I AMのパワー
- 2016/08/01 09:00
- Posted by Dr.Luke Karasawa (唐沢治)
- Category:信仰
- Tag:I AM, YHWH, エロヒム属, God-OS, エミュレーション
メッセでも語ったが、使徒行伝では「恵みと知恵」とか、「恵みと力」といった表現が多い。つまり「恵みとX」。恵みの実体はジーザス、イエシュア(John 1:14;17)。このXにはあなたが必要とするものを代入し得る。例えば、「恵みと癒し」、「恵みと必要の満たし」・・・。イエシュアは「わたしはIAMだ」と宣言された(John 8:58)。
神の名はYHWH。これは発音が忘れられているため、JehovahとかYahavehとか言われる。意味はI AM THAT I AM、わたしはありてある、だ。そこでこの名前の使い方だが、I AM THAT I AM Xとして、このXに何かを代入するのだ。
たとえば「X=癒し」ならば、Jehovah Raphaとなる。「X=必要の満たし」ならば、Johovha Jireh。I AMなる方、つまりYHWHは私たちのXとなるお方。究極には「X=わたし」、だ。すでに私たちは神から生まれその種を宿すエロヒム属。
Whereby are given unto us exceeding great and precious promises: that by these ye might be partakers of the divine nature, having escaped the corruption that is in the world through lust. -2Pet 1:4
ここのdivine natureはStrongによるとこうある:
growth (by germination or expansion), that is, (by implication) natural production (lineal descent); by extension a genus or sort; figuratively native disposition, constitution or usage: - ([man-]) kind, nature ([-al]).
また別の辞書ではessence;native condition, birth;native species, kind,...。つまりそれは「属」あるいは「種」の意味であり、神属あるいは神種と言える。かくして私たちはエロヒム属にして、YHWH家のメンバーなのだ。繰り返すがエロヒムをGodとか神とか訳し、YHWHをLORDとか主とするところに問題があるのだ。
かくしてI AM THAT I AMが私たちのすべてとなられ、私たちはYHWHの本性、性質、属性を共有する。こうして私たちは神をエミュレートするのだ(Eph 5:1)。
YHWH、すなわちI AMのパワーに覚醒せよ。神はわれわれを通して現れたいお方。WindowsマシンでMacOSをエミュレートするように、人間性において神性がエミュレートされる。これがニュークリーチャー、神の新創造。
注意:ウィットネス・リーが言うように「神と人が混ざって人が神となる」のではないから注意。Windowsマシンは別にMacマシンになるわけではない。ソフトがMacをエミュレートするのだ。われわれの人間性が神になるわけではない。私たちの新しく生まれた霊がエロヒム属であり、その霊がいわばGod-OSとして働き、私たちの魂と霊を通して神をエミュレートするのだ。
あなたに欠乏や欠点があればあるほど幸いなのだ。それはI AMがそのXになるためだから!かくしてジーザスがデモンストレーションされたように神は肉においてマニフェスト(現出)する(1Tim 3:16)。