッセでこのシリーズを展開しているが、要点をまとめておこう。 この有名な画家 Victor Vasnetsov による四頭の馬、誤りがあることは前にも指摘した。いいですか、御言葉は緻密に読むこと。土建屋のおっさんみたいに「ドーンと行く」ものではないからね。白い馬の乗り手は弓を持ってるだけ。矢は…
Dr.Lukeの本日の一冊:『謀略と捏造の二百年戦争』 書籍

Dr.Lukeの本日の一冊:『謀略と捏造の二百年戦争』

高校時代、歴史は一夜漬けのDr.Lukeは、東大の一次試験でも社会二科目が課せられるが、過去問調べたら四択で②の正解率が高かったので・・・というのどかな時代を生きていた私ではあるが、歴史の面白さに目覚めている。 本書は元ロシア&ウクライナ大使であった馬淵睦夫氏と渡辺惚樹氏の対談をまとめたもの。馬淵氏…
世界情勢を見る目-バイブルをスコープとせよ フェイス

世界情勢を見る目-バイブルをスコープとせよ

https://www.youtube.com/watch?v=K30cdK1gVG8 世界が荒れている。池上やTVコメンテーターの頓珍漢に踊らされてはならない。世界情勢やその歴史を見るときに、ノアの次の預言は重要である。 こう言った。「カナンは呪われよ、奴隷の奴隷となり、兄たちに仕えよ。」また言っ…
時代は啓示録の世界へ-四色の霊の配置は地政学的性質を決める- フェイス

時代は啓示録の世界へ-四色の霊の配置は地政学的性質を決める-

この二つのニュース、ちょっとびっくりするが、聖書預言的には注目すべきであろう。 1万円のラーメン食べてみたいけど ドイツでは電気代が8倍。EV車はどうするのだろうか? というか、これでワクチンと同様に儲かっている連中がいるわけだが。 小羊が第三の封印を開いたとき、第三の生き物が「出て来い」と言うのを…
黙示録13章はイルミナティが演出していると再建主義者 フェイス

黙示録13章はイルミナティが演出していると再建主義者

いよいよコロナワクチンを打つか否か、それぞれの決断の時が迫っている。RNAワクチンは遺伝子を細胞内に入れて、コロナのスパイクたんぱくを合成し、それに応じた抗体を作らせて、実際のコロナウイルスが侵入したときに免疫反応を起こさせる。この「遺伝子を入れる」ことに反応する向きも多いと思う。 さらにはワクチン…
すでに「倒れた五人」の王とはだれか? フェイス

すでに「倒れた五人」の王とはだれか?

再建主義の富井氏の論はけっこう勉強になる。 黙示録は「旧約世界への審判」を記した書物である8 彼は、七つの山の上の獣はローマであるとして、こう続ける- 「五人はすでに倒れたが、ひとりは今おり、ほかのひとりは、まだ来ていません。しかし彼が来れば、しばらくの間とどまるはずです。」再度、歴代のローマ皇帝を…
エゼキエル38&39章のゴグ・マゴグ戦争は? フェイス

エゼキエル38&39章のゴグ・マゴグ戦争は?

啓示録のメッセが終盤に入ってきたが、次に問題になるのがエゼキエル書38&39章のゴグ・マゴグの戦争である。これは果たしていつの事件であろうか?啓示録の20章にも同じ名前の戦争が出てくるのであるが、これらは別物であるとするのが通説である。 ちなみに再建主義の富井氏の黙示録の一連の解き明かしは大変興味深…
黙示録は「旧約世界への審判」を記した書物であると再建主義者 フェイス

黙示録は「旧約世界への審判」を記した書物であると再建主義者

黙示録は「旧約世界への審判」を記した書物である この記事も興味深い。ポイントは「時代」が30-40年の期間を言う以上、AD二千年のわれわれに関することではないと。そしてマタイ24章の「再臨」(一度目)については- 再臨は、旧約世界を裁くために起きることが、この箇所からわかる。そして、この後に「あなた…
3.5年は35年を意味すると再建主義者 フェイス

3.5年は35年を意味すると再建主義者

このところの富井氏の論考は実に興味深い。最初の七人のうちのひとりにして、八番目である人物を、ネロの復活であるティトスと同定しているが、これは参考になる。 聖書はティトゥスを偽メシアとして描いている ところが本日の記事を読んで目が点になった。啓示録12章の荒野に逃げる女についてはこう書いているのだ。 …
啓示録の基本構造 フェイス

啓示録の基本構造

黙示録なる訳語は不適である。Revelation、すなわち啓示録が正解。 さて、その基本構造である七つの封印、七つのラッパ、七つの鉢について、これを時系列的に理解する向きがほとんどであるが、間違っている。封印は七つ目が解かれて初めて巻物が開かれるのだ。つまりラッパは七つの封印の中身、あるいは巻物の中…
再建主義者による二種類のプレテリズム フェイス

