アダムとエバの実在性
- 2015/07/28 07:43
- Posted by Dr.Luke Karasawa (唐沢治)
- Category:信仰
- Tag:創造論, 進化論, DNA
本のゲラの校正でほぼ時間を取られているところ。極私的には聖書に関心がある人にもスピ系の人にも面白いものができたと思っている。前にも書いたが、キリスト教関係書籍のコーナーは実に無味乾燥。スピリチュアルな要素がみな抜かれているためだ。オツムだけの世界。ちょうど肉汁が抜けて筋だらけのステーキみたいなもの。組織神学だとか、聖書の非神話化がどうのとか・・・。だから真に飢え乾いている人はスピ系に流れる。
さて、福音の本質はアダムとエバの存在。これが否定されるならば全聖書は崩壊する。ところが自称クリスチャンでも、創世記は神話であり、寓話的物語に過ぎないとするむきがある。進化論そのものでなくても、有神論的進化論とかを擁護する者もいる。彼らは自分の信仰の体系を自分で崩している。自己免疫疾患のようなものだ。だからいざという時に信仰を働かせることができない。当然だ。神の言葉を信じていないのだから。信仰は、証拠があろうとなかろうと、アダムとエバの存在を知っている。
私たちは信仰によってこの世界が神のレーマによってフレーム化されたことを知っている。-Heb 11:3
したがって本来サイエンスによって確証する必要などもない。が、信仰者と不信者との共通言語として、サイエンスを用いることには意味が有る。彼らは信仰という、一種のシックスセンスを有していないのだから、御言葉の真実性を認めようがない。盲目の人にいくら色彩を説明しても理解できないのと同様。彼らには点字などの媒体が必要なのだ。サイエンスでアダムとエバの実在性を証明できればそれに越したことはない。そこでこの記事を紹介しておこう。
-‘Science Supports Genesis’: Geneticist Says Evidence Confirms Biblical Adam and Eve
Answes in GenesisからDVDも出ているようだ。
この欺瞞だらけの終わりの時代、自分が何をどう信じているのか、根底から確認しておく必要がある。さもないとあっと言う間に教えの風や自分の感情とオツムに吹き飛ばされることであろう。
toshi
終わりの時代、マインドがリニューアルされて、我々がいかに"naturally supernatural"たる存在になれるかが、問われていますね。ルークさんの新著、大いに期待しています。多くの迷える日本人が目を覚ましますように!
(大勢の日本人クリスチャンの反応がなんとなく予想できてしまうところが怖いです。むしろ、まだキリストを知らない人々が素直に受け取ってしまうような。まさに、「後の者が先になり、先の者が後になる」が実現してしまうのかも…)