男の色気
- 2008/12/25 10:01
- Category: 意見
年内の講義が終了。ややほっとモード。で、今、Kojiさんのところでややナルちゃんモードの会話が進行中。私も林住期を迎えて、何故かモテるようになった。学食でも女子学生たちが私の方をちらちらしているので、ニコっと手を振ってあげると、「きゃー、手ぇ、ふってくれたぁ~」といったノリ。廊下を歩いていてもアチコチから声がかかる。一緒に写メやプリクラを撮って欲しい、とかのリクエストもあって、前にもここで秘蔵のプリクラ写真を公開したが、からかわれているのかしらん、とも思っている次第。まあ、最近は私も寒いオヤジ・ギャグを飛ばして、学生諸君が「ここで笑っていいのか?」みたいな表情をして、すべっても自分でフォローするといったわけで、そのせいかもしれない。彼らが哀れんでくれているのかも。
前にもジョージ・クルーニーについてはここでも触れたが、最近のHONDAのCMで彼が車から降りてガソリンを入れるシーンがあるが、何気なその振る舞いが何ともセクシー。男の私から見てもグッと来る。若い頃はなんとなくヤサ男であまりだったが、50近くになった彼には感じる。シャツの胸元を何気に開けて、ふりふりの様がビミョーに決まる。そして黒がカッコイイ。私もちょっとこれでやってみようかと・・・。このオーラはどこから生まれ出るのだろうか?
一方で日本のジュリーこと沢田研二は、この前新聞で見たのだが、完全なオッサン。顔の肌の張りも失せ、やつれている。私もジュリーには勝ったな、と思っているわけで、郷ひろみには負けたくないし、ジョージ・クルーニーにはかなわないと。よって、Dr.Lukeは<ジュリー以上・クルーニー未満・約郷ひろみ>と言う線で行こうかと勝手に思っておるところであります。
そしてまた私の理想のバディであるところのJCVD(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)は、何と2000年代に入ってアクションもきつくなって、作品にも恵まれず、ギャラも急降下。その落ち目の"自分"を自分が演じる映画が公開される。題して"JCVD"。おいおい、私のイメージを壊さないで欲しいと思いつつ、この自虐的映画、ぜひ観てみたい。しかし彼も渋みが増して、顔はかなり魅力的になった感じだが。ややクリント・イーストウッド系になりつつあるかなとも。彼とメルリ・ストリープの『マジソン群の橋』も大人の恋愛を実に渋く描いていた。
どうも日本人の場合、若い頃二枚目は歳を取ると崩れる傾向がある。私の中学の同級生のK君も長身で、バレーの選手で、実に二枚目で、女子に人気があった。対する私は卓球部の補欠で、体育館の隅でカツンカツンやってさっぱりだったのだが、最近では私の方が勝っている次第。若い頃パッとしない三枚目、例えば、武田鉄也も『幸せの黄色いハンカチ』では単なる軽薄なチンピラだったのが、金八先生以降、顔も声も実に渋くなり、魅力が増した。実はあの石破氏も若い頃はけっこう美少年系だったのだ(写真は再々登場)。
こうして見ると顔は実に面白い。リンカーンは男は40になったら顔に責任を持てと言ったそうだが、顔にはその人の生き様が刻まれてしまうのだ。ちなみに英国のコリン・アーカートもかなりイイ顔と声をしている。
で、ちょっとパワーポイントの実習用として作ったファイルを上映してみましょう。題して「花の同級生」(画面をクリックしてください)。