再建主義でも新しい創造を・・・
- 2015/10/08 06:53
- Posted by Dr.Luke Karasawa (唐沢治)
- Category:書籍, 信仰
- Tag:再建主義
この記事「聖霊による回心は、世界を根底から変える」は面白い。神は新しく人を創造すると。いつもの再建主義の富井氏の論だ。まことに同意する次第。私は再建主義者ではないが、神のいのちの統治を地上に実現したい。2003年頃のバイブル・カレッジでもこの二面を語っていたが、それでもいのちの面に傾いていた。
が、最近、統治の具体的な方法に気がついた。それはデゥナミス。いのちにあってキリストと共に支配する力だ。このデゥナミスに覚醒すること。このようなスタンスはしばしば、「繁栄の神学」と共に、「Kingdom Now 神学」として批判されているが、主の祈りの本質はこれであろう。
では、再建主義に感じる違和感はどこから来るのだろうか?どうもその統治を社会体制と絡めるところにあるかもしれない。先のノンクリスチャンは選挙権を持たないとか・・・。われわれは社会体制とは関係なく統治を実現する。それはいのちによる統治。イエス自身も社会体制を変えることは意図されていない。わたしの国はこの世のものではない、と明言している。この地上に文字通りのイエスの統治が実現するのは次の経綸(千年期)。彼からするとこれはイルミナティの洗脳となるのだが・・・。
裏話:今回の新著は当初『神の法』としていた。が、カミさんが、大川隆法と間違われるし、パクリみたいだから、と。そこで『神のノモス』にしたが、出版社が、それは一般の人には理解できない、と。そこで『神の新創造』となったわけ。考えてみれば内容はもろソレなのだ。カバーデザインも宇宙とDNAバージョンは、なんと大川氏の最近の本にほとんど同じものがある。今のバージョンはスピ系を意識したものなのだが、ちょっとゴテゴテ感を外して現在に至った次第。今見るとそれなりの雰囲気で、宇宙とDNAバージョンよりもイイかもと感じている。本書はニッポンキリスト教業界は対象として考えていない。世に対する直球勝負だ。打倒、大川隆法?はは