イスラエル再建70年記念日にイスラエル米大使館移転の霊的意味(2)-現代の”キュロス”の出現-
現状、ニッポンではあまり報道されないが、イスラエルとイランの対立が崖っぷちの様相を呈している。
トランプについては現代の”キュロス”と評されているわけで、米大使館も5月14日にエルサレムに移転する。ちょうどイスラエル再建70年の日だ。私は2012年に現代のキュロスが出現すると予言している。その記事(2012年8月14日)を転載しておく。
わたしは、終わりの事を初めから告げ、まだなされていない事を昔から告げ、『わたしのはかりごとは成就し、わたしの望む事をすべて成し遂げる。』と言う。-Isa 46:10
神は私たちが住む時空連続体の外におられるゆえ、そのうちで生じる事象はすべて透視されている。それを人に対して啓示として与え、それを語り出した者が預言者だ。よってそれは時系列の中で成就するのは当然であり、私たちはそれをシーケンスとして経験する。
古(いにしえ)のダニエルがバビロンの崩壊をベルシャツァル王に預言した時の台詞は有名だ。いわく-
それで、神の前から手の先が送られて、この文字が書かれたのです。
その書かれた文字はこうです。『メネ、メネ、テケル、ウ・パルシン。』
そのことばの解き明かしはこうです。『メネ』とは、神があなたの治世を数えて終わらせられたということです。
『テケル』とは、あなたがはかりで量られて、目方の足りないことがわかったということです。
『パルシン』とは、あなたの国が分割され、メディヤとペルシヤとに与えられるということです。-Dan 5:24-28
この解き明かしを受けたその晩に王は死に、キュロスによってバビロニアは滅ぼされ、ダリヨスの世となった。時にBC539年、ペルシャである。もちろん今のイランだ。
さてこの壁に書かれた文字は次のようなものであるらしい。
これらは当時の貨幣単位を表しており、
MENE =50シェケル×2
TEKEL =1シェケル
UPARSIN=25シェケル[1]UPARSINの語根はPRS、すなわちPeRSia。ヘブル語は母音表記。
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合計: 126シェケル
出エジプト記(Exo 30:13)によると1シェケル=20ゲラの換算ゆえに、126シェケル=2520ゲラとなる[2]ちなみにドバイの現代のバベルの塔、世界最高のタワーの高さは2520フィートと言うことだ。。これは1260+1260であり、ひと時とふた時と半時(3.5年)の倍(Dan 12:7)、すなわち7年間を表す。ちなみにネブカデネザルも誇り高ぶり自分を神とした結果、神の裁きを受けて7つの時の間狂気に落ちた(Dan 4:16)。1年をカウントする場合、1年=360日とする場合と(イスラム歴はこれ)、ユダヤ歴(陰暦とほぼ同じ)による場合と、太陽暦を取る場合があるが、今はこの数字を象徴的に取ることにして、BC539年から2520年後は2520-539+1=1982年。この年はイランがシーア派のホメイニ師を建てて、イスラム国家を樹立し(79年、イラン革命)、アメリカ大使館人質事件を経て、世界的に注目されるようになった年だ。
さらにラッパの日(ティシェリ1日)から贖いの日(同10日)まで7年を経ると2550日(=1260+1290:86月)となる。1290日はダニエル12章の預言(Dan 12:11)でも登場するが、2520年に閏月を入れたものでもある。BC539年から2550年を経ると、2012年。ここでキュロスの意味は、これが面白いのだが、「Koresh:あなたは火を持つ者」となる[3]ブランチ・ダビデアンの教祖デイビッド・コレシュはここから取っている。。さてここでお分かりだろうか、ペルシャ王キュロスは「火を持つ者」なのだ。そして、今年2012年、イランはすでに10月にも核兵器を持つとの観測が出ているのだ。
- Iran can build an N-bomb by Oct. 1. Cairo coup hampers Israeli action
- Iran steps up nuclear warhead work: Israeli media
対するイスラエルは国際社会にイランに対する最後通牒を要求している。
聖書預言ではイラン、すなわちエラム[4]現在のイランの核施設開発の拠点ブッシュフェール近辺になる。は神によって裁きを受ける。
ユダの王ゼデキヤの治世の初めに、エラムについて預言者エレミヤにあった主のことば。万軍の主はこう仰せられる。「見よ。わたしはエラムの力の源であるその弓を砕く。わたしは天の四隅から、四方の風をエラムに来させ、彼らをこの四方の風で吹き散らし、エラムの散らされた者がはいらない国はないようにする。わたしは、エラムを敵の前におののかせ、そのいのちをねらう者たちの前におののかせ、彼らの上にわざわいを下し、わたしの燃える怒りをその上に下す。―主の御告げ。―わたしは、彼らのうしろに剣を送って、彼らを絶ち滅ぼす。わたしはエラムにわたしの王座を置き、王や首長たちをそこから滅ぼす。―主の御告げ。―しかし、終わりの日になると、わたしはエラムの捕われ人を帰らせる。―主の御告げ。―」-Jer 49:34-39
彼らの力の源泉が打たれるのだ。これによって天の四方からの風によって彼らは世界へと散らされる。しかし終りに日にはそこに神の座が置かれ、回復される。エラムは現イランの核施設の中心Busherhとほぼ重なることは前にも書いた。ロンドン・オリンピックも一応無事終わったが、このオカルト祭典の後、何かが動く。キュロス王は確かに再来するのだ[5]まさにトランプなる現代の”キュロス”が出現したわけ。。
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