世界情勢を見る目-バイブルをスコープとせよ

世界が荒れている。池上やTVコメンテーターの頓珍漢に踊らされてはならない。世界情勢やその歴史を見るときに、ノアの次の預言は重要である。


こう言った。「カナンは呪われよ、奴隷の奴隷となり、兄たちに仕えよ。」
また言った。「セムの神、主をたたえよ。カナンはセムの奴隷となれ。
神がヤフェトの土地を広げ(ヤフェト)、セムの天幕に住まわせ、カナンはその奴隷となれ。」

創世記9:25-27 新共同訳

カナンはハムの子で黒人の祖、セムはユダヤ人など黄色人種の祖、ヤフェトは白人種の祖。つまり白人はユダヤ教とその派生キリスト教の覆いの中に住みつつ、帝国主義を旗印として、黒人を奴隷としその領土(植民地)を拡大してきたわけ。これに抵抗したのがセム系の日本人だが、残念ながら日本人は聖書を知らず、白人のマネをしただけだった。地政学的力学に働く霊的な力には抗せないのだ。

主の御使いはまた言った。「今、あなたは身ごもっている。やがてあなたは男の子を産む。その子をイシュマエルと名付けなさい。主があなたの悩みをお聞きになられたから。彼は野生のろばのような人になる。彼があらゆる人にこぶしを振りかざすので、人々は皆、彼にこぶしを振るう。彼は兄弟すべてに敵対して暮らす。」

創世記16:11-12 新共同訳

イシュマエルはアブラハムの妾ハガルの子であり、アラブ人の祖。つまり今のイスラム教徒のルーツだが、妾の子ゆえ妬みと敵対心が強く、あらゆる国民と、特にその兄弟つまり正妻の子イサクの子孫であるユダヤ人に敵対して生きているわけ。

これからの世界の動きも聖書預言のとおりになる。すでにその布陣はかなり整っているのだ。そしていわゆる前艱難(7年間)携挙説は罠となる。

いわゆる教会の携挙があってから封印が解かれ始めるとするが、すでに四頭の馬は解き放たれており[1]白は白いキリスト教を旗印にした帝国主義、赤は戦争、黒は経済危機、青は疫病飢饉などの死。、第5の封印(殉教者の叫び)も開かれつつあると極私的には考えている。エゼキエル書6章によれば、すでに地政学的に見て四頭の馬=それは風つまり霊であるが=は配置済みである。

わたしは言葉をついで、わたしに語りかけた御使いに、「主よ、これは何ですか」と尋ねると、 御使いはわたしに言った。「これは天の四方に向かう風で、全地の主の御前に立った後に出て行くものである。

ゼカリヤ6:4-5 新共同訳

ちなみに携挙は七年の後半以降である。

関心のある方は上のビデオシリーズをどうぞ。なお、一部の聖書預言を振り回して終末だぁ、ハルマゲンドンだぁ、と煽る連中には要注意。彼らは聖書を正確に理解せず、つまみ食いして自説を展開しているだけだ。日々、落ち着いて淡々と生きましょう。

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1 白は白いキリスト教を旗印にした帝国主義、赤は戦争、黒は経済危機、青は疫病飢饉などの死。

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