シニフィアンとシニフェ-量子論・時間論の本質
2021-12-10
量子情報理論のHotta先生のツイに僭越ながら一言。量子論では量子の本質を把握することができない。かといってその存在がないとは言えないと先生は言われるわけです。理論は現象(シニフェ)のモデルの構築(シニフィアン)であり、言語化できないことが即不存在だとは言えないわけです。
逆に存在していてもサイエンスでは五感のレベルに還元できなければ感知不能、つまりわれわれの主観的な経験となり得ないわけです。まさにスピリチュアル・エンティティなどはその典型です。存在しているが、センサーである霊が機能していないならばそれはその人には意味がありません。
量子論や時間論はそんな問題を提示しているわけです。
- 科学と信仰@KF_Site
ヴィトゲンシュタイン的に「言語は世界の映像」即ち言語化は存在の鏡像構成だから、鏡の前に認識論的障害/限界があれば鏡像は構成不可。逆に物理理論は存在のモデルつまり現象の記述である以上、最終的には五感レベルに還元できなければ単なる言語内存在に過ぎない。シーニュの問題となるのだろう。 https://t.co/ZVOZssuizx
— Luke Karasawa(唐沢治) (@Doctor_Luke) December 10, 2021
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