ジョージ・ミューラーの証
- 2015/04/25 09:18
- Posted by Dr.Luke Karasawa (唐沢治)
- Category:信仰
- Tag:証
あるクリスチャンの船長が彼を乗船させたときの事。ミューラーは船長にこう申し出た。
「船長、伝えたいことがあります。どうしてもカナダのケベックに土曜日の午後までに到着していないとなりません。」
「それは不可能ですよ」と彼は答えた。
するとミューラーは言った、
「わかりました。この船がケベックに土曜日までに着くことができないなら、神は別の方法を何らかのかたちでみつけられるでしょう。私は57年の間、ただの一度も説教奉仕の約束を破ったことがないのですから。さあ、海図の広げてある下の部屋に行って祈りましょう。」
船長はこの神の人を見つめ、もしかしたら精神病院のお世話になっているだろうか、と思わず考えた。
「ミューラー先生、この霧がどれだけ濃いのかご存知ですか?」
「いいえ、私はどれだけ霧が濃いかではなく、生ける神に目をとめているのです。神は、私の生活のあらゆる状況を支配しておられるのです。」とミューラーは答えた。
それから彼は、もっとも単純な祈りを捧げた。その後で船長が祈ろうとすると、ミューラーは彼の肩に手を置いて、祈らなくてもいいと言った。そしてこう説明した。
「第一に、君は主が御業をなされると信じていない。第二に、私はすでに主が祈りに応えてくださったと信じている。だから君が祈らなくてはならない理由はどこにもない。」
船長がミューラーを見つめていると、彼は続けた、
「船長、私が主を知るようになってから、もう57年になりますが、主が私の祈りを聞かれなかった日は、一日もありません。船長、さあ、立ちましょう。扉を開いてご覧なさい。霧はもうなくなっています。」
立って扉を開くと、確かに濃霧は消え去っていた。
土曜日の午後、ジョージ・ミューラーはケベックに到着し、予定通りに奉仕することができたのだった。
何でも祈り求めたことはすでにかなえられたと信じなさい。そうすればそのとおりになります。-Mark 11:24
追記:天のサブスタンスに生きる人は地の人からは精神病院行きと見えるのだ・・・。