再建主義者による二種類のプレテリズム

久々に再建主義のネタを収録しておきます。ダニエル書や黙示録の解釈の立場のひとつであるプレテリズム(=過去主義)に立つ再建主義の富井氏の論が面白い。 まずダニエル書の70週の預言が文字通りの歴史的年数とは関係ない事、それらは象徴的意味に過ぎないことが分かる。 最後の、主の一度目の「再臨」において共に来…
終わりの時代に備えるシリーズ フェイス

終わりの時代に備えるシリーズ

ニッポンキ業界では口をひん曲げつつ口角泡を飛ばしながら、ロシアやイランがどうのこうのとか、あるいは携挙や再臨がいつあるとか、センセーショナルに語る向きがある。が、彼らは御言葉自体を精密に知ってはいないことはすぐに分かる。ほとんどが欧米系の終末論者の受け売りか、自分の想像をもっともらしく語っているだけ…
「世界の人々はシオニストによる深い洗脳の中にいる」と再建主義者 フェイス

「世界の人々はシオニストによる深い洗脳の中にいる」と再建主義者

いつもの再建主義の富井氏の論。実に面白いのでCLIPしておく。彼の説はアンチテーゼとして研究するに値する。何事もひとつのマトリックスにはまると自分のポジションが見えなくなる。よって常に自分と対峙する「何か」を置いておく必要があるのだ。こうするとそのマトリックスに飲み込まれることがなくなる。聖書の研究…
ダニエル7章と黙示録13章 フェイス

ダニエル7章と黙示録13章

獣の解釈にはすでに紹介したバチカン(海から)とアメリカ(陸から)の可能性(SDAによる)も含めて、いくとおりかの解釈があります。 ダニエル書7章における4つの獣と黙示録13章の獣の対応関係を見たいと思います。ダニエルの4つの獣は海から出ます。海は異邦人を表します。順に獅子、熊、豹、恐ろしい獣。これら…
四頭の馬の正体は? フェイス

四頭の馬の正体は?

プレ・ミレにおけるいわゆる前艱難携挙説はダニエルの聖なる都に対する70週の預言の最後の1週(7年間)の前に教会が携挙されるとする。それは2テサロニケ2:3(1Thess 2:3)の背教(アポスタシー)をデパーチャー(携挙)と解釈し、その後に滅びの子(いわゆる666)が出現するとする。黙示録4:1(R…
携挙の時期の根拠をめぐって フェイス

携挙の時期の根拠をめぐって

私はChuck Smith系のいわゆる前艱難(最後の7年)携挙説は採っていない。それはあまりにも安易であり、神の取り扱いはそのような軽いものではない。これについてはこちらを 携挙の時期について 私と同じ立場を採る論考はこちらを。 Will the Church see the Abomination…
“倒れた五人”とは誰か-黙示録の成立時期について- フェイス

“倒れた五人”とは誰か-黙示録の成立時期について-

について、七人を①ユリウス・カイザル、②アウグストス・カイザル、③ティベイリス・カイザル、④ガイウス・カイザル(akaカリギュラ)、⑤クラウディウス・カイザル、⑥ネロ・カイザル、そして⑦ガルバ・カイザルと同定する。したがって、五人は「倒れ」、「今いる」王はネロだとする。つまりヨハネの執筆時期はネロ時…
再建主義のポスト・ミレを論駁する フェイス

再建主義のポスト・ミレを論駁する

最近、再建主義の富井氏の論も理解できるようになってきたので、一度その主張の矛盾点を整理しておこう。 プリマス・ブレズレンのダービーによるディスペンセイション主義ではプレ・ミレ((富井氏はディスペンセイション主義は悪魔の教えであり、自分はその教えで人生を失ったと言われる。すべては主の再臨で虚しくなるの…
黙示録の成立時期はいつ?-プレ・ミレとポスト・ミレの分岐点 フェイス

黙示録の成立時期はいつ?-プレ・ミレとポスト・ミレの分岐点

再建主義の富井氏が次のような論を立てておられる。この論点はすでに2012年に取り扱っているのだが、とても大切な点なので再掲しておこう。今回中国が獣の刻印がないと物の売買もできないシステムを導入しようとしているが、富井氏これを黙示録の成就ではないとする。 4. 神に敵対すると、精神を狂わされて、まとも…
「現代は黙示録20章の世界」と再建主義者 フェイス

「現代は黙示録20章の世界」と再建主義者

いつも再建主義者富井氏の論。すでに千年期に入っている、と。ディスペンセイション主義者は洗脳されている! しかし、いつも思うが、同じ書物を読んでいて、これほどに差が出るのも聖書ならではである。私と富井氏のシェーマのまとめ。 tomi 2017/08/28(月) 20:42 現代のクリスチャンにかけられ…
「人の子の再臨は紀元70年に起きた」と再建主義者 フェイス

「人の子の再臨は紀元70年に起きた」と再建主義者

日本における再建主義の旗手富井健氏によると、AD70年にすでに人の子が力と輝かしい栄光を帯びて雲に乗って来たと言われる。歴史的事実としてその様を目撃した者はいないし、資料としても残っていないが、世の資料にあるなしは問題ではなく、聖書がそう語っているので信じるのだと。そして、その後千年至福期に入ってお…
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