一石

白衣無心、一石 漢詩

白衣無心、一石

白衣無心 一石春芳 風爽やかに 長林を遶(めぐ)る嶺雪の連峰 遠岑(しん)を望む雲路は迢迢(ちょうちょう)として 何處にか去らん白衣は靉靉(あいあい)として 是無心なり(七絶・平起式・平声下十二侵韻)※遠岑=高く際立った山;迢迢=遠く広がる様;白衣=白い雲;靉靉=ゆったりと流れる様…
呪われた五輪 漢詩

呪われた五輪

電通の高橋治之氏がオリンピック利権絡みで逮捕された。かつてイ・アイ・イ・グループの弟の高橋治則氏も逮捕されている。アイオーンに魂を売り栄華を極めると、必ずアイオーンに落とされる。 まことにこのオリンピックは安倍の「アンダーコントロール」で始まったが、関係者が次々に落とされ、安倍は見事にアンコローラブ…
無知は恥を知らない大胆である 歴史

無知は恥を知らない大胆である

國交途絶幾星霜/修好再開秋将到/隣人眼温吾人迎/北京空時秋気深 これに対して毛沢東は『楚辞集註』を田中に贈った。その意味はいろいろ解されているが、向こうも対応に困ったと思う。一国の首相が「ちょうちょ、ちょうちょ」レベルの「漢詩」を贈ってきたのだからね。 まことに無知は恥を恥とも感じない罪である。 ち…
またあの季節がやってまいります 漢詩

またあの季節がやってまいります

寒さの中にも春の気配を覚える今日この頃、このなまめかしい風につい身を構えてしまう。そう花粉の季節。分かる人には分かるこのつらさ・・・。と、かつてはだった。2015年以降、ほとんどあの辛さはなくなっている。 今年は1.5倍だそうだが、はたして。それにしても全員がマスクの時代が来るとは、お釈迦様でも、で…
漢詩:獨鳥意不窮-一石 漢詩

漢詩:獨鳥意不窮-一石

獨鳥意不窮 一石花叢 翠柳 春風を擅(ほしいままに)す荷葉 依依として 趣 同じからず流鶯 伴を求め 鳴く聲 響く獨鳥 池に臨み 意 何ぞ窮らん(七絶・平起式・上平声一東韻)…
漢詩:黑泉夢―一石 日記

漢詩:黑泉夢―一石

本日は黒泉SPAにて一首を・・・ 黑泉に夢む 一石韶光(しょうこう) 料峭(りょうしょう) 春暉(しゅんき)を弄す風冷ややかにして 櫻雲(おううん)に 玉屑(ぎょくせつ)の霏(ひ)たり野興たり 黑泉に 何(いず)れの處をか夢む悠悠たり 無限に 鳥と飛ぶを爭ふ(七言絶句・平起式・五媺韻)…
漢詩:辛夷香風-一石 漢詩

漢詩:辛夷香風-一石

辛夷香風 一石 綠蘿(りょくら) 歳を經たり 碧烟の中残鶯長く弄し 樹樹を遶る森は靜まり 微かに涼にして 香は馥郁たり辛夷の女華は 薫風を發す (七絶・平起式・上平声一東韻)…
漢詩-令和二年の春を詠む 漢詩

漢詩-令和二年の春を詠む

冠 春を閉じる 一石韶光の庭樹 曉寒 微かなり鶯語 閒吟し 夢 飛ばんと欲するも識(しら)ず 冠の在りか 人寂寂たり聲無く 愁殺し 柴扉(さいひ)を閉じる…
漢詩:『揺江月』-一石 漢詩

漢詩:『揺江月』-一石

この詩はオリンピック招致が決まり、高き都庁の頂を極め有頂天だった猪瀬氏に対して詠んだもの。その後、彼は落ちた。五輪に関わる人々も次々に塵芥にまみれた。そして今、この国全体に滅びの風(霊)が吹いてきている。 なお、藤原氏の歌を意識している: この世をばわが世とぞ思ふ望月(もちづき)の欠けたることもなし…
浮生-一石- 漢詩

浮生-一石-

浮生 一石流鶯 碧樹に 前盟を話す藍花 空林に 世情を遺(わす)る遥かに覊懐(きかい)を想うも 人 已(すで)に遠し新荷 滿目にして浮生を樂しむ(七絶・平起式・平下八庚韻) 鶯は友と相応え、紫陽花(集真藍)は美しく、昔の女性(ひと)を想い起こさせ、蓮の葉は魚鱗のごとく輝き、竹林は幽にして玄。ひ…
霜晨靜心 ‐ 一石 漢詩

霜晨靜心 ‐ 一石

頬を刺すキリッとした冷たい空気がカ☆イ☆カ☆ン✨その後の熱いシャワーがまたまたクル😎 さて、そこで、一首ご披露。 霜晨靜心 一石 霜晨堆落葉 乍靜虎渓心 聴得瑶池曲 晴光錦繡林 (仄起式・下平声十二侵韻) 霜晨(そうしん) 落葉 堆(うずたか)し 乍(たちま)ち 靜まる…
世事都訛-丸川さんの質問答弁に思ふ 漢詩

世事都訛-丸川さんの質問答弁に思ふ

  世事 都て訛たり 一石 當年 風貌 細腰(さいよう)多し 浮客 時を痛む 髪己(すで)に皤(しろ)し 何(なん)ぞ人生に耐えん 胡蝶の夢((夢の中で胡蝶(蝶のこと)としてひらひらと飛んでいた所、目が覚めたが、はたして自分は蝶になった夢をみていたのか、それとも今の自分は蝶が見ている夢…
漢詩:水鳥の春夢―一石 漢詩

漢詩:水鳥の春夢―一石

水鳥の春夢 一石 梅花 亭上(ていじょう) 流泉(りゅうせん)を聴く 日漏れて 波紋 春憐れむ可(べ)し 澹澹(たんたん) 翠微(すいび) 酒の如く緑なり 知らず 水鳥 夢相牽(あいひ)くを ​(七言絶句・平起式・下平声仙韻)  …
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