コロナ東京367人の見方

文芸評論家 小川榮太郎6時間前 ·

再度ご紹介します。コロナウイルスは世界中ほとんどの国で終息しています。政策や国民の健康状態、被害規模はまちまちですが、共通しているのは2カ月前後で突然死者がばたりと止まる事。要するにそれぞれの国で集団免疫が達成されて終息する。これがこのウイルスの唯一見紛いようのない「ファクト」なんです。抗体がどう、免疫がどうという機能面は実はそんなに明確な答えが現代科学では出ない。新説がしょっちゅう出てきます。今回だってカットオフ値ひとつなかなか決められない。だからそういう病理学的ファクトがないと自粛が解けないというのなら、社会が死滅するまで何もできません。日本は遅くとも5月に終息している。今は7月30日です。死者が出なくなったというファクトで判断できない人は科学のいろはの分っていない迷信家です。医者や専門家にそうした非科学的な人間が多い事に愕きます。
 死者は70代以上、過半が院内感染、しかも厳密に新型コロナが死因と言える例がどの位かも全く公になっていない。合計900人。 毎月10万人が亡くなります。この3月から7月およそ50万人亡くなっています。その中で900人、しかもそれももう2ヶ月殆どいない。後は免疫記憶の強化のためにこそ社会を止めない方がいい、これは免疫学の常識です。これはエボラではない。また風邪に治療薬はありません。新型コロナは対処療法は確立しつつあります。これ以上どうしろと?

PCR検査値の読み方を軽く。今、全体の罹患率が0.1%だったとして、PCRの感度(陽性者のうち罹患者の検出率)が90%、特異度(陰性者のうち非罹患者の検出率)が90%だったとすると、ある人が陽性となったとき真に感染している確率はいくらか。人口は10万とする。

この時のマトリックスは次のようになる:

感染+感染-
陽性9009,90010,800
陰性10089,10089,200
1,00099,000100,000

陽性者10,800人のうちの900人だから900/10800=0.08333…。つまり8.3%だ。これはもちろん罹患率(事前確率)によって変わるが、1%としてもどうなるか、ご自分で計算してください。

と言う次第で、陽性者数に一喜一憂してはなりません、ということ。

追記:現在、死者は1,000人ちょっと。重傷者数も20数名。

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