緑の季節
- 2008/04/26 18:19
- Category: 日記
今朝も4㌔。公園の新緑が深まり、これがまた気持ちイイ。自然は、ピンク、緑、赤、黄・・・と1年を通じて目と心を楽しませてくれる。そのうち『Dr.Lukeの三ツ池公園四季の移ろい』とかいった写真集を出しましょうか。
で、本日は午前中はプールとサウナ、午後は映画といきたいのですが、実は大学でニューキャンパスの記念式典がある。まあ、あまりこういったものは好まないのだが、今日は大学ホールで雅楽師の東儀秀樹氏のコンサートがあるのだ。というわけで、ちょっと覗いてこようかと・・・。
【ご報告】驚きました。雅楽師なのですが、少年隊の東山紀之のようにスリム。歳は私より3つ下。しかも、雅楽器を用いて、「は～るの、やよいのおッ～」の『越殿楽』は当然として、ロック、ジャズ、さらにクラシック音楽をこなす。これがナンとも新鮮。あのオペラ『ツーランドット』を篳篥(ひちりき)で演奏したのには感動!氏はピアノ、ギター、シンセもOKで、アンコールではピアノ弾き語りでジョン・レノンの『イマジン』を歌ってくれました!?ホント驚きました。
洋楽と雅楽では音階も違うし、リズムももちろん異なる。と、思いきや、雅楽器がシルクロードを渡って西洋に届き、それが今の西洋楽器のルーツなんだとか。だから雅楽器で西洋音楽も十分にイケル。この意外なコラボで楽しませてもらいました。彼が言っておりました、「私は単純に自分の感性の感じるままに楽しんでいるだけです」と。これですね、すべての鍵は。楽しむこと。雅楽器の体験コーナーのサービスまであって、私の教え子の女子学生たちがステージで笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、竜笛(りゅうてき)を吹かしてもらいました。彼女たちは吹奏楽で西洋楽器派なんですが、さすがに戸惑っていましたね。
なお、NHKの大河ドラマ『篤姫』にて、孝明天皇役で5月29日に出るそうです。ちなみに東儀家の先祖は渡来人のあの秦氏とか（ネストリウス派、景教徒→詳細）。シルクロードはやはりロマンがあります。