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ニッポンの霊的城壁の弱さ

WW2で現人神がニンゲン宣言してしまい、騙されていたと傷ついた人々は、神とかGodは危ないとして、ひたすら物質論的価値観を奉じ、自由と民主主義、市場経済を追求。が、その行きついた先のバブルも微塵に崩壊。

それまで霊的なこと云々は迷信、カルト、妄想として抑圧していたが、満たされない人々がオウムに入れ込み、あの事件。で、ますます霊が云々言う人々はヤバ イとなるわけ。が、そんな中で「○○の科学」や「○○学会」があれだけの隆盛を誇るわけで、霊的真空を何とか埋めるべく大衆はもがいている。日本の宗教法 人の会員数は軽く1億を超えるらしい。伊豆の岡田さんによるMOA美術館とかぜひ訪れてほしい。宗教のパワーが分かる。

とりあえず、深いことは考えず、自己実現、自己啓発などの形で紛れているのが現状。あるいは仕事や趣味、温泉や映画(おい、自分のことだろの声 が・・・)、レジャーにセックスにグルメと。ところがカプセルの外ではもろ霊的な事件が続発。何が起きてるのか困惑したまま、あまり深いことは考えず、と りあえず今のところまともな国はニッポンだけになりつつあるわけ。ヘイワ、ヘイワ・・・と。

しかしイスラムも着実に日本に侵入している。彼らはトロイの木馬を潜らせるのだ。それを、世界平和、宗教に壁はない、人類皆兄弟とウエルカム。気がついた ときはもう遅い。それがヨーロッパの現状。世俗化したキリスト教には対抗し得る霊的パワーはない。いわんやわが国をやだ。これは放射線に対する無感覚さで も分かる。あなたのうちに着実にソレは蓄積しているのだ。ある臨界点を超えた時にソレは現れるが、その時はすでに遅い。

いや、みな何かが変と気がついてはいるが、見たくない。あえて目をそらして、人生ハッピーを演出しているだけかも。かつて芥川が漏らした「ぼんやりとした 不安」の時代。いや、そんな辛気臭いことは言わず、楽しくいこうぜ、盛り上がろうぜ。といっても若者はそのパワーさえも枯渇しつつある。毎日を生き延びる だけで必死。

大衆が自分を全面的に任せられる対象を求めるようになるとこれがファシズムへの道を備える。繰り返すが、ソレは押し付けられるものではない。大衆が自らの 魂をソレに売るのだ。かくして戦争は繰り返されてきたし、今も着々とその布石が敷かれている。なぜか?答えは簡単、最も有効な経済政策は戦争だから。ニン ゲン牧場化したこの世では長いものには巻かれよ、法律に引っかからないようにうまく立ち回った者が勝ち。が、それも誰かが用意した舞台の上のオハナシ。 ジョージ・オーウェルの世界がそのまま実現しようとしているのだ。

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