新改訳聖書の裏事情
- 2010/05/16 09:25
- Category: 信仰
実に気持ちのイイ走りでありました。また池の外来種の駆除とかで、おじさんたちが集結しておりました。外来種は在来種を容易に駆逐してしますのです。これはニッポンキリスト教も同じ。素朴な在来種が威勢の良い外来種に食われているのが現状。
で、最近再建主義の富井氏が新改訳聖書とロックマン財団、さらにメーソンやイルミナティとの関係を追及しています。新改訳聖書の翻訳と出版を巡ってはロックマン財団とかなりややこしい裏事情があったようですね(→新改訳聖書刊行会)。例のJ-Bibleをめぐっても大変だったと伺っておりますが、このニッポンキリスト教なる業界とうかつに関わると人生を大変になることは間違いありません。
さらに私もお世話になっている有名なScofieldについても問題提起がされております。トンデモな人物であったとか・・・。ロックマンにしろ、スコフィールドにしろ、メーソンやイルミナティの目論見に従って、富井氏の言う悪魔の教え「プレミレ」の刷り込みを意図しているというわけです。
いずれにしても、デューイ・ロックマンがフリーメイソンであることを公言するロックマン財団が隠し持っているフリーメイソンの計画によって、新改訳聖書は作られており、福音派のクリスチャンは、この聖書とプレ・ミレによって骨抜きにされ、彼らの計画を妨害しない「おとなしい羊」言い換えれば「塩気のない塩」になりさがったということなのだろう。
ちなみに聖書の翻訳の問題点については私の20年以上の友人であるエレミヤ氏が「改ざんされる聖書」として題して、カナリ前からすでに指摘しているところです。
ニッポンキリスト教のJ-Bibleが1万円以上もするのに対して、英語やギリシャ語、さらにはヘブル語の聖書はたとえば、e-Swordなどを使いますとタダで各種聖書やコメンタリー、レキシコンなどが手に入ります。・・・が、さてさて、みなさん、これらの手元の聖書テキストが信頼できないとなると、どうしたらイイと思いますか?誰もがヘブル語やギリシャ語ができるわけでもなし、その写本自体も信頼できないとかなりますとねぇ。フェイクの時代、混乱は深まるばかりでありまして・・・。
参考までに(Wikiより):
リベラル神学者田川建三の『書物としての新約聖書』(ISBN 978-4326101139)は聖書翻訳の歴史と問題点を懇切丁寧に解説した大著であるが、新改訳聖書についてはpp.694-695で簡単に触れられて、どこまで原典に忠実な訳であるかは「この新改訳聖書については、そういうことを論じる気も起こらない」と酷評し「その系統の信者さんたちがご利用になさればよろしい」としている。
追記:困惑してしまった人は、今週のニーの黙想をご参照ください。