再掲:秋日偶成―呈明道
- 2016/09/20 10:06
- Posted by Dr.Luke Karasawa (唐沢治)
- Category:信仰, 漢詩
- Tag:漢詩, 呈明道
釈意:官位を離れて閑散たる生活に入ってからというもの、何事においても心はゆったりとしている。ぐっすりした深い眠りから目覚めれば、すでに朝日が東の窓に赤々と差し込んでいる。周囲の事物を静かに眺めると、各々、はまりどころ得てしっくりと収まっている。四季の織り成す心地よい趣は、人と渾然一体となり移り変わっていく。私の信じる道は天地の間にあって浸透し、その無形の思いは風に流れる有形の雲にまで入り込む気分になる。たとえ富んだ者になっても富に耽溺せず、貧しく低い身分でも生きることを楽しめる。男子たる者、このような境地にいたるならば、真の豪雄である。
主はこう仰せられる。「もしわたしが昼と夜とに契約を結ばず、天と地との諸法則をわたしが定めなかったのなら・・・」-Jer 33:25
神の法則、理に則って生きること、これが安楽な道。逆らわず、もがかず、身も心も任せること。それは即ち、いのちの御霊の法則だ。五感の領域を脱皮すること、スーパナチュラルに生きることでもある。
真に神に任せるならば安楽である。-ブラザー・ローレンス