再建主義における聖書の主要なメッセージ

いつもの再建主義の富井氏の論。実におもしろい、この勧善懲悪的な単純さ。聖書は生命現象の書なのだが、いのちという論点がほとんど出ない点が不思議でもある。

聖書の主要なメッセージは、ダニエル書と黙示録に記されている。

つまり、「イエスはメシアとして来臨し、旧約聖書を成就し、サタンの国を滅ぼし、永遠の御国を確立し、信じる者を贖い、彼らを世界の王・預言者・祭司とされる」である。

それに対して、悪魔側は「イエスはメシアではない。ユダヤ人はルシファーとともに神であり、メシアであり、ルシファーの国は世界を支配する」と考えている。

イエスが十字架上で「成就した」と言われたときに、法的に悪魔側は負けた。悪魔側の計画は法的に頓挫した。

そして、紀元70年に再臨されたときに、実際的にイエスは勝利された。悪魔側の計画は実際的に頓挫した。

紀元70年以降、世界の歴史は「キリストの法的な世界支配を現実化する過程」である。

十字軍以降の、ユダヤ教による世界支配の試みは、今日極大に達しているが、滅びる運命である。

ユダヤ教シャバド・ルバビッチ派は、パリサイ人の運動である。

滅んだはずのパリサイ人は、地獄の底から復活したサタンによって力を与えられ、18世紀以降、数々の秘密結社を作り、共産主義運動を通じて世界支配を拡大してきた。

その魔の手は日本にまで及んでいる。

彼らは、神の国の拠点として秘密のうちに保全されてきた皇室に王手をかけた。

この「復活したサタン」と「神の国日本」の戦いが、いわゆるハルマゲドンである。

しかし、すでに述べたように、紀元70年にイエスの王権は確立されており、彼らが負けて滅亡するのは永遠の昔に定められた運命である。

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