ちょっと思い付きを
- 2016/07/14 08:34
- Posted by Dr.Luke Karasawa (唐沢治)
- Category:社会, 信仰
- Tag:神学, キリスト教
キリスト教の歴史を見ると血塗られているわけ。これ自体ジーザスの血を無効とすること。で、異端者とされると火あぶりに拷問だ から。カトリックは言わずもがな、カルバンやルターも数十万単位で殺してる。カルバンなどはあえてとろ火で火あぶり。彼の精神病理はサディスティックなの だ。こんなニンゲンたちの振る舞いで、もっとも迷惑してるのはジーザスご自身なのだ。ジーザスはキリスト教の教祖ではないわけでして、名前を勝手に使われ てしまったのだから・・・。
だいたい、神学論争などは、たとえば有名なカルバンとアルミウスの対立も我々自然科学系の人間から見ると、問題設定自体が ill posed。ナンセンス。要するに確定論VS.偶然論なのだが、今のカオスの理論から見れば、確定と偶然を区別すること自体がわれわれ人間のマインドにお いては不可能なのだ。詳細はこちらを。
神学はもっとも低級な学問で、声のでかいヤツが勝つ。そして負けたヤツを処刑する。こうしていわゆる正統教理なる体系が歴史的に構築されてきた。・・・と、私が言ってるのではないので一応。かの佐藤優氏の発言です。フォイエルバッハ が「神学は人間学だ」と言ったそうだが、まことに私から見るとその人の精神病理の表現なのだ。ルターがヒットラーの思想構築に大いに影響したとか、少なか らずキリスト教には狂気という要素がつきものなのだ。それを神の名でやるから怖いわけでして・・・。まあ、ブッシュのイラク侵攻などもですが。
が、終末の時代、ますます霊的要因が地政学的なダイナミクスを動かしていることは事実。物質論的世界観で汚染されたわが国の政治屋さんたちには、まず理解 できないメカニズムが世界を動かしている。まあ、そのうちにAKB出身国会ギインも登場してくるでしょう。ヘイワでいいなあ~。踊るアホウと見るアホウ、 大衆と政治屋は合わせ鏡なんです。ハイ。