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トップ > 2009年09月22日

jomonism

縄文文化の芸術性の高さはよく知られている。その造形の美が生まれた理由は、当時は食べるに困ることがなかったからだ。ファイル 1046-1.jpg私の小学校以来の友人石埜穂高君のことはすでに紹介している。彼の編集した著書は岩波ジュニア文庫から出ている(注)。彼は実に多彩で、コピーライターとしては銀座カリーのパッケージの「物語」を連載中。考古学や文化人類学・民俗学などにも造詣が深く、故郷の遺跡の発掘や、諏訪の考古学美術館のサイトなども作っている。またプランナーとして出雲にて「立て御柱」を企画したり、青森の三内遺跡の世界文化遺産登録に向けて力を貸している。

注:Saltさん宛に、彼の父上から直筆のサイン本をもらってきましたよ^^後ほどお送りします。

その彼によると縄文時代の、たとえば諏訪では、どんぐりやくりなどの木の実が落ちる時期には、ほぼ1年分のカロリーを採取することができたのだそうだ。つまり縄文人は1ヶ月程度の労働で1年間食べていた。ファイル 1046-2.jpgしかも縄文時代の料理のレシピは、木の実のクッキーや鹿肉のステーキなど、かなりのグルメだったのだ。しかもここでも何度も書いている通り、物理的寿命は短くとも、主観的時間はきわめて長かったのだ。

つまり彼らはそのような豊かな生活の中であの縄文土器を製作していた。いわゆる機能性からすると無駄なデザインであり、これは弥生時代の土器と対照的。縄文時代は稲作が行われておらず、自然の恵みを採取する文化だったが、その方が実ははるかに豊かだったのだ。弥生時代になって稲作が入り、米の美味さを知るようになって農耕の忙しさをも知るようになったわけだ。労働に追われる状態。貯蔵のための実用的な土器が主流となり、縄文時代の芸術性は失した。しかも土地や労働力を巡って争いが生じるようになった。これで縄文時代の豊かさも失った。いわゆるGDP的な物差しで計れば弥生時代のほうが豊かなのだが、その物差しはかならずしも人間の幸福を測定するのにふさわしくない。

これと同じことが現代も起きている。アメリカのイナゴ式経済活動(食い潰すだけの経済行動)により、ニッポンもそろそろ食い潰されつつあるが、ニッポン人はGDP信仰を植えつけられて、アメリカの価値観に沿ってここまでやられたわけだ。この意味で石埜君は、ニッポンはすでにGDP型経済では立ち行かないフェーズを迎えているゆえに、新しいパラダイムを必要とする、と訴える。

ファイル 1046-3.jpgそれがすなわち縄文文化的価値観、名づけて"jomonism"(石油会社のJOMOではありません!)。すでにNPO法人の申請を出し、サイトも立ち上がっており、イベントも行われています。今後も故郷の諏訪の町興しもかねて、現地の神社などでレイブを開催したり致します。レイブはノリピーで印象が悪くなっていますが、もちろんドラッグはなし、ややトランス系の縄文系CG&musicで天然のモルフィネ(β-エンドルフィン)やセロトニンを分泌する企画を考えるわけです。

⇒SaltさんとDJ.Jerryもぜひよろしく♪

特に若者がGDP信仰の物差しで計られて居場所を喪失しつつある現代ニッポンに、実は今われわれが経験している以上のはるかに豊かな文化が、元々あったことを知ってもらいたいわけです。あなたが無意識に採用している(あるいは、させられている)ソノ"物差し"を捨てよ、さらば自由とならん!

・・・と言うわけで、今回の3次会で例年通りいろいろと意見交換をして、私も彼の発案に賛同。Dr.Lukeも「林住期」を迎えて、これからいろいろと「縄文イズム(jomonism)」に関わるつもりです。皆さん、特に息詰まっている方々、ちょっと立ち止まって縄文人の豊かさを味わってみませんか?

NPO法人jomonism(→http://www.jomonism.org/)

追記:写真は縄文中期の尖石遺跡(1月撮影@茅野市)

ファイル 1046-4.jpgファイル 1046-5.jpg

my old friends

ファイル 1045-1.jpg実に楽しい同級会でした。場所は下諏訪町のかつての繁華街(今やシャッター街)のやや奥まったところにある隠れ家的お店『飛(ヒ)やじ』。単なる居酒屋ではなく、趣のある雰囲気で、料理はけっこう工夫がある。古い民家をアレンジして、Jazzなども流れている。また酒蔵の多い下諏訪だけに地酒は実にいろいろ。

ファイル 1045-2.jpg

ファイル 1045-3.jpg卒業以来始めて会った友もふたりほどいたが、多分道で出会っても分からないでしょうね。髪は白くなり、それぞれの人生の重みを背負っているわけでして・・・。2次会はカラオケで盛り上がりました。私はHigginsの"Casablanca"を英語で。ややキザに決めました。最後は竹内まりあの『人生の扉』を合唱(したかったがみんな知らなかった・・・)。"It's nice to be fifty."と。

私たちはクラス替えがなく、多感な3年間を過ごしているので、かなりまとまりがよい。担任が独裁者だったので、みんなアンチ担任で結束が強いのだ。まあ、この歳になると担任も懐かしい存在になるのだが。中には幼稚園から小学校を経て10年一緒だったのもいるくらい。中卒でトラックの運ちゃんから東大卒Dr.Lukeまで、実に多種多様に生きている。このような場で初めて知るエピソードなどもあるわけで、古い友達の新しい面を発見して、これも実に楽しいのだ。再来年くらいには横浜でやって欲しいとリクエストがあった。そうだね、これもイイかも。

まだ逝ったヤツはひとりもいない。心臓のバイパス手術を受けたのはいるし、鬱病になっているのもいる。が、この場ではみんな無邪気にあの時代に戻れる。みんなこれからも生き延びろよ!

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