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トップ > 2011年11月17日

ME UPDATE

エジプトとトルコが反イスラエルの霊に堕ち、トルコはシリアと一触即発状態、そしてスンニ派のサウジとシーア派のイランがかなり煮詰まってきている。

サウジは中東最大の産油国。君主制で、厳格なワハーブ派。しかしアメリカは最大の顧客で、アメリカもサウジには気を使う。サウジの米国大使が暗殺された事件の背後にイランがいる証拠が挙がり、かくしてサウジ対イランはスンニ対シーアの枠を超えて、中東最後から二番目の対立拠点となっている。この記事ではイスラエル&アメリカがイランを叩く場合、サウジはそれに反対しないだろうと結んでいる。

一方で、元情報当局幹部にしてサウジの王子Turki al-Faisalは訪れたアメリカで、イランを叩けば破局的結果を招くし、それは愚か、しかもイランの核開発を止めさせることはできないと発言。サウジは国連と共にイランに対する制裁を行うとしている。

そしてイスラエルでは、国防相のバラクが、イランは核兵器用にウラニウムとプルトニウムの実験を行っていると指摘。

イスラエルは世界がイランの核開発を止めることについて懐疑的。

どうも事態はチキンゲームの様相を呈している。


追記:IAEAの新しいレポートによると、イランの核開発は軍事用であると明確になったようだ。これでイスラエルに対して大義妙分を与えることになる。

・Iran is systematically enriching nuclear fuel towards military applications.
・Iran ? since the late-1970s ? has been building clandestine nuclear facilities to evade international detection.
・Iran’s nuclear program no longer run by civilians but by the Ministry of Defense.
・Iran is steadily developing nuclear warheads.
・Iran is developing long-range ballistic missiles capable of delivering nuclear warheads against her enemies.
・Iran has made preparations to test its first nuclear bomb.
・Iran did not cease developing military applications for its nuclear program in 2003, as the CIA reported in its controversial National Intelligence Estimate in 2007, but rather accelerated its efforts to develop the Bomb.

アラブ連盟の査察を受け入れる意向のシリアを援護するために、ロシアの艦隊がシリア領海に入り、シリアに干渉することをけん制。

ますますバビロン化が進む現代世界

と題する記事を再建主義の富井氏が書いている。まことに同意する次第であるが、この先の展望が全く異なる・・・。まあ、それは置いといて・・・。

アメリカがバビロン化していることは私もすでに何度も指摘し、2008年に『時を見る目シリーズ』を24回メッセージした。そのひとつの重要なテーマがバビロンだった。シヌアルの地に発し、ニムロデによって発展、さらにバベルの塔から、古代バビロンへと続く反逆の霊の系譜である。今、2010年のティッピング・ポイント、2011年のマニフィストの年を過ぎようとして、今、まことにそのシリーズで私が警告*1した通りになってしまっている。来たる2012年はアンコトローラブル&デストラクション。しかし、もし、その危機を鮮やかに解決する者が出現した時は、読者よ、よく読み取るように(Matt 24:15)。

富井氏は、バビロンとは反逆のイスラエル、獣とは悟りのない異邦人であるとしている。私的には七つの山にすわる大淫婦とは、ローマ・カトリックであると認識している。黙示録17章の記述を素直に読まれると、まことにカトリックの光景であると分かるはずだ。そもそも七つの山の都市とは、ローマである。いずれ(あるいは、すでに)諸プロテスタント、さらに諸宗教もこれに融合される。その霊的統合体が霊的バビロンだ。

かくして最近のカトリックの動きを見てみると、まことにこの大淫婦の成就であると分かる。世界中央銀行と世界統一政府の提唱。バビロンには霊的側面(Rev 17:1-18)と経済的側面(Rev 18:1-24)があるが、見事にそれを融合し得るのがバチカンである。具体的にはNew World Orderの実現だ。

私の言うことがその通りに成就するのは何故か、とご質問をいただいたことがあるが、もしそうであったとすれば、私が世界や人々を、御言葉の世界観と価値観を通して見ていること、また内なる御霊の教えて下さることを語っているからだ、とお答えするにとどめたい。私は決して霊能力者でもなければ、占い師でもないし、預言者とも思ってはいない。元より、ニッポンキリスト教的ないわゆる牧師などではさらさらない。単なるフツウのロッポンギとJazzが大好きな*2チョイ悪LEON系のオヤジに過ぎない*3

大切な点は、外なる聖書はすでに終わった未来を完了形で語っていることだ。そして内なる御霊は、今ココで、イエスからのものを受けて証しされ、さらにこれから起こることも語って下さる(John 14:26,16:13)。今後、外なる御言葉と内なる御霊にどれほど頼る必要があるだろうか。加えて霊を感じること。有視界飛行の時代は終わった。計器から目を離すならば、たちまち落ちることであろう。多くのいわゆるキリスト教徒が背教・棄教へと落ちていくであろう。

あなたがたのばあいは、キリストから受けた注ぎの塗り油があなたがたのうちにとどまっています。それで、だれからも教えを受ける必要がありません。彼の油がすべてのことについてあなたがたを教えるように、―その教えは真理であって偽りではありません。―また、その油があなたがたに教えたとおりに、あなたがたはキリストのうちにとどまるのです。-1John 2:27

また今年はこれでは終わらないとすでに語ったが、何かを、少なくともあとひとつ、私たちは目撃することであろう。あるいは11.11においてすでにッポンの終焉の開始を見ている。下手をすると、それに巻き込まれることであろう。あるいはすでに巻き込まれている。これから起きることは私たちの想定をはるかに超える。ゆえに、目を覚まして、見張れ、と主は言われるのだ。

だから、目をさましていなさい。あなたがたは、自分の主がいつ来られるか、知らないからです。-Matt 24:22

■参考:預言の霊的機序

*1:あえて預言とは言わないでおく。
*2:あと、ヤザワをこよなくリスペクトしている。
*3:年齢はリッパなオヤジではあるが、マッチョ系で若いし、それなりダンディで通っているのだ(←ツッコマナイ!)

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