人間牧場社会の到来
- 2015/10/20 22:35
- Posted by Dr.Luke Karasawa (唐沢治)
- Category:社会
- Tag:TPP, マイナンバー
現在、高校の物理では原子核物理を教えない。社会では近現代史を教えない。共に時間がないとのことだが、これは致命的。縄文時代や平安時代がどうのこうのと言っても、今を生きる役には立たない。そもそも歴史が分断化され、大きな流れをつかむことできないのだ(ちなみに私は高校時代、歴史は赤点すれすれ。東大の1次には社会が二科目あったが、まともにやってもムリ。そこで過去問を調べたら、四択のうち「2」の正解率が高かったのだ。で・・・、のどかな時代だった)。
ニッポンがどのような欧米諸国の力学の中でWW2にまで追い詰められたか。東京裁判史観しか提供しないから、ニッポンは悪だと刷り込まれる。私はウヨではないが、普通に考えても、アメリカの誘導策であったことは明らか。原爆も戦争終結を伸ばしておいて、実験データ収集のためにあえて二種類を落とした。これは私の博士論文でお世話になったニッポンの統計学の父である方がGHQと広島・長崎を調査した経験から教えてくれた。文部科学省の指導要領どおりの授業しかできない現状、これも米によるWGIP(War Guilty Information Program)の一環だ。教師自体がMCされている。
とにかく情報を遮断あるいは管理し、カプセル化して、国民をオネンネさせておく。そのような国民はどうなるか。食って、寝て、いい車乗って、いい家に住んで、遊んで、セックスして・・・だけ。「社畜」なる言葉があるが、欧米では「シープル」という。sheepとpeopleの合成語。おとなしく、物を考えず、目先の生活と享楽に埋没する国民のあり方だ。これからの社会の動きは聖書が予言しているが、現状そのとおりになりつつあるわけで、NWOとNWR。マイナンバーが予告するプライバシーゼロ社会。ジョージ・オーウエルの『1984』のような人間牧場だ。それは獣の刻印の前哨戦。いずれ中東は火を吹くが、その後にくる平和世界が、実は恐いのだ。