いつもの再建主義の富井氏の論。ダニエル書の70週の預言はAD70年に成就したと。そのことを示すのが黙示録であると。

プレテリストの解釈では、紀元70年に再臨があったと考える。

黙示録は、われわれにとって未来の出来事を記した書物ではなく、イエス・キリストが紀元70年にダニエル書の70週を成就することを示した書物なのである。・・・紀元70年の再臨の中心的意味は、「イエス・キリストの世界支配の確立」である。

富井氏の見解では、AD70年に再臨があり、旧約のシステムをすべて終わらせ、新約の経綸にシフトし、モーセ律法も民族的なものから超民族的なものへとバージョンアップされ、国家もモーセ律法に基づいて運営されるべきなのだ。なぜなら、現在はすでに千年期であるから!

要するに再臨の後、千年期に入っている。あれ、これでは”プレ・ミレ”[1]=千年期の前に再臨があるとする立場でしょうに。富井氏においては全世界が福音化されたのち、二度目の”再臨”があるとするわけだが、それは再々臨。セコンドの次はサードだ。彼はイエスは都合三回地上に来られると主張するわけだ。

すでに再建主義の論理の綻びは指摘しているが、富井氏の論にはしばしば自己撞着の傾向がある[2] … Continue reading。改めてダニエル書の預言がAD70年に成就したとする点は新しい論点であるので、改めて指摘しておく。

Follow me!

0 0 votes
Article Rating

References

References
1 =千年期の前に再臨があるとする立場
2 そもそも黙示録がAD70年前に成立していないと富井氏の論は根底から崩壊する。この点については彼の論証に沿って論駁しているので、こちらを参照のこと☞「“倒れた五人”とは誰か-黙示録の成立時期について-」

Subscribe
Notify of
guest
0 Comments
Inline Feedbacks
View all comments
Translate »
PAGE TOP
0
Would love your thoughts, please comment.x
()
x