スター・ウォーズ-スカイ・ウォーカーの夜明け-

観てきました。これって、やはり聖書が原型。はじめて聖書の話を聞いた時、それって『スターウォーズ』じゃん?と思ったものだ。だからぼくはルーク。

以下、ネタバレしますので、まだの人はスルーでヨロシク!

レイがパルパティーン・シスの孫だったと。両親はシスに殺されたが、シスはレイに自分の王座を渡すべく、レイに自分を殺させて復讐を促す。ここで自分で復讐すれば、闇の王座を得ることになるが、レイは踏みとどまる。イエスも悪魔に自分を拝すれば世界を与えると誘惑されたが、御言葉により拒絶した。復讐を自分ですることなかれと聖書も言う。同じモチーフだ。

一方のカイロ・レンも悔い改めて本心に立ち返りハン・ソロの息子としてのアイデンティティを再獲得する。これはルカ書15章の放蕩息子と父親の話と同じ。カイロ・レンに殺されたハン・ソロは、彼をマイ・サンと呼び、受け入れる(この辺りはエディプス葛藤だ)。カイロ・レンも最期に自分の生命をレイに与えて、自分は死ぬ。まさにこれもイエスの十字架と同じ。レイはカイロ・レンの犠牲により復活したのだ。

カギはフォースのパワーを如何に用いるか。それは闇の力ともなり、光の力ともなる。まさにフェイスと同じだ。われわれにとっては

 フォースを使え・・・ではなく、フェイスを使え!

だ。21歳の夏、元カノと新宿スカラ座で第一作目を観た。あれから40年以上。ようやく完結したらしいが、今や孫までもハマっているわけで、おもへばとほくへ・・・ではある。ラストシーンの砂漠が当時を思い起こさせてくれた。

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