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Tag: 脳

宇宙との一体感-Jill博士の経験

かつて『境界線』なる本が米国でベストセラーになった。教えの風に吹き回されるニッポンキリスト教でも翻訳が出ている。この境界線が曲者。いかにもアングロサクソンが考えることではある。

先に紹介しているJill Bolt Tayler博士の本から引用しよう:

左の方向定位連合野が正常に働かないために、肉体の境界の知覚はもう、皮膚が空気に触れることろで終わらなくなっていました。魔法の壷から解放された、アラビアの精霊になったような感じ。大きな鯨が静かな幸福感でいっぱいの海を泳いでいくかのように、魂のエネルギーが流れているように思えたのです。肉体の境界がなくなってしまったことで、肉体的な存在として経験できる最高の喜びよりなお快く、素晴らしい至福の時がおとずれました。意識は爽やかな静寂の流れにあり、もう決して、この巨大な塊をこの小さい細胞のかたまりのなかに戻すことなどできはしないのだと、わたしにはハッキリとわかっていました。・・・

しかしわたしの場合、自分は固まりだという左脳の判断力がないため、自分についての認知は、本来の姿である「流れ」に戻ったのです。わたしは確かに、静かに振動する何十兆個という粒子なのです。・・・

わたしの目はもはや物を互いに離れた物としては認識できませんでした。それどころかあらゆるエネルギーが一緒に混ざり合っているように見えたのです。

そしてリハビリにおいて左脳の機能を取り戻していくのであるが、その際の彼女の葛藤は

何度もくりかえし頭をよぎった疑問は、「回復したい記憶や能力と神経学的結びついている、好き嫌いや感情や人格の傾向を、すべてそのまま取り戻す必要があるの?」ということでした。
たとえば自己中心的な性格、度を過ぎた理屈っぽさ、なんでも正しくないと我慢できない性格、別れや死に対する恐れなどに関係する細胞は回復せずに、(流体ではなく)個体のようで、宇宙全体とは切り離された「自己(セルフ)」を取り戻すことは可能なの?・・・
そして最も重大なことですが、左脳の個性を前にしても、新たに発見した「宇宙との一体感」を保ち続けることができるのでしょうか?・・・

宇宙との結びつきを失いたくなかったのです。自分自身が周囲の全てから切り離されたひとつの固体だなんて、感じたくなかった。頭の回転ばかりが速くなって、真の自分に触れることを忘れてしまうのは嫌でした。正直言って、涅槃(ニルバーナ)を諦めたくなかったのです。周囲から「まとも」だと判定されるために、右脳の意識はどれだけの犠牲を払うことになるのでしょう。

左脳でがんじがらめになっているニッポンキリスト教徒。妬みと嫉妬と恨みの霊が渦巻いているギョウカイ。「まとも」とか「正統」とか人から見てもらうために、カッコウだけを取り繕うことにより、失っているものに気がついていない。彼らも左脳が機能停止したほうが良いかも知れない。・・・っととと。彼女はさらにこう言う:

左脳が損傷したために言語中枢の自我(エゴ)の部分がなくなり・・・自分は脳が作り出した幻想だった・・・。

私たちはこの幻想を守るために他者を排除し、攻撃する。かくして外界のモデルも自己像も脳が作り出しているのだ!それによって振り回され生きているのがアダム系列の私。これが旧創造に属する人のあり方。対して、真のリアリティーとは何か?真の世界観、真の自己像、アイデンティティーとは?クリスチャンの場合、それはキリストにある私。聖書に書いてあるとおりだ。が、それを勉強しても無意味、とは言わないが効力はない。啓示が必要なのだ。真の光が照とき、私たちはそれを見る。私たちは神のうちに生きている、その境界線はもはや喪失する。互の境界線も溶け去る。境界線なるものはセルフの産物、それは左脳の幻想だ。

かくしてパウロは宇宙意識を証している。

被造物は、実に、切なる思いで神の子たちの出現を待ち望んでいる。
なぜなら、被造物が虚無に服したのは、自分の意志によるのではなく、服従させたかたによるのであり、
かつ、被造物自身にも、滅びのなわめから解放されて、神の子たちの栄光の自由に入る望みが残されているからである。
実に、被造物全体が、今に至るまで、共にうめき共に産みの苦しみを続けていることを、わたしたちは知っている。-Rom 8:19-22

全宇宙と溶け合う経験。それは神の霊の中に漂うとき、セルフが消えるとき、境界線も失せる。ああ、私は全宇宙の中の振動の一部なのだと知るのだ。それは至福の経験であり、同時に全宇宙のうめきがわたしの霊の中に共鳴するときでもある。ゆえにこう祈るのだ。主よ、来りませ!

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