Dr.Lukeの一言映画評-『レヴェナント』
- 2016/05/02 18:06
- Posted by Dr.Luke Karasawa (唐沢治)
- Category:映画, 日記
デカプリオがアカデミー賞を受賞した『レヴェナント-蘇りし者』。うーん、実にヘヴィーだ。最後のシーンの有名なバイブルの聖句(これを言うとネタバレになるので・・・)でちょっとカタルシス・・・。
ニッポンの映画がたいてい安っぽいお涙頂戴に堕すのに対して、彼らはバイブルを知っているゆえに、ニンゲンの実存的にして根源的な罪を暴き出す。救いはどこに?と改めて・・・。
デカプリオがアイドルから脱皮して久しいが、これはまた彼の節目となるであろう成熟したオトナ向けの作品!しかし、まだ重さの余韻が残っている。
まこ
私も一昨日観てきました
ずしっと見せてくれる良い映画でした
トムハーデイー演じるフィッツエラルドが
神を語る時に自己都合に解釈してる様が興味深かったです
デカプリオの作品は殆ど観ていますが
今回の作品では、流石にここまで出来ると唸らされます
少年時代にジョニーデップと演じた頃から
既に才能が光ってましたが
なかなか大した役者ですね
本当に、あちらの作品の根底には聖書が意識されてて
何らかの影を残してますね