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トップ > 2007年11月22日

善という罠

と言う記事をCandyさん(愛知県のさっちゃん)が書いておられます。この「善」を標榜して、人間を束縛するのが宗教であり、それにイエス・キリストの名と聖書で補強するのがキリスト教です。実に深い洞察の記事ですので、ご紹介します:

主とひとつである自由さの中を生きる

また、ご主人の腹部腫瘍がきれいに消失している事が分かったそうです。励まされますね。ハレルヤ!

本日の一冊

ファイル 68-1.jpgニュートンの預言-2060年、世界は滅亡する-』(日本文芸社)。現代物理学と数学の基礎を据えた万能の天才ニュートン。彼は『プリンキピア(自然哲学の数学的諸原理)』を現して、自然界を定式化する手法の基礎を打ち立てた。これらの自然科学での業績はよく知られているが、彼が錬金術の研究や(原理主義的)クリスチャンであって、神学の研究者であった事はあまり知られていない。

実は、当時、迷信の闇に閉ざされたカトリックや聖公会が権力を有しており、その雰囲気の中で自由な研究と真理の発表を行うことはまさに命がけであった。ニュートンも聖書の研究で4,500ページもの草稿を書いていたが、その恐れからすべてトランクの中に秘蔵していた。これが最近発見され、彼の聖書研究の成果が公開されたのだ(→記事)。

要するに彼はサイエンティストとして、神の創造の法則を見出したが、当時のキリスト教からは迫害されるリスクを常に負っていたのだ。これは現代でも同じこと。人間性を忘れた神学が狂気と倒錯を生むのだが、サイエンティストが真理を語っても、ニュートンと同じくキリスト教からは「異端」とされる。彼は、特にダニエル書とヨハネの黙示録を集中的に研究しており、神のミステリオン(秘められたご計画)の解明を試みている。

面白いのはニュートンは政治家でもあったようだが、議会での発言はただ一回。「議長。窓を開けてもらえませんか」だけだっとか。これイイですね。キリスト教が政治と結びつくならば、はっきり言って恐怖社会ができることはすでに歴史が証明している。「VIPクラブ」あたりでも息のかかった国会議員を送り込む予定があるようだが、私は必死でそれを阻止する祈りをする次第(笑)。

とにかくニッポンキリスト教の呪縛から多くの兄弟姉妹が解かれることをサイエンティストである私は願うが、当時のニュートンの気持ちも少しは共有できるかも知れない。楽しみな書である。

「VIPクラブ」指導者たちへの書簡

「クリスチャン・トゥデイ」に関しては、キリスト教メディアでも報告され、すでに疑惑が提示されていることを知りつつ、間接的資金提供や記事掲載などの形で同紙をバックアップし、結果としてクレジット(信用)を与えている「VIPクラブ」の広告塔佐々木満男国際弁護士と、代表の市村和夫氏に対して、昨日、下記の内容のメールを送付いたしました。

すでに過去数回彼らには情報提供と警鐘のメールをお送りいたしておりますが、佐々木氏は「クリスチャン・トゥデイの疑惑は晴れている」と明言し、積極的に支援を行っておられます。もちろんその判断と行動の責任は、主の御前で彼ら自身が負うことになるわけですが、私どもの責任として、警鐘を鳴らしておきましたことを、ここに証明したく考えてのことです(一部Blogの内容とダブりますが、そのまま掲載しておきます):

佐々木様&市村様

クリスチャン・トゥデイの件につきましては、すでにお話いたしているとおりですが、また新たな展開が世界的規模で起きております。「VIPクラブ」内にも霊的識別力をお持ちの方もおられるようですが、どうぞ主からまことの霊的識別力を得られますように、特に指導的立場にある御両者のためにお祈り申し上げます。色気や野心があるならば簡単に欺かれることでしょう。ご参考までに山谷少佐のBlogをご紹介申し上げます:

http://majormak.blogspot.com/

なお、佐々木様には、あの後こちらの判断で資料一式をお送りいたしておりませんでしたが、少佐のBlogですべて公開されております。

また今後のニッポンキリスト教界に対する私の診立てでございます。昨年の松沢牧師の件、また今日も日本キリスト教団の伝道師が少女に対する猥褻行為で逮捕されましたが、これはまだ序の口でありましょう:

もし神が真にこのギョウカイを愛され、その中の真のクリスチャン(=教会=エクレシア)を憐れまれるのであれば、必ずこのギョウカイは一度絶望、否、死を経ることでしょう。その時、人間的な知恵や業は一切役に立ちません。見かけ上、まったく希望がない状態と成り果てることでしょう。有名なセンセイたちがその動機が暴かれ、宮で商売する者たちもその机をひっくり返され、一見、羊たちは雲散霧消、散らされることでしょう。多くの混乱と嘆きと叫びが起こるでしょう。

しかし、その中で真の牧者を見出す一群の兄弟姉妹が起こされるでしょう。彼らは他の誰でもなく、ただこの方の声を聴いて、付き従う者たちです。何の才能も、権力も、ある意味で賜物も、何も持たないが、ただ主イエスの御名を否まず、主と御言葉のみに頼ることを知る普通の人々です。人の目を惹く業もなさず、人の目には何らの魅力もなく、打ち捨てられているかのような人々です。しかし人の目と神の目の違いを知る人々です。

神はあえてそれらの人々を起こし、誇る者、動機の不純な者、富んでいる者を辱められます。そこには人の何かが一切介入する事ができないのであり、ただ神の御手が働くのを見ることができるのみです。死と復活の原則によらないものはすべてフェイクだからです。

しかし、もしこのギョウカイが神の目から放って置かれるのならば、一見華々しく、人の目に麗しく、人の肉を高揚する大いなる業がなされることでしょう。多くの人々はその光景に陶然として惹き行かれ、貧しくなれた主を打ち捨てることでしょう。嗚呼、しかしそれは何という虚無であることでしょう!

どうか主の憐れみがこのニッポンにありますように。

在主

Luke O.Karasawa Ph.D.

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