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トップ > 2014年01月18日

鎌倉ミシュラン巡り2

その後円覚寺を散策。ここには夏目漱石、鈴木大拙、西田幾多郎、夏目漱石らが参禅している。特に大拙は釈宗演の元で見証し、印可証明を受けている。

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円覚寺の開基は北条時宗、開山は無学祖元だ。元寇の際の彼らの逸話もすでに書いている。しかし、何なのだろう、この空間の静謐さと落ち着き。実に心が落ち着くのだ。円覚寺では土日一泊の参禅会もあるので、ちょっとチャレンジしてみようかと。

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で、いつもどおり江ノ島へ。ここも私の大好きな場所だ。4時過ぎると夕日が実に美しい。海岸でボーっと小半時間ほど海と光を眺める。なんとも癒される時間なのだ。そして夫婦饅頭を買って帰路に。このアンコのたっぷり入った饅頭は黒と白(皮に酒粕が入る)があるが、熱くて濃い緑茶と共にいただくと、これが実に美味。至福の瞬間なのだ。

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かくして新春の鎌倉と江ノ島をたっぷりと堪能した一日ではあった。まだまだ新しい発見ができそうな地である。

追記:この修行僧の背中、凛と伸びて実に清清しい。心の持ち方は背中で分かるのだ。禅の第一歩は背筋を伸ばすこと。改めて、シャンと・・・。

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鎌倉ミシュラン巡り

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行ってきた。まだ正月気分覚めやらぬ鎌倉鶴岡八幡宮の参道。人出がすごい。そこから約2キロほど離れたところに3軒が並んでいた。精進料理の店『鉢の木』。なるほど、殺生をしないと言うことで、タンパク源も豆腐、すべて植物性だ。味は淡白だが、噛み締めているうちにジワリとくる。禅寺ではこれが通常の食事で、確かに身体にはイイだろう。が、たぶん、極私的には出エジプトしたイスラエルのように肉が食いたいと叫び出すことは明らかだ。

普段は車でスルーするのだが、最近はよく歩いていると思わぬものを発見している。今回は東慶寺にて、なんと鈴木大拙と彼の盟友西田幾多郎の墓を発見。いや、ちょっと感動した。大拙は奥さんと共に葬られている。彼の奥さんベアトリスはアメリカ人。結婚前はかなりあまーいラブレターなども交換しており、人間大拙にちょっとシンパを覚えるところ。この寺は大拙が松ケ岡文庫を置いたところで、西田幾多郎や岩波茂雄の墓もほぼ同じ区割りにある。いずれもきわめて簡素だ。実は私、線香の香が大好きで、思わず一束買ってきた。

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前回は西田幾多郎の別荘を発見したことを書いたが、こういった発見は実に楽しい。車ではなく歩くことの大切さをしみじみ感じている。

ミシュラン巡り

ピッシと締った空気が顔に痛い。たっぷり汗を流して、40℃程度の風呂に30分ゆっくりと浸かる。これでHSPも出て、今日もハッピーだ。ちょうど一昨日のトレの効果で気持ちイイ筋肉の痛みが出ている。これをストレッチで伸ばすのがまた気持ちイイ。かくして現在上半身を集中的に追い込んでいるが、チェスト(胸)と腕のサイズがUPしている。

さて、本日は、というわけだが、いよいよミシュランの店を開拓しようかと。早速見つけたのが北鎌倉の精進料理の老舗(ひとつ星)。動物性の食材を一切使わない料理ということで、その名も鎌倉鉢の木

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道元の『正法眼蔵』には「典座教訓(てんぞきょうくん)」と「赴粥飯法(ふしゅくはんぽう)」なる章がある。中国に渡った若き道元は港で、食材を買いに来た年配の僧侶老典座に会った。彼は阿育王山(=広利寺)の典座(=食事係)だった。 道元はその老僧と仏法の話をするために、同泊を誘ったが、 老僧は、食事の準備に間に合わなくなると断った。道元は、「食事の用意などは若い者にでもさせれば良いではないか。あなたのような高徳の老僧侶が、坐禅や仏法の論議よりも、 食事の準備を優先させて、何か良いことがあるのか」と問うた。彼にはまだ見えていなかったのだ。

また道元が天童山の如浄(にょじょう)禅師の元で修行していた時に、 用(ゆう)という典座和尚が「今をはずして一体いずれの時を待つのか」 と喝を入れた。この時道元の心に「今ここ」が明確に見えた。かくして道元は、二人の老典座(食事係)との出会いによって開眼したのだった。調理も食事もすべては修行。生きること即仏道であると。

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こうして道元は台所の作法と食事の作法を重んじるようになり、永平寺ではこれらが立派な修行となるのだ。もっと言えば、掃除・洗濯・雑巾がけ、これら日常の雑事がすべて修行。要するに、座禅や仏法の学びが高尚でこれらの雑事は低級とする観念自体が幻想なのだ。今、ここにある自分の生から離脱した何かを求めること、これが迷妄である。かくして前後裁断、今ここに生きる態度を道元は求める。これが悟り、鈴木大拙はこれを「肘、外に曲がらず」として、自らの見証の辞とした。当たり前を当たり前に、「花紅柳緑、眼横鼻直」の世界に生きること。イエスも言う、野の花を見てみよ、空の鳥を見てみよ・・・と。

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