パウロの肉体のトゲ-マインドのアンロック
- 2016/02/06 09:41
- Posted by Dr.Luke Karasawa (唐沢治)
- Category:信仰
- Tag:マインド, フェイスの覚醒, 癒し
パウロは第三の天に引き上げられた。そこで見た幻を誇らないために、肉体にトゲが与えられた*1。彼は三度も祈ったが、あなたの弱さにわたしの恵は十分であるとの声を聞いた。そこでよくこの箇所をして、パウロですら祈ってもその病が癒されなかったのだから、神は病気をあえて癒されないことがあるのだ、とするむきがある。そこで私は提案したい。このトゲを罪に置き換えたらいかがであろうか?高ぶらないように私の肉体に罪が与えられた。三度も祈ったが、あなたの弱さにわたしの恵は十分であるとして、神はその罪を赦されなかった。罪によって彼の肉を誇らせないためである・・・
だれもが、はあ?であろう。そもそも肉体のとげって病気?私たちのマインドは何気に聖書に書いていないことを刷り込まれている。たとえば、イエスの誕生の際、3人の博士が捧げ物をしたと。質問。聖書のどこに3人の博士たちと書いてあるだろうか?さらに、イエスは貧困で育ったと大抵のキリスト教徒は思っている。質問。この博士たちが捧げた品物を考えてみよ。ゴールドに没薬に乳香。いずれも高級品。彼らは手でもって歩いてきたのだろうか?違うであろう。彼らはらくだに宝箱を乗せてきたのだ。ゴールドはどれほどの量であったろうか?100グラム?イエスは一枚織りの下着を着用していた。なぜ、ローマ兵はそれを破らなかったのか*2。上着は破って分けたのだが・・・。われわれのマインドにキリスト教が刷り込んだものはフェイクであると、ちょっと自分の立派なオツムを使えば分かること。
聖書は聖書で解くこと。トゲはしばしば敵の意味である(Num 33:55)。パウロはそれは私を打つサタンの使いであると明言している。病気が使者?このように何気に刷り込まれた価値観やイメージなどがマインドを専有していると大胆な癒しの祈りが成し得ない。わずかな不信仰のパン種が膨らんでしまうのだ。マインドがアンロックされ、これらのフェイクから解かれること。フェイスの覚醒のための第一関門である。
私たちは彼の打たれた傷によりゆるされ、かついやされた!
*1:原文の"sarx"はローマ書などで"flesh"と訳される単語、必ずしも肉体を指すだけではない。
*2:だいたいだれが人の着ていた下着(われわれのイメージとは異なるが)をくじ引きをしてまで欲しがるだろうか?