プーチンの勝利
- 2007/11/29 20:05
- Category: 日記
「一人を以って国興り、一人を以って国滅ぶ」とは昨日、夫婦漫才、夫婦で逮捕された守屋氏の座右の銘だそうだ。成る程、いい言葉ではある、が、もしこれをプーチンが語ったとしたまさにピッタリだったろう。
本日の『クローズアップ現代』によると、何とその支持率81%。もう任期はないのだが、人気はすごい。あのマッチョのボディをさらし、確かな銃の腕前に戦闘機までも操縦してみせる(→クレムリン・サイト)。タフガイ、しかもKGB出身の頭脳の良さと隙の無さ。男の私が見てもセクシーである。一方で、怖い感じもするし、実際リトビネンコ氏やジャーナリストたちは暗殺されているわけで・・・。う~ん、私の好きなゴルゴ13的かも・・・。
上層階級から下層階級まで、それぞれの願望を投影し得る、一種のメシア的カリスマとして、多分自身もソレを演出しているのであろう。単に自由と民主主義を導入しても、彼らは満足しないのだ。国家と民族の誇りがそれらに優先する国民性。私たち去勢されたニッポン人とはまったく異なる価値観の体系に生きている。
かくしてフニャフニャ・マシュマロ首相の安倍さんとまったくコントラストなわけだが、果たしてプーチンがロシアを現代の"ピョートル大帝"として復興したならば、わが豆腐クラゲ国家ニッポンは一体どうなるのだろう?一人を以って国が興ると同時に、他の国は滅びるかも知れないのだ。
(→これはDr.Luke。プーチンと比べてどうだろうか?あ、いや、張り合うつもりはない^^)