米の属国ニッポンの自立はもはや無理であろう

Twitterを転載しておく―

新自由主義からの脱却を公約にした岸田氏、なんと新自由主義の旗手竹中氏を日本型資本主義会議に起用するとか。いやはや分裂した自我の典型ではないか。しかし、これとてもそもそも岸田氏が変えることのできるような事象ではないということだ。大きな世界の潮流に組み込まれてしまっている以上、彼は何もなし得ないし、自民党も変わらないだろう。

岸田さんも既定路線組のようだ。レントシーカーが甘い汁を吸い上げる。息子の巨大企業は業界の最上流だが、案件を下に流す間に鞘を抜く仕組み。下流企業はどうあがいてもそれまで。現代は所属する階層で決まるのだ。学歴格差が経済格差として、また学歴格差として固定化するわけ。

G-kidの学校は東大に80人ほど入るが、親の階層がすごい。彼らはその階層でツーツーカーカー持ちつ持たれつでやっていける。だからさほど苦労もなく回る。この国はすでに北朝鮮と同様に出身成分で人生が決まる。これを庶民はほとんど知らず「明日は今日よりも明るい」と幻想を追いかけている。

「鬼滅の刃」とか「親ガチャ」などが若者の間で流行るのは、彼らはこの厳然たる事実に気づいているからだろう。不条理だぁ!!!と思いつつも、しかし選挙でも変えられない、クーデターを起こす気力もない、とりあえず2Dとフィギュアの世界に埋没して代償満足するしかない。生命力の枯渇だ。

60年代安保闘争。左巻きの扇動により若者が暴れてみたものの、見事に挫折。気づけば自分が公務員に大学教員にと卆なく収まっている。所詮、ヤラセだったのだよ。天皇に賭けた三島は腹を切ったがこれも脳内空転の末路。美しいはずの死がグロになっただけ。

日米安保闘争も海外(中ソなど)の意図があったわけ。現在はアメリカの仕掛けた舞台で浮世狂言を演じるのが関の山。ならば「いい役」を得た方がいいだろう。極私的には4回去勢されてエディプス挫折したこの国が真に自立することはもはやできないと思っているが。

かくして、つまり究極の希望はジーザスの再臨なのだ。

(影の声:が、ニッポンキ業界などにいたら悲惨だからねー。繰り返すけどキリスト教はやめておけ、人生失うよ! 第二のエクソダスをお勧めします)

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