世(キリスト教も含めて)はマトリックスである
- 2016/04/04 12:25
- Posted by Dr.Luke Karasawa (唐沢治)
- Category:信仰
- Tag:フェイスの覚醒, マトリックス, 経済
再建主義の富井氏が興味深い論考を書いておられる。世のカネのシステムがいかに詐欺的であるか。10人の子供たちがママごとをした。9人は労働者役。1人は銀行家。労働者の一人が銀行家に何かの労働を提供する。銀行家は紙に100ドルと書いてスタンプを押して渡す。その100ドルがこのママごとの世界に流通するわけだ。銀行家は何もしない。ただ数字を書いてスタンプを押すだけ。
これ、実は現実の銀行がしていることなのだ。繰り返すが、簿記の知識が必要となるが、ちょっと付き合ってください。銀行が資本金を集めて開業した(ちなみに日銀の資本金は1億だけ!?)。このときB/Sはこうなる。
借り方 | 貸方 |
現金100万 | 資本100万 |
これを融資するときはどうなるか?現ナマは100万しかない。が、例えば、10%を残して(日銀の当座預金に入れる)90%を融資する過程を繰り返すと、無限等比級数の公式により、帳簿上の数字は
に膨らむ。この10%を準備率というが、1%ならば100倍になる!つまり銀行は現ナマはなくとも、1,000万までは貸し出せるのだ。そこで100万を融資するときはB/Sはこうなる。
借り方 | 貸し方 |
貸付100万 | 預金100万 |
現金100万 | 資本100万 |
こうしてこの銀行の資産は200万となる!(日銀預けも現金としておきます)ポイントは原資100万から融資しているのではないのだ!ただし、これで1,000万で貸し出すと自己資本比率は100/1100=9%となる。要するに貸出が増えるほどに自己資本比率は低下する。そこでBIS規制などがかけられるわけ。これでかつて貸し渋りなどが起きてデフレ不況となった。現在は日銀に預けると金利を取られる(マイナス金利)ので、日銀当座には入れず、市中に流す方向で、デフレ脱却を図っているわけ。3月末現在で市中に流れているカネは376兆とか。
が、これらのカネは現ナマではない。銀行が貸し出した帳簿上のカネだ。要するに誰かが借りてくれたので、その分が市中に回る。カネの基本は借金なのだ。B/Sを追っていくと、日銀レベルではカネの担保は国債であって、ゴールドではない。そして政府のB/Sでは国債は右の借金となり、左にあるのは?実は右より少ない!2011年で左は628.9兆円、右は1,088.2兆円!要するに債務超過459.3兆円!繰り返すが日銀の紙幣発行残高は91兆円。国民金融資産が1,500兆と言われているが、それは借金による幻なのだ。もともとそれはない!しかも借金には金利が付く。だから10人の債務者のうち誰かがポシャって、その人の資産を売って他の金利分を負担せざるを得ない。経済はゼロサム・ゲームだから。
これが世のシステムなのだ。アダムが禁断の木の実をかじって以来、あの者が巧妙に構築してきた。人々はカネがあればハッピーになれる、人生安泰、安らかに楽しく生きることができると思い込まされている。それはあの誘拐された女子中学生と同じように、あの部屋の中のマトリックスと同じなのだ。あの部屋でのプロコトルに従っていれば、とりあえず死はまぬかれる。だから、彼女はひとりでコンビニに買い物に行きながら、助けを求めることもせず、大学生の指示に従っていた。これと同じことが世のマトリックなのだ。サタンの指示に従いつつ・・・。キリストはわれわれをそのマトリックスから解放してくれた!が、ここにまたサタンの罠がある。そう、言わずもがな、キリスト教なるマトリックスである。以下省略・・・。
Lukeさん、確かにあなたの言われることはわかる。じゃあ、どうやって生きたらいいの!?と言われるキリスト教徒がかなり多いと思う。これ自体が証明しているのだ。フェイスを知らないことを。聖書は言うではないか。義人はフェイスによって生きる、と!で、これから先は今週のメッセを聞いてくださいな
kotoba
まことにアーメンです。
すべて聖書でご説明下さる、感謝です。
セレブへ参加するたび、ドアを開けた瞬間からご臨在感が圧倒的で、パワーアップ感に、リアルタイム立ち合えている不思議に、改めて、ハレルヤです。人がなに者だというので・・・主よ、感謝です。