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トップ > 2013年03月06日

本日の一冊と一枚

先にユダヤ人の血統的正統性が認められたとの研究に関するニュースを紹介した(→こちらとこちら)。アーサー・ケストラーの『第十三氏族』(邦訳『ユダヤ人とは誰か』)においていわゆるアシュケナジー・ユダヤ人が11世紀頃のユダヤ教に改宗したハザール帝国の末裔であって、旧約聖書のアブラハムの血統的子孫ではないとする説を否定したものだ。この論点はキリスト教徒の間においてもきわめてエキセントリックな反応が生まれる。いわく、現イスラエルはアシュケナジーのシオニストによる策略によって誕生したものであって、聖書の預言の成就ではない、云々*1。極私的には素直に聖書預言の成就と信じている者であるが、たとえばひとつの根拠はすでに紹介したが、「1948年」の聖書的意味を参照されたい(→こちら)。

ファイル 3458-1.jpg

たまたま本屋で見つけた大部な本書、『ユダヤ人の起源-歴史はどのように創作されたのか』。なんと3,990円!きわめてマイナーな出版社から出ている。しかしつい触手が動いてしまった。内容をざっと見ると、ケストラーを踏襲しており、旧約聖書の記述にあるダビデやソロモン、さらにAD70年以降のディアスポラなどもいわゆる聖書預言の成就ではないとするようだ。つまりユダヤ人の迫害の歴史や、そもそもユダヤ人なる人類の一部が創作されたものとする立場だ。よって現イスラエルも人為的に創作された国家となり、聖書預言の成就でもなんでもないとする。イスラエルでヘブル語で出版され世界13か国語に訳されて、欧米ではかなりの反応を得たようだが、ニッポンではほとんど注目されていない・・・。ちょっと気合を入れて読んでみるつもり。

著者紹介:

サンド,シュロモー(Sand,Shlomo)
1948年にオーストリアのリンツで生まれた。両親のイスラエル移住にともない、イスラエルで長じ、教育を受けた。テルアビブ大学ではじめた歴史の高等教育をパリの社会科学高等研究所で終えた。1983年に同研究所でジョルジュ・ソレルの思想に関する博士論文を仕上げ、これはただちに出版された(『政治過程の幻想』、パリ、La decouverte,1984)。1984年以降、テルアビブ大学で現代ヨーロッパ史を教える。専門領域は近代社会における知識人の思想および地位、歴史と映画の関係、さらにナシオンの結晶化過程におけるナシオン観念の存在に及ぶ。これらのテーマにつき、フランス語・英語・ヘブライ語で多数の著書と論文を発表した。

■参考:いまユダヤ人の起源が大きな話題になりつつある

*   *   *

ファイル 3458-2.jpg

最近、BENI,JUJU,noon,樹里からんなどの女性ヴォーカリストによるカバーアルバムが光っているが、また一枚追加してしまった。青山テルマの"MY COVERS"。なかなかイケル・・・。

*1:実はユダヤ人やイスラエルに対するこのようなエキセントリックな反応自体がある種の霊の働きによるものなのだ。それは、すなわち、超自然的に神の民を嫌悪する、理由なき憎悪と敵意の感情を煽るのだ。現在、ヨーロッパで吹き荒れている反ユダヤ主義もその霊の働きによる。神に拒絶された者と受容された者の葛藤、すなわち原型的カインとアベルの相克の現れである。

地のしるし

2013年、ターニングポイントの年、歴史的事象を目撃するだろうと年初より言っている。そのとおり、ロシアの隕石、太陽の異変など天のしるしは目撃した。で、最近は地のしるし。

エジプトのイナゴの災害はイスラエルをも脅かす段階に入っているようだ。その数3億!

ファイル 3457-1.jpg

さらに世界中で地が割れている。いわゆるシンクホール現象。地面に突如穴が開き、家や人を飲み込んでしまう。すでに2,3年前から報告されているが、ここへきて数と規模を増している。

ファイル 3457-2.jpg

そしてロシア、カムチャッカの火山の爆発。溶岩が川のように流れている。

オバマのエルサレム入城が近くなっているが、ネタニヤフとバイデンはイランに対する牽制を強めている。

ファイル 3457-3.jpg

Words alone will not stop Iran. Sanctions alone will not stop Iran. Sanctions must be coupled with a clear and credible military threat if diplomacy and sanctions fail," Netanyahu said to loud cheers at the American Israel Public Affairs Committee (AIPAC) policy conference in Washington.

同様の発言をCENTCOM(アメリカ中央軍)司令官マチスも行っている。

ファイル 3457-4.jpg

General James Mattis, the commander of Centcom, told Congress today that sanctions on Iran are not working and said the U.S. needed to “have other options ready.” He also said Iran could be convinced to give up its pursuit of nuclear weapons by ”a purely cost-benefit ratio.”

ここでJoel Rosenbergは、イランに対峙する場合、政治経済的要因だけではなく、彼らの終末論を考慮する必要がると指摘。12番目のイマーム(導師)が彼らのマハディ(メシア)として来臨する時が近いとシーア派では信じている。アフマディネジャドもハメネイもそのシナリオを成就しようとしているのだ。

ちなみに、「南米の番犬」とも呼ぶべきチャベスがガンで死亡とか。CIAに毒を盛られたのではないかとも思われるが・・・(今回はそれはないか)。

まことに2013年、目まぐるしく天も地も世界も動いている。・・・が、極私的には、昨日花粉をたっぷりと摂取したので、本日はダウン(ひどいときは熱が出るのだ・・・)。家の中でシャドウ・ジョッギング、ストレッチ、軽く筋トレをし、『三国志』をじっくりと楽しむ予定。いよいよ魏においては司馬懿が登場しているのだ。曹操の息子曹丕と司馬懿の連携プレイが見ごたえがある。周瑜と諸葛孔明の対決でもそうだったが、曹操と司馬懿においても互いに相手を読み合うのだが、そのヨミの深さが勝敗を分けるのだ。この意味で勝敗は戦う前から決まっていると言える。そう、サタンの運命もだ。

■お詫び:コメントが記入できない設定になっていたようですが、現在は復旧しました。ご遠慮なくご意見を下さいませ。

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