日本と天皇は一体不可分=アイデンティティの本質=

良かれ悪しかれは別にして、日本は天皇が統べる国としてのアイデンティティを失ったら、もはや日本ではないってことには同意だ。女系を認めるならば天皇は無意味になるから廃したらよい。

では、共和制によってこの国が成り立つかと言えば、無理でしょ。フランスのバカレロア試験も、ぼくも含めて、とてもクリアできませんからね。

馬淵氏は「天と地をつなぐ霊的権威(権力ではない)」としての天皇を説いているわけ。だから彼は天皇は憲法を超えると言っておられる。国家は憲法によって規定されるが、国体は憲法によって規定されないとも。

極私的には天と地をつなぐ存在はただジーザスおひとりだから、そこに干渉されるときは天皇を拒絶するが、そうでない限りは「別に~」のスタンスだ。で、なんとか天皇とジーザスの両立を図りたい一部のニッポンクリには、「アマテラス=イエス・キリストから権威を受けた存在が天皇だ」とするむきも出るわけ。

かくして三千年近く万世一系[1]これも真実かどうかは不明だが、少なくとも共同幻想としては成り立っているの日本という存在は実にユニークであることは間違いない。

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1 これも真実かどうかは不明だが、少なくとも共同幻想としては成り立っている

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