すごいソフトを発見!
- 2016/06/09 21:54
- Posted by Dr.Luke Karasawa (唐沢治)
ヘブル語とギリシャ語のインターライナー。これがフリー、WOW!!! J-Bibleなどはもう無意味だね。
聖書の写本、これ、ヤバいことになっている。邦語訳は写本以前に、訳語自体が恣意的でとてもではないが、そのまま信用できない。写本もアレキサンド リアあるいはバチカン系列はアウト、どうもビザンチン系列がもっとも信用が置けそうで、私は基本的にe=SwordにてKJVとStrongなどを組み合わせて調べている。ギリ シャ語は白文では読めずとも、文法が分かれば、種々のツールで理解可能。この点、教養時代にドイツ語で苦しんでおいてよかった。英語だけではちょっと不十 分。
例えば、ちょっと光る部分をひとつ―エペソ5:1。ここは普通、「神に倣うものとなりなさい」とあり、これでさんざん自力で頑張ってクルシチャン化する人 が多いのだ。倣えるわけがない!それは犬が人間のフリをしようとするようなもの。いのちの階層が異なるのだから、元から無理。が、ここに使われているギリ シャ語を見てみると、「神の写し(要するに、コピー)になりなさい」といったかなり大胆な表現! WOW!!! われわれは新人類。神のDNAをイン ヒュージョンされた存在。その霊的DNAが発現するのだ。神は肉を通して表現される(1テモテ3:16)。
かくして聖書は宗教の本ではない。道徳や倫理や人生論や神学の本ですらない。それは生命現象の書なのだ!日本語の世界だけに閉じ込められるといわゆるニッ ポンキリスト教というかなりやっかいなマトリックスに生きざるを得ないことになる。霊的世界にアプローチする場合、言語による不公平は明らかに存在するの だ。が、ここに紹介したようなツールを神は用意して下さっているわけで、まことに涙が出るほどに感激する次第。